Diary

Nikon Z f / Nikon NIKKOR Z 24-70mm F4 S

中判デジタルのアスペクト比4:3にすっかり慣れてしまってフルサイズの3:2が非常に窮屈に感じる今日この頃。
咲き誇る梅の花を見てはどこかに梅でも眺めに行こうかと思うのだけど、連休の混雑を考えると外出する気になれず。
暖冬すぎて雪景色成分が不足していることもあって、どこかで雪降る街並みを撮り歩けないかと考えたり。
しかし南無三。今週は4月並みの陽気がやって来るらしいのだった。

この数年内の最高傑作だぜ!というくらい気に入っているZ fだけど実はNikonってAdobeとあまり相性よろしくないのだろうか。
ピクチャーコントロールのパッチを当てるとスタンダードやニュートラルを選択してもヘンテコな色味に転がりがち。
ホワイトバランスを修正すれば済むとはいえ、弄ってるうちに「空、こんな色だったか?」なんて迷子になることも多々で。
結局同時保存しているJPGデータを見返して「ふむふむ。そうだ、これだよ。」って二度手間なんだ。

OM-1もAdobeとの相性がイマイチで結局Adobeスタンダードから現像してましたっけ。
OM-1のパッチを当てるとナチュラルでもビビッドみたいに彩度が爆上がりするのは何故だ。

Camera RAWにZマウントのレンズプロファイルが皆無なのもAdobe七不思議の一つ。
読み込み時点でカメラ内補正されたデータが表示されるとの噂だけど、自動補正でどれだけ周辺がクロップされてるんだろうとか考えると色々モヤる。

そして新しい世界へ

Nikon Z f / Nikon NIKKOR Z 24-70mm F4 S

深夜のネット徘徊を経てOLYMPUS 100-400mmに代わる超望遠ズームレンズの新メンバーを決定。
これだ、これしかない!ということで即座にポチってしまいました。

ところでワタクシ結構根に持つ性格です。
悪意や嫌がらせに対して反射的に手が出る輩属性ではありませんが、心の中で呪詛を唱え続ける根暗の権化のような人間。
え?呪詛を本人に直接、ですか?吐くわけないじゃないですか。あくまで外面はニコニコ、です。余計な角を立てたくありませんから。

その昔e-Taxのために手間暇かけて作成した住基カードを勝手に廃止されて腹を立てた私は、未だにマイナンバーカードを作成しておりませぬ。
いくら不便を強いられようとも筋の通らない奴らには何の手助けもしたくないのですよ。アホみたいなポイントのばら撒きも要らん。俺は乞食か。
そんな私ですから今後OM SYSTEMのカメラを気持ちよく使えるとも思えず。一度見切りを付けたら何の迷いもございません。

とりあえずOM-1とレンズ数本売却したら超望遠レンズと来たるべきX100VIを買えるくらいの額にはなりそうで一安心。
しかし初値のご祝儀価格で買ったOM-1の査定が泣けることになっておる…これはまあ仕方ないか。

でも冷静に考えるとμ4/3を全て手放すのもどうなんでしょう。気に入ってるんですよμ4/3のサイズ感と、これでいいんだよ的な画質自体は。
一応買ったばかりの12-40mm PROとムスメたちの発表会撮影用の75-300mmだけ残してパナソニックのG100でも買ってみようかなと。
(12-40mmは一度も持ち歩かずに売るのも馬鹿みたいだし、75-300mmも下のムスメが中学校に入学するまでは一応。ねえ。)
スチルカメラとしては酷い出来だという噂ですが、ちょっとしたコンデジ的に持ち歩くにはベストなカメラでは?甘いか?

コンデジ運用するだけなら値段もこなれてきたGF10でよくない?と言われると、それもそうねって気もする。

さよならOMDS

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

誰がどう見てもOEM丸出しな新レンズの値段や旧OM-1ユーザーの期待に応えぬままOM-1 IIの発表などでやや炎上気味のOMDS。
まあ個人的な感想としても「ないわー」の一言に尽きるのですが。

思えばOLYMPUS時代から売れ行き絶不調のE-M1Xを何の前置きもなく10万円値下げして高額なフラッグシップ機を初値で買ってくれた数少ない熱烈ファンを失意のどん底へと陥れた前科があるわけで、経営母体が変わろうと元々そういう土壌が出来上がっているのかなと。

素人から見ても明白に存在感を失いつつあるμ4/3に手を出すとは日本産業パートナーズやるじゃない!と応援するつもりで購入したOM-1。
さあ一体どう立て直すのか?と注目していた2年間でしたが、これでどう企業価値を高めて余所に転売するつもりなのか理解できませんでした。
釣れた魚にエサはやらないスタイルも有りだと思いますけど、釣られた魚だってアホじゃないんだから環境に不満があれば逃げ出しますよ?

なので、私にとってはOM-1のファームアップが云々なんて今となってはどうでもいいのです。
今さらファームアップを表明したところでOMDSの何を信頼できるのか。流石!とはならんでしょ。

とはいえ手元からOM-1と100-400mm&テレコンがなくなると野鳥撮影が出来なくなってしまうので困る。
当面はその他のレンズを少しずつ手放していき、この3点だけ手元に残して野鳥撮影機材の乗り換え先を探そうかなという感じ。
手持ちマウントだとフジのGFXかX、それかニコンのZマウントでしょうか。まあGFXは論外として残りは二択。
あるいはOM-1からパナソニックのG9 ProIIにリプレイスするのが一番現実的かもしれない。え?Kマウントで野鳥ですか?またまたご冗談を。

資金も人材も枯渇気味なOMDSも色々大変だってのは分かるんです。
しかしメーカーの事情なんて我々ユーザーには知ったことではないわけで、そもそも構図はOM-1 or OM-1 IIではなくOMDS or 他社製品なんだよなあ…
継続的なアフターサポートは義務ではないけど、それを競合がやる以上は追随しないと負けるよ?ってのは分かりきった話だと思うの。

FUJIFILM XF 16-55mm F2.8 R LM WRを再購入

RICOH GR IIIx

X-Pro2時代のメインレンズだったXF 16-55mm F2.8を再購入。あ、古いレンズなので新品と結構価格差があるため今回は中古を購入です。
フルサイズ用レンズ並みにデカい、フルサイズ用レンズ並みに重い、フルサイズ用レンズ並みに高いの三重苦な印象ですがX-H2にマッチするのではないかと。
というかせっかくAPS-C初の4000万画素センサーだというのに、高画素対応標準ズームがこの一本しかないとはこれ如何に。

以下、解像力不足に耐えられず手放したSIGMA 18-50mm F2.8との簡単な比較など。続きを読む →

Diary

LEICA M10 / CHIYOKO SUPER ROKKOR 50mm F2 L39

またつまらぬものを買ってしまった…
ミノルタの前身であるCHIYOKO(千代田光学)の50mm F2。
フィルター径43mmなので後期型と呼ばれるモデルらしい。ちなみに前期型は40.5mm。
我が家には未開封の40.5mmフィルターがゴロゴロ転がっているので本当は前期型だと有難かった。

ライカM10で撮りっぱなしのJPG。M10のJPGは空の色の出方が好き。
あとは黄色系の物体を撮影するとやたらとエモい発色をしたりもする。
RAW現像で真似してみようと思うのだけど、これがなかなか上手くいかないんだなあ。

描写が素直すぎてつまらないと言われればそうなのかもしれない。
でも同じく素直な描写の旧エルマーなんか買うくらいなら半値以下のチヨコーさんでもよくない?とも思う。
それにF値だってズミクロン級だ。まあ悪くない買い物だった。

OMDS「OM-1」のアップデートは「OM-1 Mark II」を販売しやすくするために意図的に棚上げされた?

さもありなんでちっとも笑えないんだなあ。
未だに8年前のフラッグシップ機K-1をファームアップし続けてくれているPENTAXの爪の垢を煎じて飲んではいかがか。
フラッグシップとはいえK-1って発売当時でも25万円くらいのカメラっスよ?おたくの同価格帯製品E-M1 Mark IIより古いんス。
やれやれと呆れながらもユーザーが付いてくるメーカーとそうでないメーカーの違いってこういうところなんだろうな。

いっそμ4/3一式手放してPENTAX 645Zと入れ替えるべきか?
しかし残念。一式売却してもギリギリ645Zに届かなさそうではある。