Diary

FUJIFILM X100V / Film Simlation “Classic Nega”

毎日1万歩以上歩こう。他愛ない目標ですが4月の頭にそう決めてからずっと継続しています。毎朝防湿庫を眺めて「今日はこのカメラにしよう。」と、お気に入りの機材を片手に山道をのんびり歩く。代わり映えしないいつもの風景もカメラが違えば見え方が違う。この毎朝たった1時間程度の散歩がなかなか多幸感ありましてね。起床時間が早まるにつれて自然と就寝時間も早まるわけで、結局のところ新型コロナウイルスが自分にもたらしたものは何だったのかと考えてみると、人間らしい豊かな生活と心身の健康、そして家族と過ごす時間、あと個人的にはテレビやネットの報道を避けるようになって他人の悪意によるストレスから開放されたことも大きい。何だかメリットしか享受していないような不思議な感じがします。もちろん実際には多少のお金を失ったり行動を制限されたりとそれなりの被害も受けているのですが、自分の人生を見つめ直す時間としては実に有意義なものだったのではないかと。どんなことでも継続すれば哲学になるし、どんな状況からでも姿勢次第では教訓が得られる。悪くない時間でしたが、そろそろ時計の針を進めなければなりません。新しい日常へ。ですね。

2件のコメント

  1. 素晴らしい悟りですね。
    to-fuさん、本当に私よりも年下ですか?(笑)。
    いや、こういうのは年齢とか関係なく、個人の心の持ちようですよね。
    to-fuさんのカメラ機材の売買ストーリーを伺っていると、こういう時期の行動や思考の流れと同じように思えます。
    要はとてもポジティブでエネルギッシュ。
    素晴らしいと思います!

  2. > RYO-JIさん
    いやいやいや。本来はけっこう神経質で打たれ弱い人間なんですよ。
    それだけに一度落ち込むと長引きがちなので、そこまで沈み込んでしまわないよう気をつけながら生きています。
    無理矢理にでもポジティブ側に引っ張りながら生きていると言いますか。やっぱり家族の前では父親としてあまり
    弱った姿を見せたくありませんし、前向きでいられるのは家族のおかげなのかなーとも思ったりしますね。
    もしこの時期に一人で過ごしていたら、きっと不貞腐れてごろごろ転がって過ごしていたんじゃないですかねえ。
    そう考えると恐ろしいです。

to-fu にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。