Diary

LEICA M10 / LEICA Elmar-M 50mm F2.8 E39

久しぶりに荷物は財布とM10だけ、さらにレンズもエルマー50mmだけの一本勝負…いや、別に勝負する気はさらさらないのだけど。
身軽にシンプルにして歩く身近な景色は意外と悪いものではなかった。

主にミラーレス機で撮影するようになりEVFの見た目そのままに撮れてしまうからなのか、細かい粗が気になることが増えたような気がする。
ファインダーを覗きながら、ちょっと水平がズレてるか?露出ももう-1EV下げた方がいいかも…など。
失敗を許容できなくなるのか、心が動く→即シャッターのリズムが遅れがち。

たまにレンジファインダー機やレフ機で撮り歩くとそんな雑念から解放されるのです。
そうだ、写真ってもっとシンプルでよかったんだなって。

撮った瞬間は「失敗した!」「何でこんなしょうもないもん撮ったんだ?」と感じた写真にかぎって、後で見返すと意外と悪くなかったり。
メイン機のGFXを使っていると模範解答的な1カットだけ残してボツカットを全削除するような撮り方に寄ってしまいがちなワタクシ。
(GFXは撮影データの容量も大きいので、ボツカットを溜め込むとデータ保管用の母艦を圧迫するし…とせこい考えも浮かんでしまう。)

こういう撮影を続けてしまったら写真が息苦しく感じる時が来るだろうな…と想像するのは容易いわけで。
適度に雑でゆるーい写真も取り入れながら、気楽にやりたいものですな。

2件のコメント

  1. ミラーレス機を使うようになって明らかに露出がズレた写真はグッと減りましたね。
    まぁ当たり前っちゃあ当たり前なんですけどね。
    細かい粗は確かに気になってしまっているかもしれません。
    私の場合は特にピントには神経質になってしまっているようです。
    ピントゆるゆるでもOKだったフィルム時代が懐かしいです(笑)。

  2. > RYO-JIさん
    ピントは気になりますねえ。MF撮影時なんて拡大機能フル活用しますもの 笑
    しかし失敗が減った=楽しいではないのが写真趣味の面白いところですね。
    1シャッターまでに手間暇かけている間に損なわれてしまったモノも確実に存在するわけで。
    レンジファインダー機はともかく、中古レンズが捨て値になりつつあるレフ機はいつかまた脚光を浴びる日が来そうです。

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