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SEIKO グランドセイコー SBGX059を購入


朝何も考えずにスッと着けられる、そんな普通な時計が欲しいなあということでグランドセイコー SBGX059を購入しました。こちら既にディスコンとなってしまったため仕方なく中古美品を購入。中古とはいえ美品クラスになると現行新品を買うのとほとんど差額も無いんですよね。もっと早く新品で買っておけばよかったと後悔しています。


※画像はセイコー公式サイトより拝借しました。

現行モデルのSBGX259が↑なんですが…うーん、これはどうなんだろう。実際のところ「SEIKO・GS・Grand Seiko」という同じ内容3連呼のアホ極まった3連ロゴこそ格好悪さの極みであると思っていましたが、そうきたか、と。個人的には魔の3連ロゴよりも微妙…と思うんですがいかがでしょうか。Automatic表記の入るメカニカルなんかはここまで違和感ないんですけど、ちょっと下がスカスカすぎてバランス悪いなあと思いませんか。まあこれは好みの問題なんでしょうけども。


※こちらもセイコー公式サイトより拝借しました。

購入にあたって対抗馬だったのがザ・シチズンのクォーツモデル。知名度の低さ的にも文字盤のシンプルさ的にもザシチさんの方が好みではあるものの、やっぱりこの9Fクォーツの秒針の動きを見てしまうと「これしかない。セイコーですよ。」となってしまったわけです。(ザシチも凄く良い時計だと思います。クォーツモデルから和紙文字盤のエコドライブモデルまで色々触った上で決めました。)


やはり針の美しさ・重厚さでいえばザシチよりもグランドセイコーに軍配が上がります。通常クォーツムーブは機械式ムーブに比べるとパワーが足りないのでペラペラの薄い針しか動かすことが出来ないのですが、GSの9Fクォーツは1秒間に2ステップ運針させることでトルクを生み出し、機械式時計並の重厚な針をセット出来ているのです。日本刀のように研ぎ澄まされたグランドセイコーの針はとにかく格好良いんですよね。

そのため電池寿命がザシチの5年に対して約半分の3年となっていますが、この摺り足のようにスッ…スッ…とスライドしてはインデックスにピタッと吸い付くように止まる美しい秒針の所作を見てしまうと、別に電池交換くらいどうでもいいじゃないかと思えてしまいます。


グランドセイコーの針の動きと言えばとにかくスプリングドライブばかり注目されがちですが、個人的にはスプリングドライブよりも9Fクォーツの針の動きの方がずっと美しいように感じます。実際に隣のスプリングドライブ SBGE001なんて購入初日で針の動きに飽きましたからね。

それと現行スプリングドライブはムーブメントの大きさ故に、どうしてもケースサイズがデカ厚にならざるを得ないのもネックです。雪文字盤のSBGA211なんて本当に美しい時計ですが、あれだけ繊細なデザインの時計はやはり40mm以下、可能なら38mmに抑えてほしいところです。


実売20万円しないグランドセイコーのいわば梅モデルですが、その磨きに手抜きはありません。この触れたら切れるんじゃないかというくらいにピシッとしたエッジ。高額なモデルを買わずともこの磨きが味わえてしまうのは本当に喜ばしいことです。


今回購入したSBGX059はホワイト文字盤。針と文字盤のコントラストが低く、逆光下での視認性が優れているとは言い難いです。とはいえ多面カットされたインデックスと鋭く研ぎ澄まされた針がキラキラと輝くため、どの角度から見ても完全にホワイトアウトして時間が判別できないというようなことはありません。夜光塗料無しのモデルなので、残念ながら完全な暗闇の中での時間判別は不可能です。


グランドセイコーは本当に良くできた腕時計です。
しかしこのモデルに限った話ではなく、全モデルに言える最大の欠点がこのブレスレットの完成度の低さだと思います。このSBGX059にしても明らかにビジネス向けと思えるシンプルな文字盤に、このマッシブでスポーティなオイスターブレスを合わせる必要があったのか。ちょっと理解に苦しむところがあります。

このステンレス無垢の3連ブレスも決して着け心地が悪いわけではありませんが、では着け心地が良好かと言われるとそんなこともなく、腕時計本体の完成度と比較するといまいちやる気が感じられない、歩調が合っていないように感じられます。SBGE001のレビューでも同じようなことを書いた記憶がありますが、そもそもこの軽量クォーツ時計SBGX059と重量級デカ厚時計SBGE001のクラスプが全く同じものだというのが信じらません。一体何を考えてるんだろうどころではなく、これはもう何も考えてねえなこいつ…と匙を投げたくなるレベルの話です。


最高の日常時計を。最近はナンセンスな高級路線に振れようとしていますが、かつての良きグランドセイコーがコンセプトとしていた言葉です。素晴らしいコンセプトを掲げながら、このクラスプですよ。汗をかく夏には緩めにしたいし逆に秋冬はピシッとフィットさせたい。もちろん夕方には腕がむくむし、飲みに行くときなんかも少し緩めたい。そんな時にわざわざ半コマ脱着してブレス調整しろと仰るのか。たった3つだけでもいいから微調整穴があるタイプのクラスプだったらなあ…と思わずにいられません。セイコーの内部事情はよく分かりませんが、このブレスは外注品なのかもしれませんね。ここだけ明らかに何のポリシーも感じないものづくりが為されています。


とまあ色々好き勝手言ってますが、グランドセイコー梅モデルってこの価格にして世界最高のクォーツムーブとセイコー研磨技術の粋が味わえる、一番お得なモデルなんじゃないかと思います。公式サイトの9Fクォーツ紹介ページを読んでいただくと、いかにこのムーブメントが変態的に拘り抜いて作られているかがよく分かるのではないでしょうか。個人的には機械式を買うならGSじゃなくていいし、スプリングドライブはその重さから1本持ちのメイン時計には不向き。クォーツモデルが一番のオススメです。

コメント:2

時計が欲しい人 19-02-12 (Tue) 10:02

グランドセイコー、二つも持ってるなんて羨ましい限りです。私も購入を検討していて、購入者の方々のブログを毎日見て、楽しんでいます。なるほど、クォーツがおすすめですかぁ。 文字盤の色は、黒と白どっちが使いやすいですかねぇ?

to-fu 19-02-12 (Tue) 17:59

> 時計が欲しい人さん
個人的にはクォーツがおすすめですが私も最初はスプリングドライブが欲しくてそちらを買ったクチなので、とにかく一番格好いい、好きだ、と思えるものを購入されるのが一番だと思います。文字盤は細かいことを言うと白が万能(オンや冠婚葬祭には白文字盤がマナーらしいので。)だと思うんですけど、最近はスーツにダイバーズやG-SHOCKでも誰も気にしない時代なので、こちらももう好みで選んでしまうのが一番!かと。悩み抜いて購入した1本は絶対に一生モノになると思いますよ。良い時計ライフを!

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