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2020-06

Diary


PENTAX K-1 / PENTAX smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited

行き先は結局初志貫徹ということで富山県の魚津市に決定。
山歩きの疲労度を考えると日帰りは厳しいかもしれないと思い、念のため石川県の外れのホテルを予約した。
ここ最近で一気に機材が充実したので誰をお供にするかが非常に悩ましい。

愛知県豊田市 大野瀬の子持ち桂


SONY α7III / TAMRON 17-28mm F/2.8 Di III RXD

巨樹をめぐりながら関東を目指した昨年の夏。まずは第一の目的地である「月瀬の大杉」目指して京都南ICから高速に飛び乗ります。本当は極力高速道路を使わず巨樹を経由しながらのんびり向かいたいところなのですが、慢性的に渋滞している四日市~名古屋をショートカットするために止むを得ず、です。豊田藤岡ICから先は高速が通っていないので国道153号をひたすら東へ。途中「ほうらいせん 吟醸工房」に立ち寄って地酒を購入したりしながら岐阜県、長野県との県境にほど近いところまでやって来ました。北へ2~3キロで岐阜県、東へ2~3キロで愛知県という立地。ここに巨大なカツラの巨樹があるということで、これは立ち寄らないわけにはまいりません。車はこの右側のスペースに駐車させてもらいます。

なお、私は近くまで到達できたもののこのカツラへ至る道を発見できず一度は数キロ先の月瀬の大杉まで突っ走ってしまい、そこから戻って再度探索という失態を犯しました。Google Mapに登録のある「子持ち桂」を目的地に指定すると恐らく「コガイト」という集落の辺りでルートが途切れてしまうと思います。「まいにちブルーベリー」の手前に野入川へと下る狭路があり、その先にある橋を渡って冒頭の写真の場所に行くことが出来ます。地味に迷ってしまいましたので念のため。 全文を読む

モリアオガエル


SONY α7III / TAMRON 70-180mm F2.8 Di III VXD

特に逃げるわけでもなく、ただひたすらこちらをじーっと見つめてくる。アホそうな顔してんナ…なんて思いながら向かいに腰かけてコンビニパンを頬張っていたところ、なんとこのモリアオさん。目の前でトンビにかっさらわれてしまいました。よく今まで生きて来られたなこいつ。


木にぶら下がっている泡状のものはモリアオさんのたまご。通常カエルは水中に産卵して水中で孵化しますが、モリアオさんはこのとおり樹上に産卵して孵化したオタマジャクシがポチャンポチャンと池に落ちていくという、そんな感じです。やっぱりこのたまごもトンビにつつかれたりしていましたから自然というのはなかなか手厳しい。それでも何百年も生態系が変わらず同じサイクルで回り続けているわけですから、これを神秘と呼ばずして何と呼ぶのか、と思うのです。

さて、ここ数日巨樹めぐりの計画を立てていますが、まずもって一向に目的地が決まりません。行きたいところはいくらでもあるんですよ。何より富山県の魚津市に行きたいし、ああ長野県の端っこにある「月瀬の大杉」を再訪するのもいいぞなんて。月瀬の大杉は訪問したのが日差しの強い時間帯だったこともあって写真に満足出来てないんですよねえ。でも県境を越えた移動制限が解除されるとはいえ、いきなり何百キロも移動するのは流石に人としていかがなものかという気も。まあ東京近郊と北海道、あとは福岡さえ避けておけば現状終息しているに等しい状態なので気にし過ぎなのかもしれませんが。

正直近場の奈良や敦賀にでも足を伸ばしてホテルの中でだらだらお酒を飲むだけでも充分満足できるんですけど、どうせなら一か所だけでもいいので巨樹、それも大物を回りたいんですよねえ。国の施策で国内旅行のキャッシュバックキャンペーンが始まってしまうとアホほど大量の観光客でごった返すかもしれないので、そうなる前には出発したいと思っております。多少のお金なんかよりも、とにかく静かにのんびりと旅をしたいですワタクシは。

Diary


SONY α7RIII / SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Art

本日の朝練は久しぶりの自転車。清滝トンネルを抜けて先日訪問した「空也の滝」を目指しました。あまりに気持ち良かったもので。極めてどうでもいい話ですが、個人的にはスローシャッターで撮る繊細な絹のような滝写真よりも、ハイスピードで水が弾ける瞬間を収めた力強い滝写真の方が好みだったりします。


辺り一面に飛散する水飛沫がとても気持ちいい。え?コバエではありませんぞ?飛沫を一身に浴びながら、しばし滝をぽけーっと眺めて下山。その後清滝川に足だけ浸かってまたまたぽけーっと景色を眺め、愛宕念仏寺に立ち寄って帰宅しました。愛宕念仏寺を参拝したのも久しぶりですが、あそこはやはり雨の日に行くべき場所ですね。せっかくの梅雨の時期だしまた近々仕切り直そう。特に疲れていたわけではありませんが、それでも良い気分転換になりました。

Diary


SONY α7RIII / SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN | Art

やけにたくさんのツバメが空を舞っていると思ったら。
毎日眺めていた者としてはちょっとした感動だった。


あとどれくらいの間この地に留まってくれるんだろう。なんだかんだ愛着が湧くもので、寂しくないと言ったら嘘になる。
来年もまた来てくれることを願って。そして、来年も毎日ツバメを眺められるくらい心に余裕を持った自分で在りたいと思う。
(今年のこの心の余裕は新型コロナの副産物ですからねえ…生活を見つめ直す良いきっかけになったことは間違いありません。)

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