Home > Life Log

Life Log Archive

Diary


FUJIFILM X100VI

越前海岸はとても気持ちよかったのだけど、やっぱりそろそろ気楽な一人旅に出かけたい。
思えば先月の四国旅もムスメと一緒だったし7月の頭に出かけたきり一人で遠出していなかったのだなと。
まあ行動不能ターンと化す真夏がこの世から消え失せてくれないことにはどうしようもないか。

なお本来は能登半島ドライブ旅の予定でしたが流石に今は観光どころでは…
遠くで祈ったところで単なる自己満足ですから現地で少しでもお金を落としたかったのですが。それにしても今はまだ。ねえ。


候補地はこんなところ

・恒例の志々島
毎年夏を終えると無気力鬱状態が継続しているので、やはり志々島みたいなところで静かな海を眺めるのが理想的ではある。

・数年ぶりに祖谷エリア
祖谷の鉾杉を再訪したいのが一つ。あの恐ろしく何も無い奥祖谷の山中でみかん片手に時間を忘れてぼけーっとしたいという理由もあり。

・未踏の地、徳島県南部をねぶり回す
主に新規巨樹をめぐりつつ美しい海も山も楽しめる贅沢プラン。ただし今の精神状態に対してハイカロリー過ぎるのが不安。

・静岡県西部か長野県南部
今年の春に愛知県東部を攻めたのでその延長線。未見だらけの宝の山だけど往復の高速道路(主に伊勢湾岸道。みんな運転荒すぎ。)が嫌いなもので。

福井旅


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

昭和平成ノスタルジー的な土産物屋が潰れて毒にも薬にもならないカフェやジェラート屋が幅を利かせる日本の観光地。
しかし往来を眺めていると中年高齢者はもちろん、不思議なことに若い世代も昭和平成ノスタルジーへと吸い込まれていくわけで。
これは一体なあぜなあぜ?と考えておりました。何しろヒマなのでね。

少し考えてみたら何のことはない。私のようなおっさん世代からすると中途半端に古くて気恥ずかしいそれらが若い世代から見たら非日常で斬新なモノに見えるという、それだけの話なんじゃないかなと。今さらフィルムカメラがウケるのと同じこと。(私が4万円で買って13万円で嬉々として売却したCONTAX T3なんて今や整備品は30万円オーバーとか…)彼らにとっては未知の世界。

ただ小綺麗なカフェやジェラート屋なら都市部では何も珍しくないわけで。わざわざ観光地に来てまで日常をトレースする必要ある?という至極シンプルな話でございましょう。


そんなことより突然空気が秋に変わってびっくり。
旅行で家を空けるとき以外は6月からずっと24時間フル稼働だったエアコンを初めてOFFして眠りにつきました。

しかし雨が降らん…この2ヶ月くらい雨の日といったら台風の日の朝に数時間降ったきりで他に何度か数分パラパラ小雨が舞っておしまい。
本当に今年の京都市は呪われてるとしか思えない。

福井旅


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

稀代の悪僧東尋坊を酔っ払わせてエイヤッと投げ込んだと云われる東尋坊。
うーん、東尋坊サンもこんなところまで連れて来られた時点で色々疑うべきだったと思いますが。

高さは20mくらいでしょうか。崖のふちに立って覗き込むと当たり前だけどやっぱり怖い。
もし今誰か頭のおかしい奴に押されたら簡単に死ねるぞ。
まあ何らかの恨みを買っていたら友人知人や家族に突き落とされる可能性だってあるわけで、やはり他人に恨まれるようなことはするなよ?というのがこの地で得るべき教訓なのか。キャー目の前でいきなり滑り落ちたんですー!とか言われたら完全犯罪不可避じゃない?これ。


こちらの方々は皆様常識人ですが、中には当然際どいところで記念撮影するやつだっているはずで。
年に何人かうっかり落ちて亡くなっていたりしないのだろうか。
もし雨が降って足元が濡れていたら私は崖の淵まで行けなかったなあ。


駐車場のおっちゃん曰く今でもそれなりにその手の志願者の方も来られるそうで、負の側面を残しながらも昔ながらの柵なし注意書きなしストロングスタイルで観光名所として在り続けているのはなかなかすごいなと思ったり。「東京で死ね!」の看板で有名な青木ヶ原樹海みたいになりそうなものですが。(わざわざ死ぬために遠方から自分の地元までやって来る、というのはどう考えても気分のいいものではない)

私みたいな小物からすると、こんなところからダイブする勇気があるなら人生何とでもなりそうな気がしてしまう…

福井旅


FUJIFILM X100VI

案の定天気予報は一切当たらず雨は一滴も降らなかった。
まあおかげさまで9月中旬にして余裕で海水浴が楽しめたわけですが。
宿の目の前が海!ということで夜は砂浜に腰掛けて地物の甘エビと地酒、北の庄を。

過去一では?と思うくらい美味しい甘エビの刺身に対して、北の庄は私の好みではなかったのだった。


東尋坊は私の期待値がマイナス50くらいだったこともあるけど、予想よりはずっと良かった。
学生さん?くらいの若い観光客が多くて驚き。

いい感じにくたびれた昭和レトロ、平成レトロ感溢れる飲食店や土産物屋がどこの観光地にでもありそうな薄っぺらいジェラート屋やカフェに変わり始めているので、訪れるならこの数年内かなあという感じですね。

Diary


PENTAX 645Z / PENTAX smc PENTAX-FA645 33-55mm F4.5 AL

稲穂に付着した小虫が飛び立ったところを捕食しているのだろうか。
コンバインの周囲を大量のツバメが飛び交っていて、くそ暑いながらも少しだけ季節の移ろいを感じるいい風景だった。


今年初めての秋を感じる薄雲。今週末は天候が崩れて来週からようやく暑さが落ち着くらしい。
まあ名残惜しさ皆無なんですけど。今日だって36℃ありますし。いいかげんにしろと叫びたい。

明日の福井嶺北は雨の予報。
旅先が雨だとテンションが下がるわけですが、雨降りの景色を見ない期間があまりにも長すぎたため今回ばかりは雨を浴びることを渇望している。
ソロの写真旅ではないのでX100VI一台だけで自重するつもりだったけどどうしようか。全身ずぶ濡れになって雨の日本海をビシバシ撮りまくりたい気分。

ホーム > Life Log

CATEGORIES

Return to page top