Diary

SONY α7RIII / SIGMA 135mm F1.8 DG HSM | Art

5:00起床。
普段より少し早く目覚めてしまったので、ランタン片手に真っ暗な山道を登って日の出を眺める。
久々に持つシグマ135mmArtの狂気じみたサイズと狂気じみた重量、そして狂気じみた描写力に胸が熱くなるのだった。

最近ではすっかり優等生になってしまったシグマさん。
こういう純血シグマ的変態レンズを持つと「シグマ、お前はやっぱりこうでなきゃいけねえ。」なんて変に納得してしまうのであります。
描写こそすべて、それ以外を求める坊やは他所へ行きな…とハードボイルドだったシグマさんが恋しい。

一応ミラーレス界隈の新製品情報にも目は通しているのですが、α7RVの予定価格が3,999ドルだとか。
今の為替で円換算すると60万円。市場価格は最安店で50万円を切るくらいでしょうか。GFX50S IIより高い…だと?
キヤノンも11月から価格改定でボディは概ね数万円の値上げに踏み切るそうですし、今後ミドルレンジのフルサイズ機は50万円が相場になるのかも。

この先日本市場ではフルサイズ機離れが進むのではないかな、という予感。APSやフォーサーズも進化してますからね。
そう考えると最近やたらとAPS-Cに力を入れていたキヤノンさんは流石、先見の明があったということなのか。
既にレンズ資産が豊富なレフ機への回帰が進む可能性も。これはまさかのペンタックスのターン到来か?

個人的には「そろそろ付いて行けねーわ。」ですねえ。
別に新製品でなくても写真は撮れますから、壊れたら適当な中古品と入れ替えるのが中心になるかもしれません。
とはいえ最近の中古相場も随分強気で、新品とほとんど変わらないくらいに高いんだなあこれが。

4件のコメント

  1. キャノンの値上げ幅には結構驚きました。
    キャノンが踏み切ったことで、それ以外のメーカーも更に第二第三の値上げを発表しそうですね。
    しかし冷静に考えると、カメラもレンズも随分と高くなりましたよねぇ。
    そりゃ誰もが最新機を欲しいと思うでしょうけど、私ももうまったく付いていけません。
    スチールだと動きモノ用の高性能なAFくらいでしょうか、機種間の決定的な差は。
    それ以外はもうどの機種でも充分な性能だと思いますけどね。

  2. > RYO-JIさん
    随分思い切って上げてきましたよね。
    欧米や中華の人は現地より遥かに安い日本で買ってしまうので、現地のキヤノン販売からお叱りがあったのかもしれません。

    ここまで日本人の購買力が落ちてしまうと、メーカー側が国内市場を重要視しなくなる日も近いような気がします。
    日本のオハコだったゲーム業界なんかは既にそうなりつつあるみたいですからねえ。
    私ももうカメラのスペックには何の不満もありませんので、動画機能を充実させて価格を盛る流れには全く乗れませんよ…

  3. APS-Cなんて存在価値あんの? と思ったのもつかの間、オーバースペックとオーバーコストですっかり自分がAPS-Cクラスの人間だと自覚させられることが多くなってしまいました。
    APS-Cがフルサイズなみに高性能化するのはありがたいですが、値段の方もフルサイズ化していくという。
    その反転位置に、まだPENTAXが視界の端にチラつける余地があるのか? というのは確かに鋭い洞察かも。
    K-1なみにしっかり撮れて軽い、使い倒しがいのある機体を出せれば生き残りようがあるか……
    しかし、当のペンタがそう考えてるかは……ほんとあの会社は何考えてるのか……笑

    シグマさんの製品には時々過度にハードボイルドなモノがありますよねえ。
    不器用な生き方しか知らない、生まれる時代を間違えたんだよアンタは……みたいな。
    付き合い方が非常に難しく、向こうも明らかに人間嫌いみたいだが、良さがわかれば一生モノになってくれる予感。
    APS-Cの話題の真逆かもしれませんが、「ピーキーすぎておまえにゃ無理」ってのこそ挑戦したいユーザーも結構いるんじゃないか。
    そういう業界であってほしいなともちょっと思うんですよね。

  4. > 狛さん
    APS-Cも高くなりましたよねえ…K-3 IIIの値段を見たときビビりましたもの。
    とはいえ恐らく今後K-1 IIIが出る(出るのか?)としても40万円コースとか?何かもう自分には手が出せません。
    今のPENTAXが残念なのは、どうせ一眼レフで生き残りを図るなら一眼レフの未来像を見せてくれよ、と。
    結局光学ファインダーがどうだのとノスタルジーやフィーリングだけで訴えてて、こりゃいかんと思います。
    あのライカですら最新技術を詰め込んだ未来のレンジファインダーを追求してるんですから。
    別に最新ミラーレスと同等の機能とか求ませんから、弄くり回したくなる面白いキカイを開発していただきたいものです。

    シグマさんの価値ってむしろそっちにあるような気がするんですけどね。
    ファンの多くも結局フルフレーム・フォビオンというロマンを追い求めているわけで。(声がデカいだけの少数派かもしれない。)
    上手くハマったときの画質以外は圧倒的クソカメラだったDPシリーズとか、ロマンの塊ですよ。
    誰でもポチッと押したら完璧な写真が仕上がるのも一つの理想のカメラですが、それだけだとつまんないですよね。

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