Diary

LEICA M10 / Thypoch EUREKA 50mm F2

気候がよすぎる。
あまりの過ごしやすさに何処へ行っても人だらけなので、自転車で混雑とは無縁の北嵯峨をぶらぶら回ってきた。

というか目的は柿。小ぶりな柿がわさーっと入って1袋100円。毎年この時期になると北嵯峨で大量の柿を購入しているのだけど…
今年はエリア一帯ぐるっと回っても柿が全く売られておらず。例年なら年末近くまで柿が並んでいるのに。

近所のおばちゃんに話を聞いてみると猛暑の影響でとてつもない不作だったそうで、今年の柿はとっくに売り切れてしまったらしい。
くそ猛暑のせいで今年は野菜も美味しくないんだなあ。ナスの皮が固くて固くて。
手ぶらで帰るのも何なのでサニーレタスと巨大冬瓜を購入して帰路へ。

このまま熱帯化が進むと日本の食文化が崩壊してしまいそう。農作物の高騰を見るにとっくに終わりは始まっている気もしますが。
(志々島の花畑も今年の酷暑と黙示録的な日照りで根まで枯れてしまったので今年で終わりかも、なんて言ってましたっけ…)
ここから一気に冬らしくなってくれたら冬の根菜は美味しく育つのだろうか。
我が家の食卓は旬の野菜なくして成り立たないので、せめて冬野菜に期待したい。

淡路島に一体何があるというのか

Nikon Z f / TTArtisan AF 75mm F2

昨晩深夜散歩のために外出すると雪でも降ってきそうなくらい空気が冷たかった。
ひょっとすると山の方ではぱらついていたかもしれない。そろそろタイヤ交換しておかないとだなあ。

去年の冬はとにかく暖かくてダウンジャケットなんて数える程度しか出番がなく、クリーニング代がもったいなく感じてしまうほどだった。
今年はダウンジャケットをクローゼットにしまったまま化繊アウターだけで冬を乗り越えられるか様子を見るつもり。
何処かのファッションサイトで「暖冬時代のアウター選び」みたいな記事を読んだけど、この国の冬にもうダウンなんて必要ないのかも。
というか化繊の性能が進化しまくって軽いわ暖かいわ洗濯できるわ、色んな意味で羽毛の時代の終焉を感じる。

うーん、やっぱり冬の淡路島を撮り歩きたい。

Diary

LEICA M10 / Thypoch EUREKA 50mm F2

定期的に訪れる何もやる気が出ない一日。
近所を散歩してムスメとスーパーに行ったくらいで、あとは自宅でのんびりヒラマサと賀茂鶴純米をやっていた。

京都の紅葉もようやく色づき始めた印象。
一番の見頃は猛暑の影響で12月中旬になりそうなのだとか。ええ、もうクリスマスやん…

今年は久しぶりに青垣の「常瀧寺の大イチョウ」を見に行こうかと思っていたけど、淡路島旅の多幸感に満たされていてどうも心の動きが鈍い。

淡路島に一体何があるというのか

LEICA M10 / Voigtlander APO-SKOPAR 90mm F2.8 VM

死ぬまでに一度は走ってみたいと思っている自転車で淡路島を一周する通称「アワイチ」。
いや…実際ルートを通ってみると、意地の悪い大型車に幅寄せされただけで簡単に死ねそうなところが多すぎて。
「これ、よく死人が出ないよな。」が正直な感想でした。現状ではちょっと走りたいと思えないかなあ。

LEICA M10 / Voigtlander ULTRON Vintage Line 28mm F2 Aspherical TYPE 1

ただ集落と集落の間がそこまでの距離でないこともあって、集落間の自転車移動は結構有効かもしれない。
どこか拠点に車を停めて集落間の移動は自転車で。あとは徒歩でぷらぷらスナップみたいな。
小さな集落に観光向けの駐車場などあるわけもなく、撮り歩きたいけど車から降りられないことが多かったのは今回の反省点。

Nikon Z f / Nikon NIKKOR Z 40mm F2

本日は客先担当とスパイスカレーの店へ。
カウンターだけの狭いお店なのでササッと撮ったら何がなんだか分からない物体の写真になってしまった。
テーブルフォトを撮るなら被写界深度の浅いフルサイズ機より1インチセンサーくらいのコンデジにかぎりますな…
それだけの用途のためにカメラを買うかと言われるとアレなのだけど。

淡路島に一体何があるというのか

LEICA M10 / Voigtlander APO-SKOPAR 90mm F2.8 VM

漁師のおっちゃんのおこぼれを狙うネコさん。
そいつが逃げへんなんて珍しいな!と話しかけてくれたおっちゃんと少し雑談したのだけど、単に食欲が勝っていただけの話だと思う。
淡路島を撮り歩くならここがいいかも、というポイントをいくつか教えてもらった。こういうのも旅の醍醐味だ。

今回見かけたネコたちのほとんどが耳をカットされた去勢済みの地域猫だった。
野良猫の寿命は短い。いくら地域の方にエサを与えられて個体管理された地域猫とはいえ、その平均寿命は10年に満たないはず。
きっとこんな「猫のいる景色」を当たり前に撮り歩きできるのも、長くてあと10年くらいのことなのだろう。
今こうして何気ない風景として撮影できる喜びを噛み締めておきたい。

ぶらぶら歩いて街撮りしていると漁師のおっちゃんのオススメスポットも聞けるし地域猫を保護するボランティアのおばちゃんの話だって聞ける。
ネットで簡単に得られる観光情報は薄っぺらいものが多く、地域猫の実情だってそもそも地域猫の存在を知らないかぎり検索すらしないだろう。
ネットには無限の情報があるけれど個人の裁量で得られる情報など大海のごく表層、ペラッペラのサーフェスでしかないことを自覚すべき。
現代においても結局「PCを捨てよ、町へ出よう」なのは変わらないような気がしている。