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WatchGecko パイロットウォッチ Geckota K1 L01 を購入

Geckota K1 L01
随分前にプレオーダーで注文したのを忘れてました。
WatchGeckoの新作パイロットウォッチ。

Geckota K1 L01
本来であれば腕時計本体のみで約28,000円のところ、プレオーダー特典としてベルト3本約10,000円分が付属。
好みの問題ですが、レザーストラップは黒の方が嬉しかったかな。

Geckota K1 L01
以前44mmのパイロットウォッチを買ったとき「アジア人にはシンプル三針44mmはデカ過ぎるから38〜40mmくらいのラインナップも希望。」と伝えたところ、わりと前向きな返答を頂いたのでもしかしたら…と思ってましたが、本当に40mmを出してきました。ベゼルまでヘアライン仕上げだったら最高でしたが、よく目立つラグ上部とサイドがポリッシュでないので充分許容範囲です。

ムーブメントは手巻き・秒針ハック有りのセイコーNH35(外販用4R35)。
以前のパイロットシリーズはハック無しのミヨタ8215で20,000円くらいだったので、ムーブ分値上げしてきた感じでしょうか。


ガラスはボックスサファイア。
特に明記されていませんが光を反射するとき青っぽくゆらめくので、内面のみARコーティングされたものではないかと思います。
光を大袈裟に反射させても視認性は良好。この手の時計はそうでなくては困ってしまいますけどね。


ねじ込み式リューズにスクリューバック。10気圧防水。
やっぱり汎用ムーブはソリッドバックですよ。
ポン乗せのETAやMIYOTA見せられても仕方ないですもん。

   
マットな質感の文字盤。
所有するSinn 556のような光沢文字盤の方が好きなんですが、そこまで被るとそもそも要らないでしょ…という話なので、これで良し。
マットブラックはマットブラックで、光にかざすとグレーともブラウンとも言えない複雑な色味に見えたりして悪くないかもしれません。

geckotaK1V01_1   geckotaK1V01_2
このガワで3万円ならお買い得と言っても良いのではないでしょうか。
ここが凄く良い!という特筆すべきポイントは皆無なんですが、シンプルなデザインで飽きの来ない、良く出来た1本だと思います。
※この手のシンプルなパイロットウォッチを作っている海外メーカーを散見しますが、とにかくサイズがでかいんです。あとは余計なロゴやデイトが入っていて美観を損ねていたり。似たようなデザインの時計が溢れる中、購入に至るモノは実は結構少なかったりします。


日差は平置きで+13.5秒程度。就寝時リューズ上で保管していると、もう少し進んでいる印象(+20秒くらい?)です。
セイコーの安ムーブは姿勢差の幅が結構大きいので、外しているときの置き方を少し考えるだけで日差を詰められることが多いです。
この個体はトレイに平置き保管の方が良いかも。


以前はパシャ、レベルソ、タンク、クレドールノード、クロノマスター…と、どちらかと言えばドレス寄りの時計ばかり購入していましたが、好みは変わるものですね。
スーツを着なくなったことも一因ですが、何より子供が産まれて外でアクティブに動きまくるようになってからスポーツウォッチ系統ばかりに目が行くようになりました。
元々インドア派ではなくアウトドア派なので、収まるべきところに収まったのかもしれません。

あとは最近、海外マイナーブランドの時計が本当に楽しい。
ブランド側も極東からの注文には興味津々なので、購入前から購入後に渡って色々意見を言い合えるのが醍醐味です。
ただモノを買うよりも、作り手が見えるだけで何となくプラスアルファの愛着が湧きますね。

フィフティファゾムス風のダイバーズウォッチ WatchGeckoとBOREALIS


WatchGeckoのダイバーズをオーダーするつもりでしたが、思わぬ伏兵が。
BOREALISもフィフティファゾムスオマージュのダイバーズを出すみたいです。

WatchGecko Geckota D1 DIVER V03

BOREALIS Sea Storm Version B No Date

WatchGeckoに問い合わせたところプレオーダーの受付は3月中に開始、4月中には発送予定。価格は税金入れて6万円ほどですかね。
BOREALISは既にプレオーダー受付中(商品代金150ドルではありません。300ドルです。予約時に半金の150ドルを頭金として払ってくれ、ということですね)、発送予定は7月です。こちらは税金入れても4万円切るでしょう。

どちらもセイコーNH35(外販用4R35)で外装もほぼ同じレベル。
デザインはどちらかと言えばBOREALISの方が好きなくらいなんですよね…
問題は現物受け取りまで約半年という点。そこまで待てないよなあ。

BOREALISは見なかったことにして当初の予定どおりWatchGeckoで買うのが精神衛生上一番良い気がしてきました。

しかしWatchGeckoはここ数ヶ月で価格帯を上げすぎですね。
海外のフォーラムでも「デザインは良いけど値段がダメ」という意見ばかり。
特にムーブの厚みやサイズの制約が緩いダイバーズウォッチは腕時計小規模メゾンの激戦区なので、この質感で£399.00では確かに目を引かないよなーと思います。
(それでも某ヘルベチア勢が同じものを販売したら5倍の金額は下らないと思うので、安いと言えば安いんですが。)

– 追記 –

結局BOREALIS Sea Stormを注文しました。
7月に残金$150.00を支払って、届くのは8月かな。気長に待ちます。
それにしてもサイトのどこかで言語変更出来たのだろうか…
親切なんでしょうが、中途半端な日本語翻訳機能で超絶注文しにくかったです。
(住所とかデフォルトが日本語入力になってるけどポルトガル人は漢字なんか分からんでしょう。英語で入力しました。)

デイトモデルとか最近流行りのヴィンテージ風ルミノバ夜光モデルとか色々バリエーションがありましたが、シンプルにノンデイト&ノーマル夜光のモデルを選択。
デザイン上無粋としか言いようがないデイト窓もデジタル暗室で作られたフェイクCG写真を思わせるヴィンテージ風夜光も、ちょっと好みではないのです。


WatchGeckoを買うつもりだったお金が少しだけ浮いたので、これも買っちゃいそう…
NEZUMI STUDIOSのVOITUREというクロノグラフ。

クロノグラフってゴチャゴチャしていてあまり食指が伸びるものが無い(実際、クロノグラフはポルトギーゼクロノしか所有していません。)のですが、これは格好良いと思います。まあクォーツなのがちょっと…という感じですが、この顔ならクォーツでもOKですよ。

インドのオンボロ時計 HMT ヴィンテージ(リダンダイヤル)を購入


インドよりHMTのヴィンテージ時計が届きました。

手巻きのプラ風防。ebayで1000円ほどで購入。
年式にしては綺麗ですが当然の話で、ボロボロの軍用時計の文字盤を適当にリペイントして販売している、というだけのこと。
ちなみにヤフオクなんかではORISやCITIZEN名義のヴィンテージ品として、コレと全く同じ物が売られています…
ロゴをHMTではなくORISやCITIZENと書き換え、さらに裏蓋にブランド銘を彫っただけであれらは純粋なパチモンです。


リダンのヴィンテージ、しかもインド時計なんて無価値だということは承知の上。
しかしこのダイバーズ65風に塗り替えられた姿を見ると愛着が湧いてしまったわけです。


手巻き17石のムーブは簡素なものですが、今でも時を刻み続けています。


日差約+76秒。1日に1分以上ズレるわけですね。
まあ酷いもんですが、むしろ僕は数十年前に作られたゼンマイ仕掛けの簡易的な…それも非常に安価に作られた機械が、たったこれだけのズレで未だに動き続けているということに感動を覚えます。時計は宇宙である!なんて言われますが、たった直径3cm程度のゼンマイ仕掛けの機械がそれだけの役目を果たしていることには他の時計ファンの方々同様、やはり私もロマンを感じますね。


ラグ幅は18mm。
新品とはいえ何となくインドレザーのストラップが気持ち悪かったので、ケースを無水エタノールで磨きまくる際にベルトは処分しました。
自宅に18mmのものはNATOしか転がっていなかったので付けましたが、やっぱりシンプルなカーフに付け替えたいですね。
捨ててしまいましたが、インド人推奨の緑ステッチシボ入りカーフベルトはなかなか決まっていたと思います。


しつこいようですがこのNATO、全然似合ってませんねえ。
インド時計自体は良い感じです。

STEINHART スタインハート Ocean Titanium 500 Premiumを購入しました

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海外マイナー系の中ではかなりメジャー(意味不明)と思われるブランド、STEINHARTのOcean Titanium 500 Premiumを購入しました。
ちなみにSTEINHARTの日本語表記はステインハルトやシュテインハート等と書かれていますが、恐らくスタインハートなのだと思います。
現地の方の動画をいくつか見ましたが明らかに発音は”スタインハート”でした。

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価格は590ユーロですがEU外から購入の場合VAT(付加価値税)分約20%が引かれるため、約500ユーロになります。
その他送料(Fedex)が25ユーロ、税関関連で約5,000円。
現在のレートで総額6万5000円〜7万円くらい支払ったかと。
国内に輸入代行業者?ドロップシッピング?よく分かりませんが出品しているサイトもありました。ハッキリ言ってボッタクリ価格なのでご注意を。
輸入代行手数料としても現地価格の倍は取りすぎでしょう。中学生レベルの英語力でも簡単に買えますので本国からの購入推奨。


10万円以下の腕時計としてはなかなか外箱にもコストがかかっています。
国産メーカーだと下手したらペラい紙箱1つですから。
あ、同価格帯の舶来だとユンハンスのマックスビルも1,000円くらいのラミーのペンが入ってそうなショボい紙箱でした。

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スタインハートは元々ヴィンテージロレックスのオマージュ品のような製品を主力とするブランドです。
まあ良く出来ているとは思うんですが、今ではヴィンテージと呼ばれる製品群をリアルタイムで身に着けてこなかった僕としては正直それらに何の感慨も憧憬もなく、そもそも赤の他人の腕で歴史を刻んできたであろうヴィンテージなるカテゴリーそのものに全く興味がありません。自分が新品で購入した1本を着け続け、気が付けば”ヴィンテージ”と呼ばれる1本になっていたとしたなら、それは素敵なことだと思いますけど。

そんなこんなでまさか自分がスタインハートの時計を買うことになるとは想像もしていなかったわけですが、このオーシャン500(面倒臭いので名称略)を見た瞬間、ロレックスの呪縛から解き放たれオリジナルデザインに舵を切ろうとする気概のようなものを感じたのです。そういう勢いのあるものってどうも応援したくなるんですよね。

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チタン製、500m防水、42mm。(そして一応SWISS MADE…)
サブというよりはチュードルのペラゴスに近い気がします。

風防は内面無反射コーティングのダブルドームサファイアガラス、ベゼルはセラミック。
スペックだけ見ても文句なしの最新ダイバーズですが、何よりこれ、かなり格好良いんですわ。

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そりゃ細部を見れば作り込みが甘いですよ。エッジは曖昧だし、チタンの質だって怪しいもんです。
でも、このガワだけ比べると隣のサブの十分の一の金額で買える時計だとは誰も思いませんて。

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ムーブも確かに汎用のETA 2892が積まれてますが、何とこれ、TOPグレードのETAなんですよ。
質感の高いガワ、さらにTOPグレードのETA搭載で7万円未満。他にこんなブランドありますかね?
あるのかもしれませんが、僕には思い浮かびません。海外マイナー系でも良くてエラボレートETA、普通はミヨタ系かセイコーのNH系(外販用4R)でしょう。
※ETAムーブは上位 クロノメーター→トップ→エラボレート→スタンダード 下位と4つのグレードに分かれていますが、上位2グレードのものは検査基準が違うだけでなく、下位グレードとは一部違った素材が使われています。

ちなみにタイムグラファーアプリで計測したところリューズ下向きで日差+1秒とのこと。
アプリ自体の精度がアレではありますが、まあとにかく精度良好ということは分かります。

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とまあこれだけ持ち上げておいて何ですが、クラスプは値段なり…というかぶっちゃけ貧相ですね。
ブレスの質感は悪くないしクラスプも一応ダブルロックなので突然脱落することは無いと思いますが…このクラスプは消耗品と考えた方が良いでしょう。
ブレス単体たった1万円ほどで売られているので、まあ察して下さいな…というところだと思います。

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最後にオチですが、ブレスのコマ調整時ネジが超絶固くて難儀しました 笑
個体差もあるのでしょうがガッチガチにネジロック剤が塗られていますので、無理して自分でやらない方が賢明です。
僕もセルフ調整を諦めて近所の時計店に持ち込むも匙を投げられ、結局京都で一番信頼している修理工房に持ち込んでようやく身に着ける事が適いました。

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スタインハート良いわあ。。。
オススメです。

チュードル ブラックベイ 79220R ベルト交換いろいろ

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せっかくヴィンテージな顔つきなのに現代っ子感溢れるSSオイスターブレスを合わせるのはどうなんだろう…
ということでベルト交換してみました。

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通称ボンドカラーのNATOストラップ。
ボンドカラーといっても黒とグレーのあれじゃなくて、初代007の3色カラーの方です。
個人的にはこっちの方がオッサンの時計!って感じがして好き。


なかなかクラシックで良いんじゃないでしょうか。
ただこの手のストラップは時計本体にもある程度のヤレ感、年季が入っていないと雰囲気出ませんね。
衣装を着させられてると言いますか、どこかコスプレっぽい。

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枯れ草っぽい色のカーフ。
これは恐ろしく合わなかったので2日で外しました…

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今はこれです。赤茶系のカーフレザーNATOストラップ。

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これ、純正の黒い革ベルトより違和感ないと思うんですが、どうでしょう。
個人的には凄く気に入ってます。

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超絶着け心地の悪い純正ブレスからの開放感…

あの着け心地の悪さからか中古市場に新品に近いコンディションのブラックベイが散見しますが、手放す前にベルト交換を試してみてはいかがでしょう。
結構印象変わりますよ。

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