Diary

SIGMA sd Quattro / SIGMA 30mm F1.4 DC HSM | Art

もう梅雨明けですな。ということで日光浴を兼ねて川沿いを散歩。

1時間ほど歩き回って橋の下にチェアを構えて読書を嗜んでいると、美しい自然に仇なすくそやかましいバイク乗りの熟年夫婦がこのくそ広い無人の河原にぽつんとある私の車の側にバイクを停め、何を思ったかわざわざ私の近くまでやって来て談笑し始めたではありませんか。あ、地べたに座って腰を落ち着けやがった。いい歳してなんて不潔な奴らだ。いやいや、それより見渡すかぎりスペースありますがな。何なら隣の橋の下も対岸も無人なんですが。暑さで頭バグってるんじゃなかろうか。Z世代は常識がないとか言われてますけど、中高年以上の人間の方が遥かに生物のバグとしか思えない頭のおかしい連中が目立ちませんかね…

ということで見苦しいものを視界に入れたくないワタクシは迷わず撤退を決意。
次からは不躾な輩がやって来ないように大音量でプロディジーでも流しておこう。(自傷行為)

帰宅後、ナスをどっさり入れたボロネーゼにお庭のバジルをわさわさ散らして食す。
これ店より遥かに美味いわ!とか独りでブツブツ言いながら食べていたら気分も随分晴れました。

OM SYSTEM カレー

LEICA M10 / TTArtisan APO-M 35mm F2 ASPH.

さあ、笑うがいい。

「OM SYSTEMがカレーを新発売」というニュースを目にした瞬間、何言ってんだこいつと思ったのは私だけではないはず。
うーん、せめて送料無料だったらなあ。とか何とか言いながら、ものは試しにとまんまと買ってしまったワタクシ。

脱OMDSした今だから笑えるけど、これが同じく人的リソースの乏しい手持ちのカメラメーカー…例えばPENTAXがカレーを新発売!なんてニュースを見た日には、つい「◯ねよ、くそが」と声が漏れてしまうかも。いや、そりゃカレーは外注だろうけど企画だ何だと手間はかかっているわけでね…

「カメラやレンズに代表される商品だけでなく、カレーのような新しい商品を通してアウトドアライフの充実を応援するため」
何を言ってるのか私にはさっぱり分かりませんが、OM SYSTEMってモンベルみたいな総合アウトドアブランドでしたっけ。
まあNIKONだってようかん売ってたじゃないか!と言われるとアレですが、事業規模も違いますしね…あれは美味しかった。

カメラ(それもこのときはおライカ様)の落水が怖かったので膝までしか浸からなかったけど、それだけでも全身の汗がすうっと引いていく感覚がある。
ここにパラソル立ててデスクとチェアをどぼ漬けして働いたらかなり捗るのではあるまいか。
風に舞う波飛沫とべたべたな潮をまとった砂塵で、あっという間にPCがデストロイしそうではありますけど。

旅の断片

LEICA M10 / TTArtisan APO-M 35mm F2 ASPH.

昔そこの漁港で釣りしたなあ、とか色々思い出していた。全然釣れなかった記憶。
もう1時間どこかで時間を潰せていれば、この美しい青空と天空の鳥居のコラボが楽しめたのに。
まあそれが写真。思いどおりに事が進まないから面白いのです。

アリエクのセールで謎メーカーのMマウント50mm F1.1単焦点レンズを買おうか悩むこと48時間。せめて円が死んでなかったら。
プライムセールは相変わらずロンのガイ。Amazon謹製と令和最新型ばかりでめぼしいものは全てセール対象外という。
辛うじて買えそうなのは日用品と食料品くらいか。うーん。近所のスギ薬局の方が安くない?

令和時代に訪れたフィルムカメラブーム! 「ちょっとノスタルジックな印象」若者が熱視線 21年ぶりに新商品発売の企業も|TBS NEWS DIG

おお凄い!本当にフィルムカメラ売れてるんだ!
よりも、え?デジカメこんなに売れてないの?死に体じゃないか…な印象が強すぎて。
そらメーカーも安価なラインを切り捨ててハイエンドモデルに注力しますわ。

ぶっちゃけフィルムカメラも感度高い一部の人にウケてるだけでブームというほど流行ってませんよね。
映像序盤のフィルムを見て「なにこれ見たことない」の反応が普通だと思います。

旅の断片 高屋神社の「天空の鳥居」

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

まるで苦難に満ちた私の人生を体現するかのようにハードな道のりだった。
しかし到達点からのこの展望、そして汗まみれになった全身をクールダウンさせる潮風の心地よさよ。
朝っぱらから汗だくになって登山した教訓は、この道のりが人生だというなら死は恐れるものではなく苦難からの開放である、ということでしょうか。

三脚持ってくるべきだったとか、ここは広角ではなく標準レンズの出番だったなとか色々。

普通まず参拝するじゃないですか。リュックから財布を出して拝殿に向かうじゃないですか。財布の中身を覗いた私は思わず叫び声を上げましたね。
「えっ!?」って。中身は一万円札が4枚。以上。千円札も小銭も一切なし。ゼロ。すっかすか。
これも運命か、とおもむろにリッチマンの私はユキチのダンナを…うん、ごめんなさい無理でした。円安物価高に喘ぐ小市民なもので。

このTENKU NO TORII Tシャツも欲しかったんですよ。ヘンテコ記念Tシャツマニアの私としては。
しかし千円札しか使えない…だと?

どうにもならんね…ということで下山を決意。何でもいいから記念品が欲しかったなあ。
(たぶん車両通行止めにつき?社務所も無人だったため御朱印等もいただけず。朝早すぎただけの可能性も。)

途中から未舗装路に変わる参道ですが、とにかく獣臭がすごかったです。たぶんイノシシ。(ヌタ場があった)
またリベンジしたい気持ちはあるものの数日間という限られた旅の時間の中、脚力のほとんどをここで使い切るかと思うとちょっと微妙ではある。
近所にこんなところがあったらいいですね。朝の散歩コースとして週に一度くらいは登りたいかも。

Diary

LEICA M10 / TTArtisan APO-M 35mm F2 ASPH.

山道ベンチで読書でもと出かけてみるも、到着と同時に雨が降り出して撤退を決意。
しかし殺人的な日差しと35℃オーバーの暑さの合わせ技よりは生温い雨に打たれる方がずっとマシだと思ってしまった。
ここからが本当の地獄ですよ。

アリエクとかアマゾンとか色々なところでセールが始まってますが、ウォッチリストを眺めて思うのは「円高だったらなあ…」の一言。
今更ながら1ドル140円程度だった年始のセールに勝負を賭けるのが一番の賢者だった。
まあ大物は2025年の為替相場に期待するとして、今回は令和最新型のメタルレンズフードなど小物の買い増しをチマチマと。