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2021-12

京都嵐山花灯路2021


SONY α7RIII / SIGMA 35mm F1.2 DG DN | Art

巷で話題のとおり財政難に苦しむ京都市ですが、お金がないの…ということで今回で最後を迎える嵐山花灯路。この手の地元の観光客向けイベントってまず行くことがないんですが、ムスメたちが一度くらい見てみたかったと申すものですから連れて行ってきました。現地まで自転車こぎこぎしてメインどころと思われる箇所だけ摘んできた形ですが。これは綺麗ですねえ。たまにはこういうのも悪くありません。ただし隅田川の花火並みに立ち止まり不可の一方通行なので、まともな写真を撮るのは不可能に近い。歩きながら腕だけ動きを止めて適当にノーファインダーで撮るのが関の山でした。F1.2の大口径レンズで行って正解だったなと。

それにしてもすごい人出でございました。いくら親切な主催者が「ろくに駐車場がないから車で来るな、公共交通機関で来てくれ。」と言ったところで、痴呆なのか阿呆なのか判断に困る連中が車で群がるのです。現地までの渋滞を抜けて運良く駐車スペースを見つけた頃には点灯時間も終わりを迎えると思うのですが、彼らはマゾなんでしょうか。私には理解できません。


自転車回収後、みたらし団子や湯葉コロッケなどを食して帰路へ。もし民間企業が引き継いで来年以降も開催するとなった場合(実際に機材関係一式貸与する形で希望者を募集しているらしい)にもう一度行きたいかと言われると微妙ですが、ムスメたちがとても喜んでいたのでまあいいかという感じ。感想を一言にまとめると、とても寒かったです。

Diary


Nikon Z fc / VILTROX 56mm F1.4 STM

初雪。予想よりも降ったし、予想よりもずっと寒い。結局うっすら積もる程度で日が昇ると早々に解けてしまった。気温の低さ以上に台風並みの暴風が身にこたえる。まあ無理に外に出る必要もないので、部屋でみかんを食べてぬくぬくと。


しかしながらムスメが今年で最後と言われる嵐山花灯路に行ってみたいそうで、行こうか行くまいかと悩んでいる。この手の時期もののイベントに車で行くなんて選択はアホすぎて論外として、自転車を停める場所があるのか?とか色々考え出すと実に面倒くさい。

Diary


LEICA M10 / Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC

イングリッシュマフィンを食べて朝の散歩を少々。部屋の不用品をまとめてゴミ袋へと放り込み、外を眺めながらぼけーっとしている。本日の予定は残すところ焼酎湯割りを飲みながら映画を観るくらいか。アテはアサリの酒蒸しにしよう。退屈である。


今晩は京都市内でも雪が降る、らしい。やっぱり雪と聞くと山の中に分け入って雪景色を撮影したくなる。今更ながらスタッドレスに交換しておけばよかったなあと思わなくもない。せっかくスノーシューを買ったわけだし。

Diary


LEICA M10 / Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC

突然夜明けの海が見たくなり、深夜ドライブからの敦賀車中泊をすることに。持参したチーズとスパークリングワインを軽くやって就寝し、あまりの寒さに6時半目覚める。サンタさん、もっとパワフルな寝袋が欲しいです。簡単に身支度を済ませて松原から敦賀漁協エリアを4時間ほど散策してきた。


Nikon Z fc / Nikon NIKKOR Z 28mm F2.8 Special Edition

正月用のアテにふぐの卵巣の糠漬けと鯖のへしこを購入。酒のアテのみならず、おせちラッシュで弱ったところにお茶漬けとして活用できるのも良い。敦賀の正月の食卓といったらやはり「にしんずし」なのだけど、似たようなアテばかり揃えても仕方ないので今回は断念した。が、日持ちするものだし買っておけばよかったと少し後悔している。にしんずしを買うためだけにまた敦賀に行ってしまいそう。そして本年最後のカツ納めをして帰路へ。2週連続のソースカツ丼で心も完全に満たされた。さあ来い2022年という感じ。

本日の野鳥とNikon Z fcについての雑感


SONY α7RIII / SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary

本日の野鳥さん。こちらもモズのようです。顔のラインが黒いのがオス、顔のライン含めて全体的に色が淡いのがメスなのだそうで。あとは山頂付近で緑色の太った謎鳥を発見するもシャッターを押す前に逃亡。400mmともなるとまずピント云々以前の話で、ターゲットをファインダーに収めるため「どこだ?どこだ?」とカメラをグリグリ動かしているうちに鳥が逃げてしまうという。


Nikon Z fc / Nikon NIKKOR Z 28mm F2.8 Special Edition

個人的には今年一番満足度の高い買い物だったZ fcですが、ぶっちゃけニコンがどこまで本気でAPS-CのZマウントをやる気なのか分からない状態なので他人には全くオススメできなかったりします。APS-C専用レンズは現時点で申し訳程度のズームレンズが数本(廉価標準・望遠ズームと便利ズームが1本ずつ。以上。)、単焦点レンズに至っては0本、あまつさえ開発予定も未定ってやる気なさすぎでしょう。フルサイズ対応のFXレンズを使えばええやん、ですって?APS-C機の存在価値はその携行性の良さにあるのに、一体何が悲しくてわざわざ「重い・デカい・高い」の三重苦なフルサイズ用レンズを装着しなければならないのか。と、メイン機に数台のフルサイズ機を使う熱心なフルサイズ教徒の私ですら思うわけで。

私はそもそもの購入動機が「お部屋の盆栽用としてFM2ライクなZ fcがほしい!」だったので満足していますが、ただクラシック・スタイルなルックスのミラーレス一眼が欲しい!という購入動機なら圧倒的にフジの方がオススメでございます。レンズのラインナップからAPS-Cセンサーへのこだわりまでメーカーとしての意識、思想が違いすぎる。ニコンの開発陣は未だに「APS-Cはフルサイズの格下」という意識を持っているはず。マイクロフォーサーズに至っては格下どころか非カメラ=玩具くらいにしか思っていないのではないかなあ。冗談抜きに。その傲慢さが身を滅ぼす、というのをこの数年で学んでこなかったのか謎すぎますが。やる気がないなら無駄にラインナップ増やすなよ、という話。

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