Diary

LEICA M10 / LOMO SMENA 8M LENS (Lマウント改)

長かったムスメたちの夏休みもようやく終わり、久しぶりの静かな朝を過ごしている。
月末恒例の雑務を朝食前に済ませてしまったので本日の予定終了。
退屈しのぎにGoogleMapを眺めながら脳内トラベラーと化していた。

LEICA M10 / Canon 50mm F1.8 II

ヒマなのでMFレンズの分解清掃でも学んでみようということで「薄クモリあり(カビとバルサム切れは無し)」のCランク品を買ってみたこちらのレンズ。試し撮りしてみるとクモリの影響こそはっきり出ているものの、これはこれで悪くないかもしれないな、と。人間が歳を重ねれば老いていくのと同様、当然モノだって一緒にくたびれていくわけで。まあこの方は私が産まれるより何十年も前から生きる大先輩なのでアレですが、私の視界もそう遠くない将来こんな風になるのかもしれない…などと考えると色々感慨深いのです。え?急に分解が面倒くさくなっただけだろうって?いやいやいや。(本当は急に面倒くさくなった。)まあカニ目とかゴム製レンズオープナーとか色々買ってしまったので、また気が向いたら分解してみようと思います。

4件のコメント

  1. レンズの分解清掃?
    個人でそんなことをしようという発想が無かっただけに驚きです。
    ちょっとググってみたら、結構大変ですね。
    手先が不器用な私には絶対にできない作業です。
    安いCランク品を買って分解清掃すればお得・・・そう一瞬でも思ったアホは私です(笑)。

  2. レンズの分解再組立てができれば、例えば絞りの粘りとか、解決できるものは結構あるなと思うんですよね。
    ウチの死蔵品もやってみるべきなんでしょうが……社会主義国や冷戦時代のものは、変なとこにプラパーツ使ってたりとか、腐食しやすい銅材料が死んだら終わりとか、負の意味でのロストテクノロジーが多くて、正直諦めています。
    でも、ジャンクで練習していずれ自分で直せるようにまでなったら、かなりの達成感でしょうね。
    この軟禁期間にこそやっておくべきかも……と思わなくもない趣味です。

  3. > RYO-JIさん
    我が家の曇ったエルマー90mmを清掃できないかと思ったのがきっかけで、まあ壊さない程度に少しでもきれいになればいいなと。
    私も不器用なので、当面は手を出すとしても1万円未満のレンズだけになるかと思われます 笑

    実際オークションなんか見ていると、明らかにCランク品を個人で分解清掃して出品されているようなブツなんかも散見しますよね。
    分解スキルも玉石混交に違いないので、流石にそういった品に手を出す気にはなれませんが…ちょっとした修理くらい
    できるようになったら、レンズの造りへの理解も深まってより楽しめるかなと思うのです。はい、要はヒマなんですよね…

  4. > 狛さん
    絞りの粘りにヘリコイドグリスの劣化、いくら頻繁に持ち出して防湿庫に保管してあげようと、やはりモノである以上は
    どうしても性能が劣化していきますよね。己の技量の無さをわきまえながら、直せるところは直していけたらいいなあと。
    仰るように東西別れていた頃のドイツや旧ソビエト時代のブツは、個人レベルで太刀打ちできる範囲を超えていそうな気がします。
    分解するだけで内面の塗装がペリペリ剥がれたり経年劣化したパーツがへし折れたり、まあ上手くいく気はしませんね 笑

    流石に映画や読書、自宅でできる運動にも飽きてしまい、そろそろ何か新しいことを始めてみたいと考え始めていたところでして。
    分解修理がそのピースを埋めてくれるかは分かりませんが、脳を腐らせない程度に色々新しいことも試してみようと思います。

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