Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 SCを購入

FUJIFILM X100V

発売されたのはもう10年以上前ですかね。今さらにも程がありますがコシナ製フォクトレンダーのノクトンクラシック 1.4/40 シングルコート版を購入しました。発売当時から気になっていたこのレンズ。当時はまだ標準域のオールドライカレンズが安かったんですよ。このノクトンを買うのと同等の金額でエルマーにズマリット、ズマロンだのがゴロゴロ転がってましたから、当時の私はそっちを買っていたわけです。現行レンズなんていつでも買えるしなと。まあ今ではオールドレンズもろくな出物が無くなってしまいましたから当時の選択に後悔はありませんが、このノクトンクラシックだけはずっと気になっていました。

時は流れて昨日某ECモールをぽけーっと眺めていたら、なんと全店舗全商品に利用できる10%OFFクーポンが配布されてましてね。なんということでしょう。割引上限5000円というそのクーポン、新品価格約4万円のノクトンクラシックにピッタリではありませんか。これも縁か…ということで購入してしまいました。

SONY α7III / Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 SC

これは…かなり好きな感じだ。Mマウントレンズなので全然寄れないとか絞り環のクリック感が値段相応だとか色々ありますが、このわざとらしいまでの周辺光量落ちとか好きですよ。かなり。というか考えてみたら自分の場合、銀塩時代からライカよりコシナツァイスとコシナフォクトレンダーの写りの方が好きだったんですよね…当時はMF専用のくせに高く感じましたけど、高品質高価格が当たり前になった現行のAFレンズ群と比べると相対的に随分安く感じてしまう不思議。またもやハマってしまいそうで怖いです。

2件のコメント

  1. 高性能な最新レンズはもちろん素晴らしいですが、この手のMFレンズもいまだに存在価値が充分あると思いますよね。
    使っていて楽しいし、派手さは無いものの落ち着いた写りが安心できるというか。
    値段も手頃なのが有難い反面、揃えてしまう危険も存在しますね(笑)。

  2. > RYO-JIさん
    最新レンズと比べると本当にイマイチな写りなんですけど、やっぱりそれも味なんですよねえ。
    最近の猫も杓子も「開放からシャープ」というのはもちろん素晴らしいことですが、レンズがどれもこれもそんな感じになってしまうと
    ひどく退屈になってしまいそうな気がします。MFレンズは一部の人気モデル以外は比較的お手頃なので、気をつけないと増殖してしまうかも 笑

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