
LEICA M10 / Carl Zeiss C Biogon T* 35mm F2.8 ZM
志々島の大楠。
年に一度はここでのんびり景色を眺めたい。
最近は良い写真を残したいとかどんな写真を撮ってやろうとかそんなことより、ただ大クスの麓で穏やかな時間を過ごしたいと思うようになった。
カメラはまあ無ければ無いでやっぱり寂しいのでアレだけど、とにかくお気に入りの一台が手元にあればそれでいい。
レンズがデジタル専用設計じゃないから色味がヘンテコに転ぶし、手振れ補正が無いから油断するとすぐブレブレの写真を量産するし…
しかしそんなことどうでもいいじゃないか、と思える。また来たらいい。
いつもと違うのんびりした時間の流れを感じて、またいつもの日常へと戻っていく。
コロナ禍の数年間特にストレスもなく豊かに過ごせたのは、きっと四国の穏やかな風土とこのクスのおかげだなあ。感謝。

くすくすさんの店内より。
いわゆる「大正ガラス」で景色がうねうね歪んで見える。正直ちょっと酔うのだった。
このガラス越しの少し歪んだ低彩度の世界を眺めていると、何だか数十年前にタイムスリップしたみたいな不思議な感覚に陥る。
島時間は素敵だ。










