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愛知県東部巨樹めぐり


FUJIFILM X-T5 / FUJIFILM XF 35mm F1.4 R

昨日から一泊で愛知県東部の巨樹をめぐっておりました。いえ、巨樹を巡ったのは昨日だけなのですが。
4:30蒲郡市の竹島園地に到着。よし、せっかくだし夜明けの海でものんびり撮影するか!と気合いを入れて出発したわけです。が

くそ寒い…なんという強風。

ええ、一応日が昇るまで撮り歩いたものの、あまりの寒さに車へ退避。
日の出を眺めながら食べるつもりで持って来たドーナツをペットボトル水で無理やり流し込みます。(外はコーヒーを淹れられる状況ではなかった。)


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

巨樹密集地帯なので取捨選択が必要でしたが、それでも6時頃から回り始めて結局7本ですかね。たぶんほぼ50km圏内でこれ。
流石にもう巨樹はお腹いっぱいだったので16:30ホテルにチェックイン。
個人的には岡崎市の「切越の夫婦ヒノキ」と以前も訪問した「寺野の大クス」のセットだけで余裕で旅費の元が取れたと思います。
色々眺めましたが序盤のこの2本が感動のピークだった感は否めない。高速代をはたいてでも定期的に会いに行きたくなる巨樹だなあ。

あ、満腹と言えば回ったルートが山奥すぎて昼食スポットどころかコンビニも個人商店もなくてですね…
結局6時前にドーナツを食べて以降、ホテルにチェックインするまでアメちゃん数個だけで凌ぐことになりました。
最近こういうのはご無沙汰だったから車内の非常食が空っぽだったけど、カロリーメイトとかカップ麺とか積んでおいた方がいいなこれ。

堰が切れたかのように暴飲暴食して19時過ぎには早々に就寝。ほぼ完徹だったのでね…
5時にはチェックアウトする予定でしたが結局たっぷり12時間睡眠し、7時起床の9時チェックアウト。


昨日同様の晴天、そして昨日同様のポカポカ陽気。しかし昨日と違ってほとんど無風。
巨樹を見るなら昨日よりも今日だったなと。まあ満足度高すぎるのでヨシ。

脳も疲れてるし二日連続で巨樹を見る必要もあるまい、ということで琵琶湖沿いをふらふら撮り歩いて帰宅しました。
経験上数日のうちに10本も20本も詰め込んだところで結局あまり記憶に残らんのよね…

しかし久々に良い巨樹めぐりだった。これだけ冒険心が満たされたのは徳島県の巨樹を攻略し始めた頃以来かもしれない。
しばらく巨樹は見るよりも情報をまとめる方に専念するとして、来月はそろそろ四国でぽけーっとのんびり日光浴したい気分。

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

昨晩は22時就寝、6時起床。
慣れない雪をズボズボ踏み抜けながら一日歩き回ったからか持病の膝痛が発症して右膝が曲がらない。
そして左手人差し指にも持病の腱鞘炎が発症して、こちらもやはり激痛&曲がらない。
膝痛はコロナ禍序盤にウォーキングしすぎて持病化、指の腱鞘炎はたぶんキーボード叩きすぎとかで職業病。
靴下を履くのに10分くらいかかったりと色々大変だったけど一応歩けるくらいには体が解れてきたので辛うじてチェックアウトをすませた。

朝の散歩がてら、しばし海辺をぶらぶら。


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

これは以前から考えていたことだけど、腱鞘炎対策でGF 32-64mmは手放そうかなあと。
重さと太さ、色々な悪条件が重なってレンズの重みを保持する左手の指に対して多大なダメージを与えているような気がする。
GF 110mmとかμ4/3の100-400mmとか他の超重量級レンズだと腱鞘炎にはならないので、私の手のひらのサイズがGF 32-64mmと絶妙にマッチしないのだろう。

思い返してみると32-64mmを購入したのは巨樹撮影のときに35-70mmより少しでも広角側を広げたい、というのが一番の理由だったわけで、それから20-35mmが手元にやって来た今となっては別になくてもそこまで困らないよな…というのが結論。もちろん少なからず性能にも値段なりの差があるわけですが。しかし私は腱鞘炎の苦痛から解放されるなら、描写性能が多少損なわれる程度のこと甘んじて受け入れよう。

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

さらばネコノシマ。
次回はもっとのんびり過ごしてみたい。
まあ初回はどうしても忙しなく歩き回ってしまいがちなので、こんなもんでしょうかね。


定期船からぼけーっと景色を眺めながら、次に来るときはどんな機材を持って来よう…と妄想していた。
あったらいいなと思うのは70-200mmくらいの望遠ズーム。ソニー時代は持ってたけど今は手元にない。

でもやっぱり究極はライカと50mm単焦点レンズだけでぶらぶら歩き回ってみたいなと。
スローな島旅にはそういうシンプルなスタイルが一番合っているような気がする。


また穏やかな瀬戸内海を眺めたくてウズウズしているのだけど、たぶん四国は春までお預け。
どうせ行くなら暖かくなってからがいい。

冬は日本海!ということで、来週また先月と同じ敦賀の宿を抑えた。
突然じゃらんサンから3000円クーポンと1000ポイントが降ってきたので…元々安い宿代がほとんどタダ同然に。これは行くしかないでしょう。
今回の日本酒買い出しは能登の地酒を買って、少しでも被災地を応援できたらなあと思っております。

旅の断片


Nikon Z f / Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 S

レンズ交換していたら何かもらえるのだろうかと勘違いして寄ってきた人。
Z 50mm F1.8 Sはスペック的に全く目立たないけど隠れた銘レンズだと思う。まあまあ軽いのも良い。
これを買ってからZ 40mm F2の出番が激減してしまった。


朝食タイム。どばーっと大量のエサがばら撒かれたかと思ったら10分後には1粒残らず消失していた。
エサ代も結構ばかにならないのでは?と思わなくもないのだけど、農業や漁業に生きる彼らにとってネコは隣人のようなものなのかもしれない。


こちらでも朝食中。なんだかさっきのネコたちよりも余裕を感じる。
見ていて飽きない。わけでもなく、ただフライパンに顔を突っ込んでガツガツ貪るネコたちを眺めていても別に面白いことなど何もないのだった。

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

旅先で中望遠レンズなんて一昔前の自分には考えられなかったことだけど、本当に断片しか持ち帰れないその贅沢さがとても気に入っている。
ちなみに喫茶ネコノシマは定休日であった。平日旅をしているとよくあることなので気にしない。


足元まで近寄ってくる→手を差し出す→ネコパンチ。
これを数回繰り返してじーっと眺めていたら根負けしたのか膝の上に飛び乗ってきた。

一応エサやりはご自由に、となっているらしいのだけど、観光客がエサを与えて数が増えた先の末路は悲惨なものだと分かっているので何も持ってこなかった。
地元の方がエサをあげているので心配はいらない。個人的にはいい写真を撮るためにエサで気を引いて、みたいな無責任な行為を嫌悪している。


ぶらぶら歩いて、適当なところを腰を下ろして海やネコを眺める。

年齢=好きな焦点距離なのだそうで一般的に加齢とともに望遠側に好みが移っていく、みたいな話を聞いたことがある。
あながちハッタリでもないのかもと思う反面、流石に私はまだ80歳、90歳まで老け込んでないぞと文句を言いたい。
(メイン焦点距離が600mmの野鳥カメラマンなんて爺さん通り越してもう妖怪じゃないか…)

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