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愛媛

愛媛の記憶


LEICA Q

一度のんびり自転車で全ての島をめぐりながら尾道まで抜けてみたいものですが、流石に途中で一泊は挟まないと楽しめないかな…と。
いやいや、存分に写真を撮りながらだと二泊は必要では?なんてグダグダ考えていると後回しにしてしまいがちなしまなみ海道。
今回は強風のため小一時間走っただけでリタイア。もちろん橋から落ちたりしませんが、それでも落車こわいこわいなのです。


LEICA M10 / Leitz SUMMILUX 50mm F1.4 2nd

懐かしい風景。
以前来たときと何一つ変わってないような気がする。


何の目的もなくカメラ片手にぶらぶら街歩きしていると若かりし頃を思い出す。
昔はよく知らない街を撮り歩くためだけに旅に出ていたなあ。
当時持ち歩いていた銀塩MF一眼レフが少しだけ恋しくなりました。

愛媛の記憶


LEICA Q

警戒心の強い港町のネコ。


しかし彼らとて、決して一枚岩ではないのだった。
中にはこんなやつもいる。

愛媛の記憶


LEICA M10 / Leitz SUMMILUX 50mm F1.4 2nd

Imabari no Neko.
当たり前だけど警戒心が強い。
90mm、せめて75mmを持ってくるべきだったと後悔。


港町のネコというと殺気の塊みたいな顔をしたVシネ系のやつが多いのに、この辺りには可愛らしい顔をしたやつらが多かった。
ひょっとすると飼い猫なのかもしれない。

愛媛の記憶


LEICA M10 / Leitz SUMMILUX 50mm F1.4 2nd

10年前とほぼ変わらないように見える街並み。
我々は朝から酷い二日酔いでどこかへ出かける気分になれず、この脇にある突堤の先端に腰掛けてぼけーっと缶ビールを啜っていた。
遠くしまなみ海道を望む突堤。そんな思い出の突堤にはフェンスが敷かれ、残念なことに立入禁止となってしまったようだ。


漁師町の雰囲気が好きすぎる。
別に漁師町で生まれ育ったわけでも何でもないのに、あの磯臭い風を感じるとどこか感傷的になってしまう。
これも一つの「日本の原風景」と言えるのではないかなあ。
昔のように缶ビールを啜りたくなるも、自転車&車移動なので今回は叶わず。
この時点でさっさと宿を抑えて缶ビール片手に一日街をぶらぶら歩き回ってもよかったかもしれない。


10年前の写真と見比べたいところなのだけど、当時はちょっと病んでいて写真から離れていた時期なので旅の写真が一切残っていない。
色々な事情から自宅暗室をやめてデジタルに移行する気にもなれず、このまま写真とは無縁の生活を送るのだろうと思っていた。
当時の街並みやスルメを齧りながら缶ビールを啜るグロッキーな友人、そんな他愛のないものを何故しっかり撮っておかなかったのか。
今となっては本当に後悔しかない。

秋の四国旅 2022 二日目


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

昨日は終日海を満喫したこともあり本日は海を軽めに抑えて山へ。
海も良ければ山も良い。最高すぎるぞ四国。
富郷ダムのダムカードをGET。


ええ、もう一度ここに来たかったのです。
久しぶりにグレートな山道を堪能してカツラ、ビャクシン、トチと巨樹を三本。
前回はガス欠寸前だったので同じエリアのビャクシンとトチを諦めたんですよねえ…
本日も大満足の一日となりました。

今晩も昨晩と同じ宿にそのまま連泊して地物のタイとブリをアテに地酒をちびちびやっております。
明日は海を撮影しつつ京都へと帰ろう。

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