リコーイメージングスクエア大阪へ

FUJIFILM X70

自転車で大阪のリコーイメージングスクエアまで行ってまいりました。車で行こうか電車で行こうかと悩んでいたのですが、ほぼ平地のみの片道40km強だし自転車で充分じゃないか?ということで今回は自転車で。あ、もちろんアルコールチェッカーが反応しないことを確認した上で、ですよ。

途中、守口市の郵便局で早速大阪の洗礼を受けます。いえ、仕事の書類を郵送する必要があったから目についた郵便局に立ち寄ったのですが、窓口に並んでいるものの10分のうちに自転車のハンドルにスマホを固定するマウント?パーツ?を窃盗されました 笑

あんな千円くらいのパーツまで盗むのかよ…という驚きと、この先の道のりでスマホナビが使えなくなった衝撃でちょっと心折れましたね。まあ幸い大阪の中心部に向かっているわけですから、国道から大きく外れなければ梅田なり京橋なり知っている場所に出るはずです。一応GoogleMapの音声ナビを立ち上げて上着のポケットに放り込んでおきました。たまに立ち止まって、方角が大きく外れていないかだけ確認します。(すっごい面倒でした。)

そんなこんなで何とか無事リコーイメージングスクエアに到着し、それだけで帰るのもなんですから一本だけ巨樹を訪問します。ええ、このためにわざわざ大きなリュックを担いでα7RIIIを持ってきていたのですよ。万が一落車してカメラが壊れたらきっと立ち直れないので、カメララップで厳重に保護してきました。おかげでリュックはパンパンです。

八王子神社を離れ、ちょうど目についた「中華そば 源さん」で昼食を。うっまい。冷え切った体に暖かいスープが染み渡ります。一滴残らず飲み干してごちそうさま。(余談ですが天気予報によると今日は晴れ時々くもりということだったので自転車でやって来たんですけど、終始どんより曇って小雨までぱらついていました。当日…いえ、リアルタイムの天気すら満足に当てられない天気予報って価値あるんですかね?)昼飲みの聖地大阪に来てアルコール無しとは残念極まりないところですが、今回自転車なので仕方ありません。

大阪市内に入るまでは怒りのデス・ロードでしたが、大阪市内は本当に自転車にやさしい街ですねえ。すごく走りやすいし乗っていて楽しい。地元京都の一万倍走りやすいです。ほぼ平地ですし。大阪城を眺めたりふらふらしながらリコーイメージングスクエアへと戻りました。

実は今日の目的はK-1の点検・清掃だったんですねえ。今回中古での購入だったものですから一度しっかり動作を点検してもらいたかったのと、ファインダーとセンサーの清掃をお願いしたかったわけです。

この「クリーニングパック」なるものを利用したのですが、ペンタックス(リコー)の技術者の方は素晴らしいですね。過去幾度も色々なメーカーにカメラを持ち込んでいますが、過去最高の対応、そして感じの良さでした。競合他社、特にフ○は爪の垢を煎じて飲めと言いたいですな。一応ファインダーおよびイメージセンサー、その他諸々の清掃と、どうやらAFが後ピン気味だったようでその再調整、そして使用に関するアドバイスをいただいて…といたれりつくせり。

(自分のボディに色々付けさせてもらって試し撮りしました。ここだけK-1 / 77mm LIMITED。写真のシルバーのは私の31mmリミテッドです。何撮ったらいいか分からんけど77mmリミテッドがすごく欲しい。あと気になってた2.8/15-30mmと2.8/24-70mmは予想以上にデカかった。ソニーのEマウントに慣れて感覚が麻痺してたけどそうだよな、F2.8のズームって言ったら馬鹿みたいにデカいんだった。風景用にズームを1本買うなら28-105mmの標準ズームかなあ。)

あまりに好印象だったため、ここは一つレンズでも!と行きたいところですが残念ながらワタクシ貧乏なもので、ペンタックスグッズを買うに留まりました。申し訳ありません。でも本当にペンタックスというメーカーが大好きになりましたね。ちなみにアウトレット品と称したK-1 Mark2や28-105mmレンズなどなどがそこらの中古店よりもずっと安い価格で販売されていました。GR2が40600円とかもあったな。うーん、28-105mmが欲しい。

(Qシリーズ勢揃いに目を輝かせてしまったワタクシ。こうして見ると壮観です。)

さて。帰りもリュックに一眼2台、そしてペンタグッズまでパンパンに詰め込み、自転車こぎこぎ帰って来ました。合計100kmちょっと。うーん、やっぱり何よりも落車、そして交通事故が怖いですね。きっともう二度とやらないと思います。

4件のコメント

  1. せ、窃盗って……汗 自転車そのものを盗まれなくって幸いです。
    大都市圏を走るには自転車気持ち良さそうでいいよなあと思っていますが、そうですよね、そういう苦労もありますね。
    大阪のイメージングスクエアはRYO-JIさんも行かれていたところですね。
    先日東京に行った時は御苑に長居しすぎたため、新宿スクエアに寄ることができず、ちょっと心残りでした。
    自分が使っているカメラとレンズが置いてあって、ちょっとしたコーナーで写真展が見られて……どこのメーカーの施設もそうなのでしょうが、小さいながら居心地が良く、よく立ち寄っていました。

    PENTAXはカメラとその仕事が好きで関わっている人が多いように感じます。
    新宿スクエアで修理に出したことも何度かありますが、その都度気持ちよく返してくれましたし。
    K-1のアップグレードでは、早く使いたくて、今どの辺? ってTELしたんですが笑、電話口のおばさんがえらいできた人で、行程もユーザーの心境もよく把握していて、
    「カメラが戻ったらどこか行かれるんですか? ……ああ、それなら、新しくなったカメラ、きっとすごくいいですよ。ちゃんと間に合うと思いますから、楽しみにしていてくださいね」
    ……というようなことを言ってくれて、ああ俺のカメラが今世話してもらって新しくなろうとしてるんだなあ……と、胸が熱くなった記憶があります。
    小さくて心地よいコミュニティを形作れるなら、シェアが小さくても、むしろいいんじゃないかと思うこともありますね。

    うん、そう思う……そう……で、そのアウトレットで、新しいレンズを買ったのは僕です。笑

  2. > 狛さん
    いやホント、窃盗のプロレベルになると車で乗り付けてサンダーでババっとチェーンごとぶった切って自転車を積んで
    つむじ風のように逃走するらしいですから、もう街中では高い自転車に絶対乗らないくらいしか対抗策がありませんよね 笑

    イメージスクエアは本当に好印象です。決して近くはありませんが通ってしまいそうなくらい。
    ○○してもいいですか?って確認すると必ず返答はOKなので、これは流石に手ぶらでは帰れないよなあ、という。
    広告戦略はへたくそなくせに変なところで商売が上手い 笑 敢えてそういうニッチなユーザーに拘っているのかもしれませんね。
    何となく、うちのカメラを買ってくれた人だからこいつは信用してもいいか、みたいな親近感を持って接してくれているように感じました。
    顧客の一人一人なんかゴミカスくらいにしか考えてなさそうな○○社とか××社とは大違いです。どことは言いませんけど。

    あのアウトレットでの購入でしたか!
    いやー実は自分もあの28-105を買ってしまおうかと思ってるんですけど、狛さんの記事を読んで改めて15-30mmもいいなあ…と。24-70の画角をソニーに任せて、超広角域をアストロトレーサー擁するペンタに担当してもらうのも悪くなさそうです。(あれ?タムロン17-28が不要になるな。)山道のカメラ2台持ちは馬鹿みたいですが、僕ももうそういうのは我慢すればいいかなと思ってます。帰りに温泉にでも浸かって、帰宅後にビールというワクチンを注入すれば疲労なんてどうということはありません。

  3. どれだけ気を付けていても窃盗は防げませんよね、特に大阪は。
    人様の物を気軽に持って行くヤツなんぞは、死・・・いえ、溝に落ちてしまえと思いますよ。

    ところでスゴイことされてますね。
    自転車100kmはともかく、フルサイズ一眼を二台リュックに入れて・・・ですと?
    いやぁ、もう超人ですよ(笑)。
    重さに負けて軽いカメラばっかり持ち出している自分が恥ずかしいです、本気で(汗)。

  4. > RYO-JIさん
    悪いのは住民の中でもごく一部の方…というのが大前提ですが、大阪の治安はちょっとアレですよね。
    敢えてオブラートに包まずに言ってしまいますが、平気で他人の物を盗む人間は落車して死んでしまえばいいと思います。

    荷物が重いとか体力的にシンドイとかそんなことよりも、とにかくコケてカメラが壊れたらどうしようとそればかり考えていました。
    やっぱり自転車に乗るときは軽くて壊れても精神的ダメージが少ないカメラだけ持ち出すのが一番ですよ。
    もし落車してカメラが壊れていたら、きっと自転車が大嫌いになって二度と乗らない人間になっていたと思います 笑

RYO-JI にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。