旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

早朝からずっと動き回っていたので一時休憩。
お風呂に浸かって日本酒でもやりながら最終便の観光客が帰る夕方まで待つことに。
酒のアテにと地魚を焼いていたところ突然雷雨が降り始めた。

しばし縁側に腰掛けて雨靄がかっていく志々島を眺める。

雨の志々島もいい。
結局カメラを掴んで部屋着のまま外へ飛び出してしまうのだった。
濡れたらまたお風呂で温まればいいし、服なんて洗濯すればそれで済む。

「きんせんか」から海までほんの1、2分。
こんなところで暮らせたら素敵だろうな、と思う。
私はいつだって心穏やかに生きていたい。

2件のコメント

  1. 余韻たっぷりな写真たちに旅へと誘われます。
    次から次へと目的地を追うのではなく、他所の土地でゆったり過ごせる時間こそまさにおカネでは買えない贅沢。
    自宅の他に落ち付ける場所がある実感もいいものだし、ふとやっぱりウチに帰りたくなる瞬間も、それはそれで大切なのかもしれない。

    GFXの使い勝手の良さも改めて感じます。
    写真の編集や保存は文字通り重いのでしょうが、それ含めて旅の思い出の豊かさだと言えそうですね。

  2. > 狛さん
    初めて訪れる土地はどうしても忙しなく点と点を移動する旅になりがちで、そういうのももちろん素晴らしい思い出に
    なるのですが、再訪の旅にはそれと違った良さがありますね。俺はもう初心者じゃないぞ?的な心の余裕が。

    鈍くさいAFや実際にくそ重いボディのズッシリ感を感じる度に、GFXは日常カメラじゃなくて旅カメラだなと実感します。
    一枚一枚大切にシャッターを押す感覚が心地いい。K-1のズッシリ感にもそれと同じ心地よさがあります。
    身軽でいたい旅とはいえ、軽くて便利でサクサク撮れりゃいいって単純なものでもないのが面白いですね。

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