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京都府京都市 Archive

ポタリング 京都市左京区 貴船神社 本宮の桂


FUJIFILM X100F / Film Simulation Classic Chrome
FUJIFILM X-T20 / XF 18mm F2 R / Film Simulation Velvia / Grain Effect weak

仕事の前に運動を…ということで朝から貴船神社まで。
山の中は空気が違いますな。川沿いの日陰ということで冗談抜きにうちの近所より3〜5℃は気温が低いです。


ふらふら寄り道して写真を撮りながらで往復約36km。
うーん…仕事前の運動はやっぱり40kmまでだな。(先日の白山神社は山道ばかりの往復約80km。仕事する気も失せた。)


流石に平日の午前中だけあって閑散としています。
貴船神社ってあの神武天皇の母親が大阪湾から船で川を遡上してやって来ただのと由来が色々とアレな気が致しますが、そんなことが一切気にならないくらい立地に恵まれているため、非常に霊験あらたかで気持ちのピリッとする良い神社です。


とりあえず参拝を済ませます。
皆さん恐らく海外の方だと思われます(違ったらごめんなさい)が、きちんと二礼二拍手一礼で参拝されていて驚きました。日本人でも適当な人が多いのに。


ちなみに僕は今回無視してしまいましたが、貴船神社の正しい参拝の順序は本宮(一番手前)→奥宮(一番奥)→中宮(真ん中)です。この順序を守って初めて願いが成就すると言われています。


本宮の御神木、桂の木です。


奥にもっと大きな桂があるぞ!と記載がありますが、あまりにも長くなってしまうので記事を分けます。
(あれ?中宮はともかく奥宮に桂の巨樹なんてあった?見逃してたっぽい。)


どうせならもっと葉っぱが茂った季節に来るべきだった。


枝が竹ぼうきのようだ…
幹はまだまだ生気に溢れてますね。
この辺は土が豊かなのか無名の木々まで結構巨大なものが多いのです。
(昨年高さ日本一の認定を受けた三本杉もこの近くの山に生えています。)


桂にしては横幅がこじんまりとして見えますが、結構な樹高があります。
しつこいけど葉っぱが覆い茂った季節に来るともっと迫力があったんだろうな。
昔よく来たのにこの桂はスルーしてました。勿体ないなあ。目線が変わると世界が変わりますね…

貴船神社 本宮の桂
樹齢 推定約400年
樹高 約30m
幹周り 約4.6m

ポタリング 京都市右京区 白山神社のツクバネガシ


FUJIFILM X-Pro2 / XF 35mm F1.4 R / Film Simulation PROVIA / Grain Effect weak
FUJIFILM X-T20 / XF 18mm F2 R / Film Simulation PROVIA / Grain Effect weak

運動がてらチャリンコでどこかへ行こう。
ということで、昨年も訪れた京北町の白山神社を目指すことに。


別にまあ急勾配な坂道だとかそんなことはどうでもよろしい。
ただ恐怖の全面アイスバーンだけは勘弁していただきたかった…


あぁ、こいつが見えると疲れも吹っ飛ぶんだよなあ。
正直、周囲の杉が大きいので巨大さに興奮することは全く無いんだけど、このツクバネガシは何だか暖かいのです。


左中央の古墳みたいな丘のてっぺんに生えているのがツクバネガシ。
何だろう。集落をじっと見守るような、そんな暖かさを感じます。


裏側。二股に分かれている箇所から杉が育っています。
100年、200年後には杉に乗っ取られているのかもしれません。


右側の幹は既に空洞化しており、根元近くでへし折れてしまっています。
他所様のサイトを拝見すると樹高18m〜30mほどと様々な記載がありますが、京都府公式サイトの18mが一番近いのではないかと思います。


左側の幹は真上でなく丘の裏側に向かって伸びているので、高さ自体は大したことありません。
もしかすると右側の幹が健在だった頃は30m近い巨樹だったのかもしれませんね。


ここは集落の雰囲気含めて大好きなのです。
もう少し暖かくなったらここでゆっくり本でも読みたいなあ。
ただ次回からは車でいいや…帰りがしんどい。

京都の自然二百選 白山神社のツクバネガシ
樹齢 約360年
樹高 約18m
幹周り 約7.9m

京都市東山区 新熊野神社の大楠


Canon EOS 6D / Canon EF 24-105mm F4 L IS USM

食後の運動がてらポタリング。東山区、新熊野神社の大楠を見てきました。
ちなみに新熊野は”しんくまの”ではなく”いまくまの”と読みます。


参拝して向かう先は京都では珍しいクスノキ。


枝が混沌としています。もう何が何やら。
幹は健康そうなのにやけに葉っぱがスカスカだな…と思ったら


今年は降水不足の他、カメムシによる虫害によって随分落葉してしまったそうです。
空を覆い尽くす緑の葉。来年に期待ですね。


 


 


京都でクスノキの巨木とは珍しい。それもそのはず。熊野から移植されたのだそうです。
熊野から運ばれ後白河上皇によって手植えされたとか、されてないとか。


新熊野神社は東山通というそこそこ大きな通りに面しています。
目の前には、いまくまの商店街。

少し北には清水寺、南には東福寺という観光客御用達のスポットがあるにもかかわらず、その中間地点にある新熊野神社や智積院の辺りはいつも空いている印象。この辺の方が閑静で散策も気持ち良いと思いますけどね。きっと行列に並ばないと観光した気にならない人が多いのでしょう。


新熊野神社のジオラマ。
うん、本来であればこうして青々と葉の茂った大クスノキが見られるんだろうなあ。


新熊野神社の大楠
樹齢約900年、高さ約22m、幹周り約6.6m
京都市指定天然記念物

京都市左京区 静原神社の二本杉

静原神社のご神木
Canon EOS 6D / Canon EF 24-105mm F4 L IS USM ・ RICOH GR

先日たまたま家族で通りかかった際、チラッと見て気になっていた静原神社のご神木。
またも偶然近くを通る機会があったのでカメラを持ち出して拝見してきました。


ちなみに静原は市内北部から大原へ抜ける途中にある山間の集落です。
大原へ向かうにも一般的には別のルートが使われるため、観光客もまず通らない本当に静かな集落なのです。
府道からここに至るまで恐ろしく細く、そして入り組んだ路地を抜ける必要があるので、車やバイクは府道40号近くに駐車して徒歩推奨。うるさいからね。
集落散策の唯一のルールは地元の方に迷惑をかけないことだと思うのです。


 


向かって右側の杉の方がスリムに見えますが、実は奥に向けて二股に分かれているため幹周り勝負は右手の杉の勝ちだと思います。


特に謂われも何も無いご神木のようですが、ズドン!と天を衝く佇まいはなかなか迫力があります。
実際自分もふらふらーっと引き寄せられたくらいなので。


先日雨の中、ムスメ1を連れ出して撮った1枚。
よく大きさの比較に使われるタバコの箱のような感じで…


落雷?それとも老化で折れてしまったのか。
右手の二股の片方が折れてしまっています。銅?のような素材で塞がれていました。


 


 


まず観光客は訪れない場所なので紅葉の穴場かもしれません。
すぐ隣に小さな児童公園があるので、そこに椅子でも置いて紅葉を眺めながらコーヒーでも飲むと最高かも。
来月末頃が見頃ですね。


しかし寒っ…もふもふのベストを羽織りました。
春も秋も無いっすね。夏冬夏冬の繰り返し。秋物のジャケットとかもう何年も出してないわ。
時計はEVANTに紺色のレザーNATOストラップ。

ポタリング 仁和寺→平岡八幡宮のご神木 ツブラシイ


Canon EOS Kiss X4 / SIGMA 10-20mm F4-5.6 DC HSM (EF-S)

雨上がりの隙を見てキスデジ&超広角ズームを提げてポタリング。


仁和寺に入ったのなんて子供の頃以来だと思う。
いやー広いっすね。かくれんぼが捗りますな、これは。


まあ別に目的があって来たわけではないので。ぷらぷら散策するだけ。
御室桜の時期以外はわりと閑散としているイメージなので今度は子供を連れて散歩に来よう。


本日はノンデイトサブ。
そういえばナイキのエアリフトとDAHON Horizeのペダルが最悪の相性でツルツル滑る。
早いとこペダルだけでも換えないとなあ。


そのまま西へ。高雄方面へ向かう麓にある平岡八幡宮。
お参りしていると神主さんが出てきてくれたので少々雑談。

平岡八幡宮 ツブラシイ
ご神木のツブラシイ。樹齢約600〜800年とのこと。
幹の内部は空洞化が進んでいます。
以前訪れた際はこんな立て看板なかったような気が。
枝と言っても丸太クラスが落ちてくる可能性もあるので止むなし、ですね。


頭上を見上げると葉が茂り生命力溢れるようにも見えますが、ここ数年は椎の実を付ける量が急激に減っているそうです。


このご神木の他にもオハツキイチョウと呼ばれる珍しいイチョウの木があるのですが、近所の方がギンナン採集に勤しんでおられたので撮影は止めておきました。葉っぱの上にギンナンがなる珍しい品種だそうで、神主さん曰く全国でも20本ほどしか存在が確認されていないとのこと。葉っぱの上?という感じでどうも上手くイメージできないので、実物を見てみたかったなあ。

APS-Cと超広角レンズの組み合わせでも充分戦力になることが分かっただけで今日は満足。

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