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LIGHT LENS LAB V2LC 35mm F2 周八枚 Archive

Diary


LEICA M10 / LIGHT LENS LAB V2LC 35mm F2 周八枚

今シーズンの桜は終わりか。なんて言っておきながら舌の根も乾かぬうちに、遅咲きの桜たちを眺めに京北まで行ってまいりました。常照皇寺の「九重桜」は既に散り初めて終了気味、京都最遅の桜「黒田百年桜」はまだ咲き始めということでイマイチな結果に。もちろん各サイトで事前に開花状況を調べることもできましたが、まあそんなことしてもおもんないですよね。だからこれでいいのです。こちらは苦し紛れに撮ってきた常照皇寺山門の前に立っている別の桜。黒田百年桜が満開を迎えるのは来週半ば頃でしょうか。別に追いかけてもいいんですが、流石に今度こそ今年の桜はもうええかな…な気分になっています。そろそろ桜よりもケヤキやトチなんかの新芽を眺めに行きたい。


気持ちを切り替えて花より団子、です。よもぎもちを購入して河原で野立てコーヒーと一緒にだらだらと。こうして柔らかな日差しを楽しんでいる分にはコロナもくそも関係ありません。最高ですな。

円山公園枝垂れ桜 2021


PENTAX K-1 / PENTAX HD PENTAX-D FA★50mm F1.4 SDM AW
LEICA M10 / LIGHT LENS LAB V2LC 35mm F2 周八枚

朝の散歩ついでに円山公園のシダレザクラを眺めてきました。一昨年にも訪れて一度巨樹記事としてまとめているので、今回は巨樹カテゴリーではなく写真日記としての投稿。例年と比べると異常とも言えるほど開花の早い今年なのでもう見頃かも、なんてやって来ましたがええ、本当に綺麗ではありませんか! 全文を読む

三重県津市 椋本の大ムク


SONY α7III / SONY FE 24mm F1.4 GM SEL24F14GM

2019年10月に訪問したきり記事にまとめていなかったムクノキの巨樹。この度再訪したことをきっかけに紹介してしまおうと思います。写真のほとんどは2019年時点のもの。(この1年半の間で大きな損傷が見られなかったため、初回撮影分の写真を優先的に掲載しようと思います。最下部に数点だけ2021年3月現在の写真を掲載しています。)

ふと思い立って深夜に京都市の自宅を出発、まだ薄暗い日の出前から撮影を開始しました。兵庫県の「三日月の大ムク」についで全国第2位の大きさを誇るムクノキの巨樹「椋本の大ムク」。全国2位のムクということで、視界に飛び込んできた姿はまるでケヤキか何かと見紛うほど巨大なもの。今すぐ駆け寄りたい気持ちを抑えつつ駐車スペースに車を停め、身支度しながら朝一番のホットコーヒーを淹れて巨樹の麓へと向かいます。 全文を読む

和歌山三重巨樹めぐり 最終日


LEICA M10 / LIGHT LENS LAB V2LC 35mm F2 周八枚

23時就寝6時起床。睡眠スコアは75。まずまず。当たり前のことですがフトンで寝るというのは素晴らしいですな。ネブクロとは疲れの取れ方が全く違う。持参したコーヒーを淹れてのんびり準備。今日は巨樹を1本だけ見てすぐ帰る予定なので慌てず焦らずゆっくり身支度します。8時にチェックアウトを済ませて出発。景色がどことなく群馬県の「横室の大カヤ」の辺りと似ていて、何だか懐かしい気持ちになりました。まあこの手の畑・山・空という光景は日本中どこへ行こうと変わらないのかもしれません。 全文を読む

永遠のソール・ライター @美術館「えき」KYOTO


LEICA M10 / LIGHT LENS LAB V2LC 35mm F2 周八枚

なんというか、ついこの前もやってなかった?どうせまたやるんでしょ?感の強いソール・ライターの写真展ですが、ちょうど目の保養期間ということもあって仕事から離れたい一心でJR京都伊勢丹の7階、美術館「えき」KYOTOへ行ってまいりました。新型コロナ流行以降、電車や百貨店等こういった人の集まる場所を徹底的に避けてきたこともあって、とにかくまあ緊張しますね。

で、肝心のソール・ライターさんの写真。予想どおりと言いますか、ぶっちゃけワタクシこの人の写真あまり好きじゃないんです。「あまり好きじゃない」は語弊があるか。「見ても何も感じない」の方がニュアンスが近いかと。これだけ有名な写真家なので生プリントを見たらそれはもう物凄いのでは?と期待して向かいましたが、別段そんなこともなく…でございました。ハイ。予想以上にボリュームがあって見世物としては悪くなかったと思います。少なくとも1,000円払ったことを後悔するレベルではない。唯一面白かったのはベタ焼きが公開されていたことですね。どんな写真が一番好きかと言われたら即答でベタ焼き!と答える私ですから、これは興味深く見させていただきました。

ベタ焼きを見るとなるほど、ソールおじさんって街角スナップでもワンカットのために余裕でネガ1本まるごと連射するスタイルなんですね。同じようなカットが36枚続いていて、そこから一番気に入ったものをセレクトするスタイル。これは街角スナップにインスピレーションとライブ感しか求めない私のスタンスとは完全に真逆だったもので、ソールおじさんの写真が自分の琴線に触れない理由が分かったような気がします。

仕事を終えて会社から出たら青空が綺麗だったから1枚、写真を撮り歩く暇もないから通勤電車のつり革を1枚…私はそんな写真が好きな人間なのですよ。ソールおじさんの写真はどことなく「カッコいいスナップ写真を撮るために週末だけカメラを持ち出して郊外からトーキョーにやって来る人の写真」的に感じられると言いますか、どうもライブ感が感じられないんですよねえ。その地に生きているからこそ撮れた一枚だという気配を感じない、どうも無機質に思えてしまうんですね。私は一枚の写真を通して撮り手の人生を覗き見たいのです。


今日一日を総括するとソール・ライター展よりもヨドバシカメラで触ったフジの中判カメラの方がワクワクしたなとそういうことですね。

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