がまかつの宵姫EX S51FL-solid.RFを買いました。
5フィート10インチではなく、5フィート1インチ。
たぶん市販品では最短にして最軽量のライトゲーム用ロッドでしょう。
まずがまかつ公式サイトの売る気の無さに驚き、実際店舗で手にしてみて短すぎ!軽すぎ!と驚きました。
あまりの細さにカワハギに折られたエバグリ リンバーティップの悪夢が脳裏に浮かびます…注意して使わねば。
最近6ft台前半、かつ張り強めのショートロッドばかり使ってましたが、操作がしやすく海中での情報がより手元に伝わってくるショートロッドの方が釣りが楽しいんですよね。7ft〜8ft台のロッドが無いと完全に釣りにならないようなポイントには、夏のアコウシーズン以外は行きませんし。
わざわざ数時間かけて海まで行って、そこでさらに何時間も釣りをするわけなので、結果ありきの釣果よりもまず釣趣を楽しみたいなと最近思うわけです。
最低限、家族にお土産を持ち帰れるくらいの釣果も欲しいんですけどね。
昨晩のタケノコクラスがヒットしただけで折れるんじゃないかとヒヤヒヤしてますが、とにかくこのロッドで魚を掛けるのが楽しみです。
– 追記 –
メバリングに数回使用してみました。
10〜23cmのメバルを約100匹、10〜20cm強のガシラを数十匹掛けてみた感想。
高弾性超ショートロッドなのでパツパツなティップを想像して購入しましたが、以外にも(短さの割には、ですが)食い込みが良く所謂パッツン系のアジングロッドというわけではありませんでした。バット部にメバル?のイラストが描かれていることからも、対アジに特化した製品作りではなく、ライトゲーム全般に適応できるようマージンを持たせたロッドなのではないかと思います。
対アジ専用を考えて5ft台の超ショートロッドを購入するのであれば、僕は使用したことがありませんがコンセプト的にティクトのUTR55CQCの方が向いているかもしれません。
ブランクですが、リンバーティップのような超繊細かつ超高弾性なブランクではなく、かなりの粘りを持った「掛けてからも仕事をするブランク」であるように感じます。ちなみに手持ちのロッドでは、34のHSR-63なんかは「掛けるまでが俺の仕事だ、掛けてからはお前が働け」というロッドです。宵姫EX S51FL-solid.RFは見かけによらず(百聞は一見に如かず、ですがメチャクチャ細い)ベリー〜バットの粘りが魚のパワーを吸収してくれるので、割と安心して寄せることが出来ます。
メーカーでは20cmのアジであってもタモで掬うことを推奨していますが、今のところ自分は全て抜き上げています。これは単にアジメバル程度の相手にタモを持ち歩くのは面倒臭い…と横着しているだけなんですが。四国で釣った数十匹は足場3m〜6mの高台からでしたが、特に不安は感じませんでした。尺クラスになると体感的な重さが一気に増すので、タモがないと不安かもしれません。
発売時期、価格帯を考えるとガイドはトルザイト化してくれても良かったんじゃないかという気がしますね…というか個人的には+1万円でもいいからトルザイト化して欲しかった。あと、現時点の流行から見るとガイドがやや大きい気がします。(恐らく対象魚種にマージンを取った結果、ある程度の太糸にも対応出来るようガイドを大きめにしているのではないかと。)軽けりゃ良いというわけではないけれど、まだまだ軽量化の余地があったように感じます。
一言で表すならバーサタイルに使える超ショートロッド。
良いロッドですよ。
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