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2018-04

セイコー SARY085をミラネーゼブレスに交換


暖かくなってきてそろそろレザーベルトはきついなあ、ということでベルト交換。
そういえばWatchGeckoでミリタリーウォッチを買ったときオマケでもらったGeckota社のミラネーゼブレスが余ってたぞ、と。


まあ悪くはないと思うんだけど、ちょっと微妙…
セイコーに「何かちょうどいいのなーい?」と聞いてみたところ、色違いでスタンダードラインのSARY073の純正ブレスがピッタリだよ。14,580円ッス!ということでして、まあ大した金額でも無いんですが、3万円ちょっとで買った時計にブレスだけでその半額も払うのかよ…とかなんとか考えてしまうわけでして。弓環がピシッと決まるし、そりゃあ純正品が一番格好良いんですけどねえ。

色々検索してみたらばけねk…じゃなくて流儀さんのブログのライスブレスがなかなか良い感じ。これ純正より格好良くね?どうしましょ。


しかしまあこれも見慣れてくると悪くはないんだな。
なんて悩んでいるときが一番楽しいということを知っているのです。もう少し悩もう。

大阪府豊能郡能勢町 野間の大けやき


FUJIFILM X-T20 / XC 16-50mm F3.5-5.6 OIS / Film Simulation PROVIA / Grain Effect weak
FUJIFILM X-Pro2 / XF 23mm F2 R WR / Film Simulation PROVIA / Grain Effect weak

悪天候が続いていたところ久々の晴れマーク。早起きして仕事前にどこかへ行こう!ということで、国指定天然記念物 野間の大けやきを見に行くことに。本来であれば画像中央にそびえ立っていたであろう主幹が欠損したけやきではありますが、それでもなお堂々とした立ち姿でございました。


5時起床6時出発。亀岡市に入った辺りからこの霧で雨なんかもぱらつき始め、早起きなんかするもんじゃないなと後悔。大阪府に突撃すると一気に霧が晴れてくれてちょっと感動しました。


大けやきの由来。推定樹齢1000年以上、全国でも4番目を誇るケヤキの巨樹ということで国の天然記念物に指定されています。うーん、紀貫之のくだりはどうも胡散臭いというか後世のこじつけのような気も致しますが、この手のストーリーが盛られているということはそれだけ大切に扱われている証拠とも言えるかもしれません。


根を保護するため、これ以上近付くことは出来ません。
あぁ…凄い大きさなのに隣でスケールごっこ出来ないのが少し悔しい。


苔むした岩のような幹。


いつも思いつきと勢いだけで行動するので全く考慮していませんでしたが、ようやく新芽が芽吹いてきたかな…くらいの時期でした。これは葉っぱが青々と茂った時期に再訪する必要があるなあ。


幹がところどころ修復されているのが痛々しい。
主幹が折れた際、一緒にへし折れたのかもしれません。
遠目に見るとまだまだ健康そうですが、流石に約1,000年も生きていると身体にガタが出てきて当然でしょう。


支幹が折れてしまわないよう支えられている箇所も。


長く伸びる根にも、一部金属を被せて補修してある部分が見られます。


別角度から。青々とした葉が茂るととんでもない迫力なんだろうなあ。
市のサイトによるとフクロウとアオバズクが春頃やってきて幹の洞穴に営巣するらしい。フクロウって昼間でも見られるんだろうか。野生のフクロウなんてものは流石に見たことがないのでぜひ見てみたいものです。


ケヤキの前にはちょっとした広場が整備されていて、テーブルとベンチが並んでいます。
左下に見える緑色の小屋のようなところは小さなカフェ…というかコーヒーを淹れてくれるお店のようで、次回は絶対コーヒーを飲みながら眺めるぞと心に誓うのでした。すぐ側にはパン屋も発見…いいところだなあ。


けやきの断面実寸大の看板。
テーブルどころかキングサイズのベッドでも作れそうなくらいの面積でした。


これ結構楽しみにしてたんですが、すぐ横に”けやき資料館”なる建物がありまして、切断した主幹の一部が飾られていたり郷土資料を閲覧できたりするみたいなんですよね。学芸員さんも常駐しているらしいので色々伺ってみたいなと。残念ながら1時間半も撮影してまだ8時半だったので今回は諦めることに。いやもうホント事前に調べとけやって話なんですけど。


まあわりと気軽に来られる場所だということも分かったし、また次回に。

何となく安田の大杉のようなビュンビュン車が流れる国道のロードサイド的イメージがあって敬遠していましたが、非常にのどかで気持ちのいい集落でした。亀岡市内に車を置いてのんびり自転車で来ると最高かもしれない。帰りは湯の花温泉でひとっ風呂浴びて帰れるし。

野間の大けやき
国天然記念物指定
樹齢 推定1,000年以上
樹高 27m
幹周り 14m

仁和寺の御室桜 2018


FUJIFILM X-T20 / XF 18mm F2 R / Film Simulation PROVIA → Velvia / Grain Effect weak

遅咲きの御室桜とはいえ今年はもう終わってるだろうなーと思いつつ、休憩がてら自転車で仁和寺まで。


この時期だけ特別拝観料として500円必要。
桜散ってるだろうしどうしようかなあ…と決心がにぶります 笑


案の定といいますか。うん。まあそうだよね。
誰も見向きもしていませんでしたが散ってしまった桜の花びらがまるで花の絨毯のようでうつくしゅうございました。


 


満開だったらそりゃ綺麗なんだけど、満開の時期は人が多すぎて来る気にならないというジレンマ。こことか平野神社とか、桜を愛でるよりもむしろ行列をなした人間観察でも楽しんだ方がマシなんじゃないかってくらい混みますので。


ふらふら散策して帰路へ。

Dairy


SONY DSC-RX100

結局またSONYの初代RX100を購入。
画質に関しては過去の思い出を美化してたかなと感じる一方、シャツの胸ポケにイン出来てしまう軽快さに「そうそう、これだよ。」と嬉しくなるわけです。操作のモッサリ感については店頭で触った現行RX100M5ですら大差無かったので問題無し。電源オンオフに時間がかかりすぎて投げ捨てたくなるのはズーム機である以上宿命なのかもしれない。これ1台で色々こなそうと思うとストレスで死んでしまう可能性がありますが、ちょっとしたメモ的な写真をそれなりの画質で撮るためポッケに放り込んでおくカメラとしてはこれ以上のものが思い浮かばんのです。

茨城県土浦市 空禅寺のイタジイ


FUJIFILM X-T20 / XC 16-50mm F3.5-5.6 OIS / Film Simulation PROVIA / Grain Effect weak

限られた時間の中、せっかく車に「あわよくば巨樹」用のX-T20とズームレンズを放り込んできたことだし…とヨメに連続土下座をかまして撮影しに行った巨樹。本当は千葉県成田市の”幡谷薬師堂のスダジイ”、茨城県神栖市の”波崎の大タブ”が候補だったんですが、そこまでの時間を確保出来なかったのでこちらへ。こちらはこちらで、見に行って良かったなあと素直に思える気持ちのいい巨樹でございました。


空禅寺の…ということでお寺の敷地内に立っているものと思い込んでいたので裏山を伺ってみたりと完全に不審者と化してしまいましたが、イタジイはお寺の脇道を登った先に立っています。車が離合できるほど幅のない地元の方の生活道路に面しているので、車はお寺の駐車スペースに停めさせて頂きました。


根元から50cm程度のところで幹が大きく2本に分かれています。と言いますか、2本のシイが癒着した合体樹と思われます。


片方の主幹は完全に空洞化してしまっていて、もう一方の幹に肩を貸してもらうことで何とか立っている。そんな様相です。


こちらがそのもう一方の幹。ところどころ空洞化が進んでいるようですが、それでもまだ健康そうに見えます。


背面から。ガッシリと手を繫ぐような根元。


庚申神。庚申信仰という奴ですね。


こうして見ると本当に幹が分かれているようには見えない。
そして寝癖ヘアーがキュート。


眼下の集落を見守るように高台にそびえ立っていました。
ちなみに地平線の彼方まで広がっているのは水田ではなくレンコン畑。
収穫時期だからなのか結構なニオイが…いや、レンコン美味しいですよね。
普段周囲を山に囲まれた盆地で暮らしているからか、ここはサバンナかよ!と思うような地平線の見える関東平野の風景が地味に感動的なのでした。


驚くような大きさ!というわけではないのですが、何より立地とこんもりした形状が良い。部活帰りに突然の夕立。ああ傘持って来ればよかった…なんてブツブツ良いながら木陰でしばらく雨宿り…そんな光景を妄想します。


少しずつ分かってきたことは、自分の場合このイタジイのように地元に愛されていて、その暖かい幹に直接触れることができる。木とゆっくり対話できるタイプの巨樹が好みなんだなあと。神社の本殿に生えていて遠目にしか見ることができない巨樹なんかの撮影はどうも気持ちが入っていかないんですよね。

今回はあまり時間が取れずパッと撮影して帰らなければならなかったので、この木に対してちょっと失礼だったなあと反省しています。次回こそは時間を気にせず、それこそ「最近どうよ?」なんて語らいながら撮影したいものです。

空禅寺のイタジイ
土浦市名木・古木指定
樹齢 不明
樹高 13.5m
幹周り 11.4m(5.0m+6.4m)

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