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Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 ZM Archive

晩秋の四国旅 2022


LEICA M10 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 ZM

しばし駅前を歩き回り、公園で金魚を眺める。
開店直後からお昼前なら空いているだろうと狙っていたひろめ市場へ。
狙いどおりまだ席がスカスカだったため、目的のウツボをいただくことにする。


FUJIFILM X-Pro3 / FUJIFILM XF 35mm F1.4 R

写真がウツボじゃない…だと!?
ええ、飲み食いに夢中で撮り忘れました。というか写真!と思った頃にはもう食べかけだった。

桂月→酔鯨→土佐鶴→レモンサワー。
アテは藁焼きカツオの塩タタキ→ウツボのタタキ→ウツボの唐揚げ→カンパチのお頭焼き・くじらユッケで〆。
こう言ってはアレだけど酒も料理も適度なチープさ加減がとても良いと思う。
高知に求めてるのはこういう雑多さなんだなあ。

お昼前には店内が混み始めたので早々に撤退。
最近混雑回避のため京都でも早朝の観光が人気だとニュースで見ましたが、頼むから流行らないでくれと願うワタクシ。
お昼を過ぎたらもう家に帰りたくなるし、15時を過ぎたらもう頼まれたって外になんか出たくないのだった。
外出マインドが平日朝方に特化してくると週末日中の観光とかホント狂気の沙汰としか思えない。

晩秋の四国旅 2022


LEICA M10 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 ZM

桂浜を離れて名もなき集落を散策する。
名もなきって…まあ普通に地名があると思いますが。

漁村の雰囲気が大好きな自分としてはここでぼけーっとしているだけで軽く夕方まで潰せそう。
とはいえ、あれだ。今回の目的は二つ。海を眺めること、ウツボを食べること。
今日はウツボを食べる必要がある。


ということで、しばし散策して早々にホテルの駐車場に車を放り込ませてもらったのでした。
余所の街では極力乗り物に頼らず、地に足つけて歩き回るのが一番だと思っている。
歩けば歩くほど自分という存在が街に溶け込んでいくのが実感できる。

晩秋の四国旅 2022


LEICA M10 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 ZM

2:00出発、6:30高知県着。桂浜より日の出を眺める。
美しすぎて、死ぬ。


この景色を眺められただけでも深夜の長距離ドライバーと化した甲斐があったなと。
普段眺めている若狭湾、日本海もなかなか素晴らしいものですが、雄大な太平洋で眺める日の出はやはり良い…
砂浜に腰かけて朝食をムシャムシャ咀嚼しながらシャッターを押し、しばしぽけーっと空を眺めておりました。
こういう時間を過ごしたかったんだなあ。

Diary


LEICA M10 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 ZM

明日は深夜出発で友人と丸亀を目指す予定なので緊急度の高い仕事を片付けるだけの一日。
荷物といっても一泊して帰ってくるだけだから着替えさえあれば何とかなるのだけど、どのカメラを持って行こうか苦慮している。
GFX50S IIに45mm単焦点と今回新たに加わったOM-1のズームキットかなあ。
焦点距離的にGFXと被るGR IIIxも持っていきたいところだけど何の出番もなく持ち帰ることになりそう。
こうして悩んでいる時間が一番楽しい。


丸亀に宿を取って、その昔やたらと深い銭湯があった辺りをぶらぶら歩く以外は完全ノープラン。プランについては一任されている。
沙弥の浜で早朝コーヒーを淹れて志々島に渡って島歩き、午後は金刀比羅宮にでも登って参道入口の酒蔵「金陵の郷」で締めようかと。
梅雨入りしたばかりの四国だけど幸い明日、明後日だけは天候にも恵まれるようで全く幸運が過ぎる。

またも四国巨樹めぐり 最終日


LEICA M10 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 ZM

21時就寝、4時半起床。近くのうどん屋が6時オープンだと思い込んでいたため早起きしたのですが、実際には7時オープンだった模様。このうっかりさんめ。6時から宿の温泉が朝風呂で利用可能とのことだったので時間を潰して朝風呂→うどんと洒落込もうか迷うも、外の空気への欲求に耐えきれず5時半前には津田の松原を目指すことに。

津田の松原に来るのは1年ぶり?くらいな気がしますが、立派な松が点在していてなかなか楽しめますな。松の木の量なら敦賀の気比の松原、量より質を取るなら津田の松原といったところか。それにしても私が香川県東部を目指すと毎回薄曇りなのは何故なのか。雨が降るより余程マシ、と言えばそれまでですが。写真を撮ったり小説を読んだりしながら2時間ほど松原をぶらぶらした後に最後の朝うどんを堪能し、もうやり残したことはないと高速に飛び乗って帰路につきました。

しかし明石海峡大橋ルートは神戸のゴミゴミした街並みが見えると一気に気分が萎えてしまう感じがして、どうも好きになれません。家に帰るまでは現実なんてもの見たくないのです。私は断然瀬戸大橋ルート派だなあ。


同じ香川県の瀬戸内海でも東部と西部では随分と雰囲気が違うように感じるのですが、それは単純に東部を通るときはいつも空がどんよりしているだけの話なのかもしれません。快晴の国道11号線引田鳴門間なんてもう絶景の連続なんだろうなあ。(私が通るといつも琵琶湖にしか見えなくてアレなんですが。)

さて、今回の旅もやはり最高でした。また次なる旅を楽しみに、明日から路銀を稼ぐ毎日が始まります。こんな時間のためならいくらでも頑張れますな。今晩は写真でも眺めながらじっくり旅の思い出に浸ろう。

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