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2018-05

NETHUNS SCUBAPRO 500 SPS511を購入


SONY DSC-RX100

気分転換に時計でも買おうということで本当はオメガのシーマスター マスターコーアクシャルに決めていたんですが、何かうっかりカメラの本体やレンズが増えたりパソコンが増えたりしてしまったものですから、いやいや節約しようと。別に僕は石油を掘り当てたわけでもない普通の働くおじさんなので、とにかくお金が無いのです。宝くじでも当たらないっすかねえ。まあ買ったことないんですけどね。 全文を読む

福井県三方上中郡若狭町 上村家のタブノキ


FUJIFILM X-T20 / XF 10-24mm F4 R OIS / Film Simulation PROVIA
FUJIFILM X-Pro2 / XF 35mm F1.4 R / Film Simulation PROVIA


本日10日は晴天の予報。これは出かけるしかない!ということで昨晩は久しぶりに夜更かしして仕事を片付けました。春先に小浜で巨樹巡りしましたが全く回りきれなかったので、今回はまだ見ぬ猛者と出会うため小浜方面を目指すことに。大原、朽木方面から鯖街道を抜けて小浜方面へ向かい、市街地の手前で南川沿いに堀越街道を抜けて名田庄、京北方面からぐるっと回って帰宅するルート。まずは若狭町の「上村家のタブノキ」です。


ぶっちゃけるとですね、本日2本目の巨樹なんですよ、ここ 笑
実は近くの巨樹を撮影していたら地元の方から「もっと凄いのがあるぞ、案内してやる。」との有難いお誘いが。撮影が終わったら声をかけてくれや、との事でしたが、撮り始めると長いんですわ。僕。なのでひとまず撮影を切り上げ、そちらのポイントから撮影することに。それがこの「上村家のタブノキ」だったわけです。


これは確かに凄いタブノキだ。まだ若く見え貫禄には欠けるものの、地面の蓋を開けたら龍がぶわっと飛び出してきたかのような、そんな勢いを感じます。初訪問時に枯死していた小浜城跡の九本ダモも健康な頃はこんな姿だったのかもしれません。九本ダモの20年ほど前の写真を見るととても数十年で枯死してしまうようには思えませんでしたが、それを教訓にしてなのか県と協力してこのタブノキの2世を育成する計画が進行中だということです。枝を挿し木にしたりと試行錯誤しているけれど、なかなか上手くいかないんだとか。タブノキって塩害に強かったり結構タフな印象ですが実は環境の変化に弱く、育てることも困難なんですね。


枝の広がりが壮観。


どの角度から見ても本当に凄い迫力でした。


地面のそこらに、根にできたコブが。
非常にふわふわとした豊かそうな土なので、踏み固めてしまわないよう歩くのにも結構神経を使います。


タブノキの花。


この方が鬱蒼とした森の中にそびえ立っていたら結構なホラーだと思うんですが、周囲の開けた気持ちのいい丘の上に立っているからか、ネガティブなイメージは一切感じません。個人所有の土地なのであまり長居するのもどうかと思いますが、ここでコーヒーでも淹れてぽけーっとしたら気持ちいいんだろうなあ、なんて想像が膨らみます。


環境に恵まれ樹勢も強い。余程の環境の変化がない限り、これからまだまだ大きくなると思われます。その時自分がこの世にいないことが残念ですが、この感動を次の世代にも遺していきたいものですね。

周辺は離合困難な地元の方の生活道路(というか農道)ばかりなので、ゆっくり対峙したいという方は近くの「信主神社」に車を停めて歩くことをオススメします。せっかくご厚意で土地を一般開放して下さっているのですから、こちらも極力迷惑をかけないよう注意したいものです。

上村家のタブノキ
福井県指定天然記念物
樹齢 約300年
樹高 約17m
幹回り 約9.3m

京都市下京区 西本願寺のイチョウ


SONY α7II / Carl Zeiss Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA (APS-Cモードで使用)
FUJIFILM X-T20 / XF 10-24mm F4 R OIS / Film Simulation PROVIA

近場すぎて逆に足が遠のいていた西本願寺のイチョウを訪問しました。フルサイズ専用レンズのゾナー35mmを得た巨樹撮影初参戦のα7II君。ようやくこれで俺の活躍の時が!と思っていたかもしれませんが、「APS-Cモード」という撮影画像をクロップして無理やりAPS-Cの焦点距離にしてしまうという最早存在意義を失っているかのような使われ方をする羽目となりました。すまんね。(本来はAPS-C専用レンズで撮影するための荒業ですが、疑似的に望遠レンズ化するのに役立つね、これ。)

さて。遠目に見る限りではこれがイチョウだとは誰も思わないでしょう。もちろん自然現象ではなく種も仕掛けもあるわけですが。


剪定に剪定を繰り返し、本来空に向かって伸びるイチョウの木を人の手で無理やり横へ横へと伸びさせているわけです。うーん、賛否両論な巨樹だということは間違いなさそうです。ただこれはもう大掛かりな盆栽みたいなものだと思うんですよ。育成に数百年かけた大規模な盆栽。巨樹として見るのではなく、盆栽職人の作品としてその超絶テクニックを楽しんだ方がしっくり来るんじゃないでしょうか。


生命感あふれる主幹。根元にはひこばえが生い茂り、樹皮からもまるでキノコのようにイチョウの葉っぱが生えています。僅かながら乳柱が出来始めているのも確認できます。


紅葉の時期のイチョウの美しさは語るまでもありませんが、新緑の季節のイチョウも負けてないんじゃないかと思うのです。


苔むした枝。


当然ながら自身で枝の重みを支えることなんて出来ないので、ほぼ全方位の枝に台座が添えられています。健康なのに要介護だという歪な状態。


ヒューマンスケール。
たった1本のイチョウなのに遠目にはこんもりした丘みたいだ。


枝をよく見るとちょっとグロテスク。


このイチョウは「逆さイチョウ」と呼ばれていて、その昔名高い高僧が逆さに植えたことで枝が横に広がった…という逸話があるそうです。高僧がお箸を刺したら…とかその類の逸話ですね。木が大切にされている証拠でしょう。


お寺さんには建造物を火災から守るためにイチョウが植えてあることが多いですが、本願寺クラスの巨大な建造物ともなると守るのも一苦労でしょう。冗談だろ?俺には無理だよ。なんてぼやいているかもしれません。(しかしデカいな本願寺は。掃除が大変そうだなあ、なんて俗的なことを思う。)

正統派な巨樹とは言えませんが、十分に見る価値のある1本だと思います。京都駅からも徒歩圏内ですしね。

西本願寺のイチョウ
京都市指定天然記念物
樹齢 約400年
樹高 約7m
幹回り 訳6.5m

モンシロチョウの幼虫 経過


FUJIFILM X100F / Film Simulation PROVIA

持ち帰った3匹のうち1匹がサナギになりました。
感動だ、これは。


残り2匹。1匹は順調に成長してますがもう1匹、奥の小さいのは採集した時点でアオムシコマユバチに寄生されていたようで、先週末帰宅した際コバチの幼虫に体中食い破られた状態で発見しました。死んでいるようにしか見えなかったものですからムスメと一緒に庭に埋めてやろうと思ったところ、わずかに息があるんですね。たった数日とはいえ同じ屋根の下で暮らしているとやはり愛着が湧くものです。こうなってしまった以上回復は不可能らしいんですが、どうにも見捨てられないわけですよ。懸命な処置の成果なのか、3日経って少しだけ元気が戻ってきたように見えます。1日でも長く生きて、出来れば蝶になって元気に出て行ってもらいたいものです。

Diary


SONY α7II / Carl Zeiss Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA

野間の大ケヤキへフクロウウォッチングに。


初代EOS M + 500円で買ったEF 35-135mmで撮影。意外とまともに写るじゃないか。


35mm換算で200mmくらいになっていたはずですが、それでもよく分からないのでトリミングしちゃいました。うん、またご不在。転落防止網にフクロウのものと思われる羽根が付着しているのだけは確認できます。撮影に来ていた方曰く早朝に母親だけ顔を出していたらしいけど…もう見るのは無理かもしれんね。(というか、いいかげん往復の道のりに飽きてきた。)フクロウが去ってからのアオバズクに期待しよう。

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