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FUJIFILM X70 Archive

世界遺産


FUJIFILM X70

今回も一番の目的は当然巨樹めぐり。とはいえせっかく遠くまで足を伸ばしているわけですから、巨樹だけ回ってさようならではいくらなんでも勿体なさすぎる。寺社に立ち寄ったり温泉でぽけーっとしたり、もちろん名物を食べたりも。日本の魅力を再発見、的な良さがありますな。こちらは世界遺産「花の窟(はなのいわや)神社」。日本書紀に書かれている日本最古の神社であり、日本神話のルーツであるとされています。かの神武天皇を現在の奈良まで導いたとされるヤタガラスさんを祀る熊野の地ですから、それはもうそこら中が世界遺産ですよ。


こちらは世界遺産「獅子巖(ししいわ)」。日本中に〇〇岩なる観光スポットがあり、そのほとんどがガッカリスポットであることからいつものアレかよ、と思われるかもしれません。いえいえ、こちらはまあそれなりに立派でしたよ。見ての通り口を大きく開いた獅子の頭に似ているということで、上流に位置する大馬神社の狛犬(阿吽の「阿」)としての役割を与えられています。ちなみに「吽」の狛犬は近くの神仙洞と呼ばれる大岩。こちらは遠目に見ただけですが…うーん、ただの巨大な岩盤じゃないか? 笑 ということで、大馬神社には狛犬がいないんですね。この海岸線から先は社殿までの全てが御神域、ということでしょうか。正直なところ景観だけ見ると立派だけど世界遺産に認定するほどのものか?という気がしなくもないのですが、こういった背景を加味すると流石は熊野、スケールが違うぜ…と驚かされるのでした。

ちなみに獅子巖のやや右下に見える岸壁も世界遺産の「鬼ヶ城」です。ここまで来ると、何でもかんでも軽々と世界遺産認定しすぎじゃない?という気がしなくもありません。鬼ヶ城に立ち寄った率直な感想を申し上げると、え?これが国天?ウソだろ…という巨樹を訪問したときの気持ちと似たものがあるとかないとか。ああ、私の悪い癖が出始めた。この辺でやめておきましょう。

太平洋


FUJIFILM X70

5時起床。身支度を済ませてのんびりコーヒーを淹れて朝食。シャキッと目覚めてしまったものの巨樹めぐりを始めるにはまだ少し早すぎる。ということでコンデジ片手に目の前の砂浜をのんびり散歩することに。 全文を読む

道の駅 紀宝町ウミガメ公園より


FUJIFILM X70

久しぶりの車中泊。三重県熊野市のやや南側、紀宝町の道の駅 紀宝町ウミガメ公園まで来ております。日中であればウミガメ博物館なる施設を見学できたみたいなのですよ。残念。ウミガメ見たかった。目の前は広大な砂浜!太平洋!という素敵な立地ですが暗くて何も見えません。えーと…とにかく暖かいです。一昨年の年末に和歌山の御坊市で車中泊した時ですら気温はマイナスだったと思うのだけど、たぶん今現在10℃以上はあるのではないか。異常気象極まってるな。


熊野の食堂で少し雑談。なんと食堂の方にポンカンを一袋いただいてしまいました。本当に嬉しい。家族へのお土産にします。さて、もう充分お酒を飲んだしコーヒーでも淹れてしばらく読書したら歯磨きしてさっさと眠ろうかな。明日は「引作の大楠」だ。

Diary


FUJIFILM X70 / Film Simulation “ASTIA”

GR IIIはシャープで寒色っぽい表現が得意。
X70は全く逆で、角が柔らかくて色味もどこか暖かい。


どっちがいい、というわけではなくて、どっちもいいと思うんですよね。気分によって使い分ければいいというだけの話で。一つのモノと向き合い続ける、極めることも面白いのだろうと思いますが、個人的には複数のモノをその時の気分によって使い分ける方が自分に合っているし面白いと思うのです。

三度目のX70


Panasonic LUMIX GX7 Mark3 / Panasonic LEICA DG SUMMILUX 1.7/15 ASPH.

三度目の正直?それとも仏の顔も三度まで、なのか。過去二度も手放してきたX70ですが、まさかの三度購入してしまいました。いやいやいや。
今までに手放したコンデジを結局買い戻したということなら何度か経験があります。SONY RX100、FUJIFILM X70、X100S、X100F。くらいでしょうか。銀塩だとそれこそLOMO LC-AやGR1vなんかはそれぞれ4、5台くらいは買いましたが、それはまあ不要になって処分したものを買い戻したわけではなくて故障して修理不能から止む無くの購入だったわけで、デジタルのそれとは意味合いが違います。X70の発売日が2016/2/18。4年前のコンデジなんですね。もっと前の機種のような印象がありますが。

ぶっちゃけデジタルのレガシーなんて今現在においては無価値であると言い切ってしまっても過言ではないと思うんですよ。どれだけ名機と言われた過去のモノよりも最新のモノが勝るのがデジタルの世界ですから。ハッキリ言ってこのX70が私も所有するGR IIIに買っている点など何一つありません。画質およびスペック、携帯性、カスタマイズ性と操作性の良さ、そしてレスポンス速度。強いて言うなら価格が安いこととチルト液晶が付いているくらい?

でも、X70には言葉にはできない良さがあるんですよねえ。撮影した写真をLightroomで見返していると、ああこれ良い感じだなあと思う写真の多くがこれで撮られたりしていて。明日の敦賀にはGR IIIを持って行く予定だし、色々と手持ちのカメラが充実している中でこのX70とどう付き合っていくか未だ決めかねている状況ですが、そこはまあゆるーく付き合っていけたらいいなあと適当に考えています。XF10とかX-Pro3とか私の価値観からするとMIW(MマジでI意味Wわからん)な製品ばかり発表しているフジですが頑張ってほしいものですね。

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