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2022-03

香川の記憶 粟島


LEICA M10 / TTArtisan 28mm F5.6

あの日見た景色をトレースしてみる。

粟島 GR1s
RICOH GR1s / Kodak 400TX / D76 (1:1) 41℃ 撹拌ゼロ7:50放置プレイ

約11年前に撮った写真。
当時はまだフィルムカメラで撮って現像→暗室プリントしたものをスキャンしてデータ化していた。
こういうのを見てしまうと、やっぱりモノクロは銀塩に限るわ…と思わざるをえない。
粒子がどうこう以前の話で、一枚の写真に対する熱量みたいなものがフィルムとデジタルでは全然違うんよな。

香川の記憶 粟島


FUJIFILM X-Pro3 / FUJIFILM XF 35mm F1.4 R / Film Simulation “PRO Neg. Hi”

20代の頃撮り歩いた景色が何一つ変わることなく存在していた。
初めて訪れた当時はまだ東京で忙しないサラリーマン生活を送っていたため、ここで過ごした時間が本当に衝撃的だったのを思い出す。
こんな暮らしもありだったんだなと。

当時思い描いた理想的な自分の未来像ではないような気がするけれど、それでも決して悪くはない選択をしてきたのではないかなあ。


巨樹撮影のために訪れた島の小さな寺院。
早咲きの河津桜がとても美しかった。

Diary


LEICA Q

所用のためヨドバシカメラへ。今回急遽とあるバック紙が必要になりまして、Web通販の到着を待っている時間的余裕がなかったのです。ヨドバシに行くのは恐らくコロナ禍に突入してから初めてのことかと。せっかくの機会なので、色々と気になっていた機材を舐り回してきました。本当に今更ではありますがPENTAX K-3 MarkIIIとかNIKON Z 9とか、SONY α7RIVとか。

ワタクシ手持ちの機材で既に十分満足しているのでAPS機やフルサイズ機に関しては「ほーん。」としか思わなかった(ぶっちゃけ手持ちのLEICA M10やSONY α7RIIIと比べても、最新のカメラはEVFや液晶モニターが綺麗でいいなー…くらいしか思うところがない。)のですが、流石に未知の領域である中判デジタルだけは気になって仕方ありませんでした。ええ、正直申し上げて「凄まじく欲しい!」でございます。フジもハッセルもここまでコンパクトだとは。


HASSELBLAD X1D II 50C / HASSELBLAD XCD 45mm F3.5

フジもハッセルも金額的にはほとんど同程度。まあ実際買うならフジ、ですかね。ハッセルブラッドを触った感想としては「所詮北欧の片田舎スウェーデンの工業製品なんてこの程度のレベルか…」みたいな?真面目に21世紀のカメラとは思えないレガシーでした。ファインダーを覗いてからアイセンサーが働くまで3秒くらい待たされたり、細かいところが色々と酷すぎる。メニュー画面のフォントなどプロダクトデザイン面で見ると「金かかってるなこれ…」でいい感じしたが。日本の工業製品って凄いですよね。日本人はもっと誇ってもいいのではないかなあ。

香川の記憶


LEICA M10 / Leitz Summicron 50mm F2 2nd

いつもここで目覚め、夜明けの海を眺めながら散歩してから一日が始まる。
近くの若狭湾や和歌山県で眺める荒々しい太平洋もいいけれど、この香川県の穏やかな瀬戸内海は最も自分と波長が合うように感じる。


LEICA M10 / Voigtlander ULTRON 21mm F1.8 Aspherical VM

本日は自転車で北野天満宮へ。梅の花を眺めてぼけーっとして帰路についた。
朝晩さえ外して外出すれば上着が要らないくらい暖かい。とっくに春なんだなあ。

今年の冬は比較的温暖な近場で過ごすばかりで終わってしまったので、例年活躍する寒冷地仕様なダウンジャケットはほとんど出番がなかったなと。
この10年くらいで高機能かつ軽量な化繊ウェアが劇的な進化を遂げたこともあり、日本の冬恐るるに足らずという感がある。
しかしたとえ全裸になろうと抗えない高温多湿な日本の夏だけは相変わらず度し難いのだった。

徳島の記憶 加茂の大クス


LEICA M10 / TTArtisan 28mm F5.6 , Voigtlander ULTRON 21mm F1.8 Aspherical VM , Leitz Summicron 50mm F2 2nd

今回の旅では唯一の目的地。国の特別天然記念物「加茂の大クス」。
前回同様ズームレンズで効率よく撮影するのではなく、単焦点レンズをとっかえひっかえしながら時間無制限で巨樹と向き合おうと心に決めておりました。既に西日の差し始める16時着。ライカM10を抱え、上着のポケットに数本のレンズを放り込んで巨樹と相見えます。

訪問も今回で4回目?ということで、巨樹カテゴリーとしての投稿ではなく写真多めの日記としての投稿です。
「加茂の大クス」の詳細はこちらの過去ログをご参照下さい。 全文を読む

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