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Canon 50mm F1.8 II Archive

香川の記憶


LEICA M10 / Canon 50mm F1.8 II

京都のお寺でも色々なところで石庭に砂紋を描いているけれど、どう足掻いても自然が造る造形が一番美しいと思う。美しい形を描こうとするのではなく、ただそこにはじめから在るものこそが本当に美しいものなのかなと。写真もまた然り、なのだろうか。


四国の旅中以降、二度目のワクチン接種からずっと続いていた睡眠障害が嘘のように消え去った。心身共にとてもコンディションが良い。最近は気候も文句なしで何処かへ出かけてぽけーっとするには絶好の時期なのだけど、尋常ならざるガソリン価格の高騰に二の足を踏んでいる。そんな毎日。

香川の記憶


LEICA M10 / Canon 50mm F1.8 II

宮ノ下港へ戻りコーヒーを啜りながらあてもなく荘内半島を運転していると、父母ヶ浜のあたりに辿り着いたので久々に立ち寄ってみる。何やら最近ではウユニ塩湖的な写真が撮れるということでちょっとした観光スポットになっている模様。どう見ても場にそぐわない謎のドーナツ屋や南国カフェ的な建物が造られ、平日ド干潮の真っ昼間にもかかわらずそれなりに盛況であった。


そうは言っても流石に穏やかで美しい浜だ。大陸からのゴミが大量に漂着する瀬戸内海の砂浜とは思えないくらい美しい。きっと地元の方がゴミ拾いなど環境美化に尽力なさっているのだろう。穏やかで美しい砂浜なら若狭湾奥にもいくつか知っているが、瀬戸内はやはりどこか時間の流れ方が違うんだなあ。無心でこういう景色を撮っていると疲れやストレスなんて何処かに吹っ飛んでしまう。そしてこんなときに中判デジタルがあればなあ、なんて。どこが無心やねん。早速M10のバッテリーが1本切れたので予備バッテリーへの交換を済ませ、また次へとあてもなく車を走らせる。

香川の記憶


LEICA M10 / Canon 50mm F1.8 II

今回の旅ではずっと安定してキリッと写る現代レンズを使っていたのだけど、一休みしているとふと古臭い骨董レンズで撮りたくなってしまった。
いつかオールドレンズだけ数本持って今以上にのんびり撮り歩けたら、と思う。
スケベ心を捨て去るより前に、手持ちの現代レンズがオールドレンズに化けてしまうような気がしないでもない。


さよなら志々島。きっとまた近いうちに。

香川の記憶


LEICA M10 / LEICA APO-SUMMICRON-M 90mm F2 ASPH.

大楠を堪能した後はいつも楠の倉展望台から瀬戸内海を眺める。今年ほど海に救われた一年は初めてだなと、しみじみそんなことを考えていた。あとは28mm、50mm、90mm単焦点を持って来たら何だって撮れるなとか。Mマウントレンズはコンパクトで良い。EマウントやKマウントだとこうはいかない。まあ、一眼機ならズームレンズ一本で済むといえば済むわけですが。レンズ交換という浪漫を楽しめ。


LEICA M10 / Canon 50mm F1.8 II

今回「使える!」と思ったのが、このセルフ清掃したCanonスクリューマウントの骨董レンズ。絞ればこのようにまともに写り、開放だとなんとなく雰囲気ありそうにも写る。新しいもの=良いものではないんだなあ。

そういえば折りたたみ自転車を買い替えました。結局DAHONのHitという安いのを。本当は国産ブリヂストンが欲しかったんですけど、最短納期が11月末(それも無理っぽい)ということだったので。Hitにしてもコロナに打ち勝つため自社製パーツを多用した特別なモデルを!なんて謳ってますが、要は世界的なパンデミックにより自転車の心臓部たるシマノ製パーツの製造が全く追いついていないのです。今年はもう目の前にあるモノにそのまま乗って帰るしかなさそうだなと、そんな感じで目の前にあったHitを購入。スポーツサイクルというよりはシティサイクル寄りの乗り心地ですが、最近はカメラを持ってのんびり運転することが多いので、むしろ今の私にベストな選択だったかもしれません。

Diary


LEICA M10 / Canon 50mm F1.8 II

半ジャンク状態で入手したCanon 50mm F1.8 IIを分解清掃してみました。
といってもヘリコイド、絞り羽根にまで手を出すと難易度が爆上げしそうだったので、とりあえずはレンズ面のクモリ除去のみを。

ちなみにこちらは清掃前に撮影した写真。
そこまでの逆光ではないにもかかわらず、強烈なフレアが一昔前のガーリーフォト感を演出しております。
で、以下は清掃後テスト的に撮り歩いた写真たち。 全文を読む

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