Limited × Limited × Limited

PENTAX Q7 / PENTAX “02 STANDARD ZOON” 5-15mm F2.8-4.5 ED AL [IF]

3本揃い踏み。だって気に入ってしまったのだから仕方ない。
写りがね、「良い」というのとはちょっと違う。「好き」なんですよね。感覚的に。

ちょうどK-1入手にあたって手放したフジの1.4/23、1.4/35がこのペンタのリミテッドレンズのようにポエティックな写りをするレンズだったのですが、これらリミテッドレンズのおかげで見事に失ったピースが埋まってしまいました。(そういえばAFの古臭さ、ダメさ加減もよく似てる。)フルフレーム機になって画質も向上しましたし、今のところ後悔は1%もありません。フジフイルム→ペンタックスのマウント変更には大満足です。

PENTAX K-1 / PENTAX smc PENTAX-FA 77mm F1.8 Limited

我がムスメたちは3月5日から長い春休みに突入ということに決まりまして、ムスメBは急遽4日が卒園式になってしまったんですね。せっかく写真を残すならリミテッドレンズで。ポートレートなら77mmしかないだろうということで購入を決意した次第。きっと31mmや43mmと比べると防湿庫で盆栽と化すことが多くなるとは思うのですが、それでもやっぱりここぞというときは自分にとってベストな機材で臨みたいのです。使い古されたベタなコピーですが、その瞬間はもう二度とやってこないのですから。

家族写真に限らず巨樹でも風景でも何でもそうなんです。最近は特にそう思うようになってきました。もちろんバシバシ撮って撮り散らかすのも写真、特にデジタルフォトの醍醐味です。断言できますが技術を向上させたいなら考える前に撮る、とにかく数を撮る以外に術はありません。ただ自分も歳を取ったのでしょうね。このところ如何に写真を残すかということを考える時間が増えました。上手くならなくてもいい。ただ心を込めて残せたらいいなと。

うーん、変だな。何だか終活のようですね 笑

4件のコメント

  1. 終活(笑)。
    やめてくださいよ、早すぎます。
    まだ国境食堂のカツ丼大も夜飲みもご一緒していないというのに(そこ?)。

    こってり?しっとり?とした写りで「好き」になってしまうお気持ちわかります。
    にしてもto-fuさんも狛さんも新しいレンズを手にし、めちゃくちゃ楽しそうですねぇ。
    お陰で物欲が刺激されてしまい、レンズのレビューや値段ばかりをチェックしてしまう日々を過ごしています(笑)。

  2. いけませんよ! こんな機器的状況化に、お外へ行きたくてたまらなくなるようなモノを買ってしまっては!笑
    と言いつつ、少し頑張ればリミテッドがコンプリートできるという状況にあったら、自分もどれだけ我慢が続くか自信がありません。
    そこに、娘さんの卒園式ときたら……ポートレート用レンズを最後に残しておいたのが不思議とピタッとはまる。これは行くしかないですね。笑
    77ミリはたたずまいもかっこいい。たまにふと中望遠域を使っていつもと違う発見をしてみたくなりますが、そういう時にあるとすごく良さそうなレンズですね。

    「いかに残すか」の部分で、例えばフルフレームのカメラの性能は意味を投げかけているのかもしれませんね。
    本当はもっともっと小さいフォーマットでも写真にはなる。でも、その余裕ある写りには、我々撮影者の思いや感情の昂りが含められそうな気がするんだろうな、と時々頼もしく思います。
    豊かな体験の中に、気に入ったカメラを持って身を置きたいものですね。

  3. > RYO-JIさん
    いやいや、まだまだ死ねませんよ。
    国境食堂にもご一緒していないし、私はまだふる里のからあげ定食を完食できてないんですから 笑

    この手の道具は使ってみないことには何も分からないので、使ってから考えればいいやとすぐに手を出してしまうタイプです。
    ボディはその限りではないので悩ましいですが、レンズなら失敗しても売却すれば結構な額が戻ってきますからねえ。
    私も狛さんの超広角に刺激されまくりなので、お次はズームレンズに手が伸びてしまいそうで怖いです。

  4. > 狛さん
    もうお外に出たくて仕方ないです。もう一本くらい新しいレンズを処方したらこの欲求は収まるものなのでしょうか? 笑
    他のレンズはともかく、このリミテッド3種はどうせいつか揃えるだろうし…という感覚がやっぱりありましたね。
    というか諸悪の根源はあのイメージスクエアですよ。試し撮りまでしちゃったら欲しくなるに決まってます。失敗でした。

    狛さんも書かれていたように、残したい写真と重さとか不便さなどのネガティブな要素を天秤にかけたときに、
    今は多少の苦難を強いられてでも良い機材で残したい、という方に意識が向いてますよね。巨樹撮影なんかも
    ああ、もう一度違う機材で撮り直したい!なんて後悔するくらいなら最初から用意しておきたいなと。
    (撮り直したいと思えるほどの巨樹なら再訪もきっと楽しい旅になるはずなので、それもそれで有り!ですけど。)

    まあ、結局のところ写真だけでなくカメラそのものも好きなので、たまには自分の気分を持ち上げてやるためにも
    新しい機材が欲しくなる…というところに尽きるのですけどね。いいんです。楽しいから。

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