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ぶらり一人旅 Archive

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

昨晩は22時就寝、6時起床。
慣れない雪をズボズボ踏み抜けながら一日歩き回ったからか持病の膝痛が発症して右膝が曲がらない。
そして左手人差し指にも持病の腱鞘炎が発症して、こちらもやはり激痛&曲がらない。
膝痛はコロナ禍序盤にウォーキングしすぎて持病化、指の腱鞘炎はたぶんキーボード叩きすぎとかで職業病。
靴下を履くのに10分くらいかかったりと色々大変だったけど一応歩けるくらいには体が解れてきたので辛うじてチェックアウトをすませた。

朝の散歩がてら、しばし海辺をぶらぶら。


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

これは以前から考えていたことだけど、腱鞘炎対策でGF 32-64mmは手放そうかなあと。
重さと太さ、色々な悪条件が重なってレンズの重みを保持する左手の指に対して多大なダメージを与えているような気がする。
GF 110mmとかμ4/3の100-400mmとか他の超重量級レンズだと腱鞘炎にはならないので、私の手のひらのサイズがGF 32-64mmと絶妙にマッチしないのだろう。

思い返してみると32-64mmを購入したのは巨樹撮影のときに35-70mmより少しでも広角側を広げたい、というのが一番の理由だったわけで、それから20-35mmが手元にやって来た今となっては別になくてもそこまで困らないよな…というのが結論。もちろん少なからず性能にも値段なりの差があるわけですが。しかし私は腱鞘炎の苦痛から解放されるなら、描写性能が多少損なわれる程度のこと甘んじて受け入れよう。

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

さらばネコノシマ。
次回はもっとのんびり過ごしてみたい。
まあ初回はどうしても忙しなく歩き回ってしまいがちなので、こんなもんでしょうかね。


定期船からぼけーっと景色を眺めながら、次に来るときはどんな機材を持って来よう…と妄想していた。
あったらいいなと思うのは70-200mmくらいの望遠ズーム。ソニー時代は持ってたけど今は手元にない。

でもやっぱり究極はライカと50mm単焦点レンズだけでぶらぶら歩き回ってみたいなと。
スローな島旅にはそういうシンプルなスタイルが一番合っているような気がする。


また穏やかな瀬戸内海を眺めたくてウズウズしているのだけど、たぶん四国は春までお預け。
どうせ行くなら暖かくなってからがいい。

冬は日本海!ということで、来週また先月と同じ敦賀の宿を抑えた。
突然じゃらんサンから3000円クーポンと1000ポイントが降ってきたので…元々安い宿代がほとんどタダ同然に。これは行くしかないでしょう。
今回の日本酒買い出しは能登の地酒を買って、少しでも被災地を応援できたらなあと思っております。

旅の断片


Nikon Z f / Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 S

レンズ交換していたら何かもらえるのだろうかと勘違いして寄ってきた人。
Z 50mm F1.8 Sはスペック的に全く目立たないけど隠れた銘レンズだと思う。まあまあ軽いのも良い。
これを買ってからZ 40mm F2の出番が激減してしまった。


朝食タイム。どばーっと大量のエサがばら撒かれたかと思ったら10分後には1粒残らず消失していた。
エサ代も結構ばかにならないのでは?と思わなくもないのだけど、農業や漁業に生きる彼らにとってネコは隣人のようなものなのかもしれない。


こちらでも朝食中。なんだかさっきのネコたちよりも余裕を感じる。
見ていて飽きない。わけでもなく、ただフライパンに顔を突っ込んでガツガツ貪るネコたちを眺めていても別に面白いことなど何もないのだった。

旅の断片


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

旅先で中望遠レンズなんて一昔前の自分には考えられなかったことだけど、本当に断片しか持ち帰れないその贅沢さがとても気に入っている。
ちなみに喫茶ネコノシマは定休日であった。平日旅をしているとよくあることなので気にしない。


足元まで近寄ってくる→手を差し出す→ネコパンチ。
これを数回繰り返してじーっと眺めていたら根負けしたのか膝の上に飛び乗ってきた。

一応エサやりはご自由に、となっているらしいのだけど、観光客がエサを与えて数が増えた先の末路は悲惨なものだと分かっているので何も持ってこなかった。
地元の方がエサをあげているので心配はいらない。個人的にはいい写真を撮るためにエサで気を引いて、みたいな無責任な行為を嫌悪している。


ぶらぶら歩いて、適当なところを腰を下ろして海やネコを眺める。

年齢=好きな焦点距離なのだそうで一般的に加齢とともに望遠側に好みが移っていく、みたいな話を聞いたことがある。
あながちハッタリでもないのかもと思う反面、流石に私はまだ80歳、90歳まで老け込んでないぞと文句を言いたい。
(メイン焦点距離が600mmの野鳥カメラマンなんて爺さん通り越してもう妖怪じゃないか…)

旅の断片


Nikon Z f / Nikon NIKKOR Z 24-70mm F4 S

定期船を見送る。今回の旅の中でもお気に入りのカット。
なお夕暮れ感すごいけど早朝である。


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

佐柳島長崎港に上陸後、早速ネコさんがお出迎え。
本当は島の中心部と思われる本浦(もとうら)港を拠点にしたかったのだけど多度津6:55発便は長崎港にしか停まらないそうで。
まあ別に急いでいるわけでもなし。海岸線をふらふら歩いて本浦まで向かってみることにした。

話は変わって篠山紀信氏が亡くなったらしい。
芸能人のグラビアやヌードの印象が強いせいか写真趣味な人には軽視されがちな人だが、昔のスナップ写真なんか見ると本当に素晴らしい。
決闘写真論を読むかぎりだと「小難しい理論を頭の中でこねくり回す暇があったら今すぐ外に出てフィルム10本撮ってこい。」そんな写真家。
写真家なら頭の中にあるモノを言語化するより一枚の写真という結果で示せというのは、まあそのとおりだと思う。

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