Home > 巨木たち(地域別) > 福井県

福井県 Archive

福井県勝山市 飯盛杉(いいもりすぎ)


SONY α7II / SONY FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G

「岩屋の大杉」から散策路を少し登った先にある稲荷神社本殿横に待ち受けるのが、この「飯盛杉」。ちなみに東京の高尾山に「飯盛杉(めしもりすぎ)」という巨樹があるそうですが、そちらとは読み方が違います。勝山市のものは「飯盛杉(いいもりすぎ)」です。ちょっとややこしい。 全文を読む

福井県勝山市 岩屋の大杉


FUJIFILM X-Pro2 / XF 16-55mm F2.8 R LM WR / Film Simulation PROVIA
SONY α7II / SONY FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G


永平寺の道の駅で仮眠を取り(1時には到着してたのに神経が繊細なto-fuさんは雨がうるさすぎて全然眠れなかった)5時起床。相変わらずの大雨に凹むも、まあ雨なら雨で巨樹が綺麗に見えるし別にいいかあ…なんて気楽に顔を洗ったりコンビニで朝飯を調達しつつ、大雨の影響で柴犬サイズの落石がゴロゴロ転がる山道に怯えながらも6時には無事現地に到着しました。

ここ「岩屋の大杉」は福井県が誇る巨樹群の中でもちょっと別格でして、何となくここに来ずして福井の巨樹語るべからず的な強迫観念すら感じる、福井巨樹帝国の皇帝と言えるでしょう。当然ずっと気になっていたんですが、ホント遠いんですよ。勝山って。京都市内からだと名古屋に行くよりも遠いですからね。ずっと先延ばしにしていたわけですが、あの高井の千本杉を有する奈良県のRYO-JIさんをして「to-fuさん、あれは行っといた方がいいですよ。」なんて言わしめる巨杉は一体どんなものなのか。気になるに決まってるじゃないですか。もう欲求を抑えることなんて出来ませんでした。約200kmって実際来てみると大した距離じゃないですね。 全文を読む

福井県敦賀市 西福寺のスダジイ


FUJIFILM X-T20 / XF 10-24mm F4 R OIS / Film Simulation PROVIA

RYO-JIさん、狛さんと何故か敦賀で集合。3人でヨーロッパ軒本店にてソースかつ丼を食し、食後の散歩がてら徒歩で行けそうな範囲にあるという理由から、「気比の松原」の砂浜を経由してこの「西福寺のスダジイ」を目指しました。いやまあ何と言いますか、ぶっちゃけ歩くような距離じゃなかったですよね 笑


1枚目のものと2枚目のものは別株で共に敦賀市の天然記念物指定、やや大きく見える1枚目のものは加えて新・日本名木百選にも指定されています。


サイズで見ると巨樹としては少し物足りないと言いますか、正直なところ迫力・インパクトで魅せるタイプの個体ではないように思います。


しかし間近でじっくり見ると流石の貫禄。どうやったらこんなにウネウネ育つんだろう…と思わずにいられない不思議な形状をしているのです。枝がペタペタと幹に癒着していくのでしょうか。薄暗い森の中で出会うとちょっとドキッとしそうな風貌ですねえ。


葉は春にして既に秋を思わせるほど色味が淡く、今にも落葉してしまいそうに見えます。幹に着生した葉っぱやコケの方が余程青々として健康そうに見えるほど。しかし椎の葉とは元々そういうものなのだそうです。


幹だけ見るとなかなか苦労していそうな老木…といった印象でしたが、なるほど少し離れてみると樹勢はまだまだ強そう。地元の方に大切に扱われているであろうことは伺えたので、今後も健康な姿を保ってもらいたいものです。

西福寺のスダジイ(御影堂に向かって左側のものを記載)
敦賀市指定天然記念物、新・日本名木百選
樹齢 約600年
樹高 8m
幹回り 7.75m

福井県小浜市 加茂神社の大スギ


FUJIFILM X-T20 / XF 10-24mm F4 R OIS / Film Simulation PROVIA
FUJIFILM X-Pro2 / XF 35mm F1.4 R / Film Simulation PROVIA


5月10日の巨樹巡りシリーズ。若狭町から小浜市に入り、新平野駅脇の高架から線路を越えて加茂神社へと向かいます。加茂神社は田園風景が延々と続く、のどかな集落の奥にありました。


太平洋側の直線的に伸びるオモテスギではなく、日本海側に多く見られるウラスギだと思われます。公式には幹周6mということですが、ご覧のとおり高さ3mを超えたあたりから幹がぶわっと膨らんでいるため数値よりずっと巨大に見え、遥かに迫力を感じます。


健康そうな枝っぷり。幹を見ても痛みは感じず、まだまだ若い。これからもグングン成長することが想像できます。


あんなにスリムな根元で支え切れるのだろうか…と心配になってしまいますが、ウラスギとはそういうものなのでしょう。自分は太平洋側で育ったからかウラスギという存在があまり身近なものではなく、スギがこんな形状をしているというだけでも驚きだったりします。(流石に少しずつ慣れてきましたが。)


本当に立派なスギだ。小浜には他にも「若狭姫神社の千年スギ」という立派なスギがありまして、単純な大きさや迫力で言えばそちらに軍配が上がるのですが、あちらは根元を見たり直接触れたりすることが出来ない点がちょっと物足りないのです。

あちらの千年スギは神様のように崇高で遠い存在に感じるのに対して、こちらはもっと親しみやすい集落代表の爺さまのようなイメージ。やっぱり間近に寄り、触れられるというだけで総合点を結構底上げしてくれるような気がします。個人的には千年スギよりもこっちの方がゆっくり見ていられるし、見ていたいかなあ。


手入れが行き届いていて気持ちの良い神社でした。
ちょっと腰を下ろして空を眺めていたら1時間も経ってるじゃないか。みたいな空間。また来たい。


この大スギの他にも鳥居から少し南に歩いたところにあるムクノキ、隣のゲートボール場の隅にあるムクノキもなかなか立派なものです。お越しの際は併せてどうぞ。

鳥居南のムクノキはこの石碑に書かれているように天然記念物指定された立派なムクですが、残念ながら根元から大きく朽ちてしまい樹勢が衰えています。かつてムクノキとしては愛媛県新居浜市のものに次ぐナンバー2の大きさだったそうですが、現在の姿は正直なところ魂の抜け殻のように感じました。

加茂神社の大スギ
小浜市指定天然記念物
樹齢 約500年
樹高 約25m
幹回り 約6m

福井県三方上中郡若狭町 信主神社のケヤキ


FUJIFILM X-T20 / XF 10-24mm F4 R OIS / Film Simulation PROVIA
FUJIFILM X-Pro2 / XF 35mm F1.4 R / Film Simulation PROVIA


信主神社本殿に寄り立つケヤキ。参道からパッと目に飛び込んでくるその様はどう見ても御神木ですが、御神木ではないんだそうな。こちらのタブノキが正式な御神木のようです。


それにしてもケヤキらしからぬ様相。これは瘤と呼んでいいものなのか。
他の植物に寄生されていることもあり、遠くから見ると「何だあれ」という感じでした。樹皮もなんだかケヤキらしくないし。


正直、ちょっと不気味です。まるで人面瘡のような。
ケヤキの成長過程で何が起きたらこんな瘤が出来るのか。
とにかく目を惹くのはこの瘤でしょう。


瘤の上部はもう何だかよく分からないことになっていました。
近くで見ると1本の木なのにミニジャングルのようだ。ミニチュアの猿が暮らしてそう。
あぁ毟り取ってあげたい。


この信主神社の巨樹は…とにかくツタや寄生樹が目立つのです。これなんか簡単に剥ぎ取れるし、取ってあげればいいのになあなんて思うんですが、それなりに地元に愛されている様子ではあるので単に放任主義だというだけの話なのかもしれません。


まず地上5mの辺り(瘤の上部)で片方の幹が欠損、その他にもそれなりに枝の欠損が目立つものの樹勢はまずまずで健康そうに見えます。


この場所の関係者の方がこっち(ケヤキ)は樹齢1,000年行かないくらいだなと仰っていましたが、どうなんだろう。あまり成長を促進する環境だとも思えないため単にサイズでは語れませんが、1,000年はちょっと言い過ぎかなあ…と感じました。樹皮の感じからは結構若い印象を受けました。

信主神社のケヤキ
樹齢 約1,000年(実のところ500年くらいでは…)
樹高 約20m
幹回り 約6.9m

ホーム > 巨木たち(地域別) > 福井県

CATEGORIES

Return to page top