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Leitz Summarit 50mm F1.5 “山崎ズマリット”

旅の断片


LEICA M10 / Leitz Summarit 50mm F1.5 “山崎ズマリット”

丸亀のハローズ(24時間営業のスーパー)で志々島滞在分の食料とお酒を買い溜めし、いつもの神社へ。
ひとしきり海を眺めたら旅の安全を祈願して朝うどんへと向かう。


防波堤に腰掛けて早朝の瀬戸内海をぽけーっと眺めるいつものパターン。
たまにどこか遠くで響く汽笛が旅情をかきたてる。

時間があれば周辺をぷらぷら散歩したかったのだけど、今回はあまり時間がないので断念。
(というか買ったナマモノが傷んでしまうので敢えてギリギリの時間に買い物したわけですが。)


山崎光学でいわゆる「山崎磨き」してもらったこのズマリット1stを手に入れて以降、ズミルックスの出番がほとんどなくなってしまった。
しっかり写るんだけどオールドライカ特有のユルさもあって、そのユルさが旅レンズにとてもよく合うのです。

今回の旅に持って行こうか直前まで思い悩んだライカだけど持って行って正解だったと思う。
ただ目の前にある景色を撮るのに便利機能も超高解像度も要らないわけで、シンプル極まったライカが一番気持ちよく撮影できた。
志々島に大クスさえなければライカ1台だけ持って朝から晩までのんびり撮り歩いてみたいくらい。
ヘンテコな色味に転びやすいライカは巨樹撮影に不向きすぎるのが欠点なんだなあ。

Diary


LEICA M10 / Leitz Summarit 50mm F1.5 “山崎ズマリット”

美山河鹿荘からかやぶきの里まで散策路をぶらぶら撮り歩き。
最近のスナップカメラはGFXとX-H2のフジフイルム兄弟ばかりだったけど、やはりLEICA M10での撮影は楽しいのだった。


幹周5.1mのトチノキ。もちろん新緑の時期にはまだ早いのですが。
枝先には既にカラメルシロップでコーティングされたかのようにツヤツヤな新芽が育ち始めていた。
寒い山の中で育つことが多いトチノキは、べとべとした樹脂で新芽を覆って冬の寒さから身を守るのだそう。

そういえば過去何十回も訪れていながらこのトチノキを記事として掲載できていないので、今年こそは撮影して記事にまとめてしまいたい。


OM SYSTEM OM-1 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

少し育ちすぎてしまった感のあるフキノトウ。
探し回るとまだつぼみのもの、開ききっていないものも見つかったので今晩の天ぷら用に少しだけ頂戴する。
流石にかやぶきの里内は全滅ですね。近所のおばちゃんと観光客に根こそぎ採られたのか影も形もありませんでした。

道の駅 美山ふれあい広場でまつだファームの燻製ベーコンと豚タンの燻製ブロックを購入して帰路へ。
まつだファームのベーコンは液体に漬けて香り付けしただけのバッタモンとは違う本物の燻製ベーコンでとても美味しい。
それも豚肉を買ってきてソミュール液から仕込んで自宅で燻製して…というあの手間を考えたら恐ろしく安いと思う。利益が出ているのか謎。
今晩はフキノトウの天ぷらと日本酒、明日は燻製ベーコンとワイン。この時期の美山は最高すぎる。

Diary


LEICA M10 / Leitz Summarit 50mm F1.5 “山崎ズマリット”

先月後半色々あってバタバタしていたらさっさと春が訪れてしまい困惑している。
ふきのとうの天ぷらを食べたかったけど、もう微妙に時期が過ぎてしまったかもしれないなあ。
四季の変化を意識することを大切にしたいのです。主に食の方面で。


OM SYSTEM OM-1 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS / 1.4x Teleconverter MC-14

野鳥撮影機材とも少しの間お別れかな。
ここ数日は野鳥を探すよりもナズナやタンポポなど小さな春を探す方が楽しい。
これでケヤキやカツラに新芽でも芽吹き始めたら、もう野鳥どころではなくなるなこれ。

Diary


LEICA M10 / Leitz Summarit 50mm F1.5 “山崎ズマリット”

いよいよ春めいてきました。暖かい。
そろそろ冬服をクリーニングに出して車もサマータイヤに交換だなあ。


なぜか毎日散歩の度に撮ってしまう、気になる木。
この冬だけで何十枚も似たような写真を撮った。

去年はわりと遠くに行って海や巨樹を眺めたりとアグレッシブに過ごしてきたけれど、今年はもう少し身近なところも散策してみたいと思っている。
三重の青山高原とか滋賀の余呉湖とか。今年は昨年以上に混雑しそうな又兵衛桜を回避して余呉湖でのんびり桜を眺めるのも悪くないかもなあ。
しかしまあ、兎にも角にもまずは今年一発目の志々島の大クスをキメておきたいのだった。

山崎光学写真レンズ研究所で山崎ズマリットとして生まれ変わる


OM SYSTEM OM-1 / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

昨年10月に購入したLEITZ SUMMARIT 50mm F1.5。前玉拭きキズあり、中玉に薄クモリありで6万円ほどの個体でした。
ええ、新宿の山崎光学さんで所謂”山崎ズマリット”として生まれ変わらせるために購入した傷物の中古品。
購入時の条件は「外装きれい、ヘリコイドや絞りリングの動き良好、カビ無しの極力安いもの」でございました。
山崎さんはあくまでレンズの研磨、コーティング屋さんなので、オーバーホール的な調整となると専門外なのでは?という判断です。

山崎磨きを依頼してから4か月の時を経て昨日ズマリットが帰ってまいりました。
約4か月、費用は34000円。レンズの元値と合わせると9.5万円ほど。
美品ズマリットの中古相場は13~15万円ほどなので、山崎光学の再コートレンズがそれ以下の値段で手に入ったと思えば上々ではないでしょうか。

受け取っての第一声は「美しい!」
ええ、これはお願いした甲斐がありましたよ… 全文を読む

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