Diary

Panasonic LUMIX GX7 Mark3 / LUMIX G 2.5/14 ASPH. / Photo Style “L. Monochrome D”

本日も京都駅前。久々に晴れ。気持ちがいいので自転車で。
2.5/14は1.7/15より1cmくらい薄い反面、実絞り環が付いてないのは大きなネックポイントだなーと。電源OFF時に先に絞りを決めておいて、電源ONと同時にファインダーを覗いてシャッターを押すだけにしたいんですよね。街撮りする人なら分かってくれそうですが、この辺のリズムは結構大事なのです。2.5/14は電源をONして液晶を見ながらダイアルをグリグリやらないとF値を変更できないあたり如何にもデジタル臭いしテンポが鈍くさくて何だかなあという感じ。こういう細かな操作感から考えるに、やっぱりX100シリーズは日頃から街撮りする人が考えて作ってたんだなあというのがよく分かります。

またもヨドバシでデモ機を触ってきましたがシグマのDPクアトロシリーズ、あれ良いですね。操作感もセンサーも他社より3周半は遅れを取っている印象ですが、そこにむしろ「それがどうした。俺がシグマだよ。悪いかよ。どけよ。」みたいな清々しさを感じます。世界最高の画質!だのやれフルサイズ!だの、秒間20連射!…ホントもう勘弁してくださいって話ですよ。だからどうした?俺はシグマだぞ?朕はシグマぞ?デジタル機器なんて最新のものを買ったところで、ものの1年でドラゴンボール並みにインフレして当時の最新が古臭くなるものなんですよ。シグマみたいにドンと構えてればよろしい。流石にシグママウントの一眼レフに身投げする勇気はありませんが、DPシリーズくらいならお布施してもいいかもしれない…という気にさせてくれました。

で、色々触ってみて思うのは、大型センサーコンデジとして一番完成度が高く感じるのは未だにGR2だということ。事実上先代のGRからキャリーオーバーしただけの代物(Wi-Fi機能が付いたくらいしか進化してない)なので、その化物っぷりを思い知らされます。

5件のコメント

  1. 使いどころが見えてくるとその理想形が想像しやすい……それを考えると、やはりここまで10数年写真を続けてきたんだなあと実感します。to-fuさんが各コラムで書いてることがよく分かります。
    絞りはあらかじめ設定できるに越したことはないですね。アダプターでスクリューのレンズを使った際、妙に使いやすいと思う時があるのはこれなんですよね、きっと。
    何なら電源ONも省けたらいいんですが……さすがにそういうデジカメは無いですね。笑
    (M42の存在が、デジタルにおいてもペンタックスを引き継いでしまった理由だった……ということを思い出しました)

    シグマさんはあまりに強烈で、もはやマウントとかフォーマットも超越して「シグマ」というジャンルになってしまってますね。
    発売された当時ですでにあり得ないレベルの欠点を抱えて生まれながら、現在になっても忘れられない何かを放ち続けていると思います。そのせいで、ずっとディスってられるし、ずっと楽しめる。笑
    デメリットは山ほどあるんですが、シグマでしか得られないものを得られる感じがあって、捨てられなくなるんです。
    DP2メリルは、JPEG撮りっぱなしでサクサクやるのもなかなかオツだとわかったので、まだまだ使うと思います。
    これでISO800がまあまあ使えたなら、マイクロフォーサーズ要らないんですけどね(=要る)。

    興味深いのはフジで、機種によって開きが大きいと言いますか……開発チームやプロジェクトに差があるのか、上位機種に対する期待がそれだけ大きいからなのか。
    全然今まで考えたことなかったんですが、それならオリンパスはどうなの? とか、やはり興味が出てきますね。
    ああ、でも、小さいのがいいなら一眼レフっぽいデザインにこだわる必要はないし……。楽しいですね。笑

  2. > 狛さん
    いざ使ってみると、あの機種の○○はもっと使いやすかった!だの、あっちのアレより安っぽい!だのと目についてしまうんですよね。おい、○○のサイトではべた褒めだったけどこれ、性能タコ野郎じゃないか。やっぱりあれは金もらって書いた提灯記事だな!とか。これはもう単に歳をとったという事なのかもしれません 笑

    シグマのQuattroさんは本当に気になるんですよ。今日なんかノリで買いそうになりましたし。
    しかしですね、街中でアレを構えてたら注目されるの間違い無しじゃないですか。僕だってあんなもん構えてる奴がいたらギョッとしますよ。近所のコンビニへ行くにも日陰を選んで歩くようなノミの心臓のto-fuさんはその視線に耐えられそうもありません。メリルはまだ実用的なデザイン(性能とは言ってない)で良いですね。シグマは定期的に欲しくなる。

    フジもやはりシグマ系(渋谷系みたいだ)のノリですね。色々使ってきた総評として写りは文句無しですが、機械的には結構なタコ野郎です。ハズレ個体を掴まされるとゴミ箱にダンクシュートかましたくなりますよ。きっと狛さんなら気に入っていただけると思うんですが。

    オリンパスは良さそうですよね。完全にノーマークのままパナに行ってしまいましたが、ちょっと後悔してます。OM-D E-M5 MarkIIというのが防塵防滴で造りが良いわりに軽くて、これ欲しい!な気分にさせられました。僕のルミックスより遥かに質感良いです。ただ過去のOM-1やPEN Fの栄光に何とか縋ろうとするその姿勢(あれは機能美ではなくデザインのためのデザインだ)に哀愁が漂っていて、何と言いますか…ノスタル爺の香りがしますね。僕は結構そういうクサイの大好きなんですが。

  3. 初めてコメントさせていただきました。
    街撮りのテンポって大事ですよね。
    僕もGXR、α7sではMマウントレンズばかり使っていました。先に絞りと大体のピントを合わせておいて、即撮りできるのがよかったからです。
    やっぱり写真は撮りたい瞬間に撮れてこそですよね。

  4. > anomalocaris様
    はじめまして。コメントありがとうございます。
    anomalocaris様のサイト、拝見致しました。ペンタックス使いの方なのですね。
    上でコメントを下さっている友人の狛さんもK-1使いなので、勝手に親近感が湧いてしまいました。
    (それにしてもK-1のアップグレード、もう戻ってきたのですか?素晴らしく早いですね…)

    即撮り。そうなんです。即撮れるようにしておいて良かったと実感できることなんて一日に一度あればラッキー!くらいだと思うんですが実はそれって馬鹿に出来たものでもなくて、写真って実はその積み重ねで変わってくるんですよね。365日持ち歩いてたとしたら、単純計算でも年に365回も多くチャンスを作れるんですから。共感して頂けて嬉しいです。

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