
LEICA M10 / Leitz SUMMILUX 50mm F1.4 2nd
10年前とほぼ変わらないように見える街並み。
我々は朝から酷い二日酔いでどこかへ出かける気分になれず、この脇にある突堤の先端に腰掛けてぼけーっと缶ビールを啜っていた。
遠くしまなみ海道を望む突堤。そんな思い出の突堤にはフェンスが敷かれ、残念なことに立入禁止となってしまったようだ。

漁師町の雰囲気が好きすぎる。
別に漁師町で生まれ育ったわけでも何でもないのに、あの磯臭い風を感じるとどこか感傷的になってしまう。
これも一つの「日本の原風景」と言えるのではないかなあ。
昔のように缶ビールを啜りたくなるも、自転車&車移動なので今回は叶わず。
この時点でさっさと宿を抑えて缶ビール片手に一日街をぶらぶら歩き回ってもよかったかもしれない。

10年前の写真と見比べたいところなのだけど、当時はちょっと病んでいて写真から離れていた時期なので旅の写真が一切残っていない。
色々な事情から自宅暗室をやめてデジタルに移行する気にもなれず、このまま写真とは無縁の生活を送るのだろうと思っていた。
当時の街並みやスルメを齧りながら缶ビールを啜るグロッキーな友人、そんな他愛のないものを何故しっかり撮っておかなかったのか。
今となっては本当に後悔しかない。








