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セイコー プレザージュ SARX019 再レビュー

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何故だか分かりませんがセイコー SARX019で検索をかけてくれる方がとても多いんですよね。
公式の画像がアレ過ぎるので、実物の画像を参考にしたいということなのかもしれません。
製造数が少なく未だに店頭で見かけることはほぼないため、ほとんどの方がWeb通販での購入を検討されているのではないでしょうか。

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この時計の魅力は琺瑯文字盤。所有した感想としては本当にそれだけです。
ただ、その琺瑯文字盤が見せる表情が本当に魅力的なんですよね。

職人の手で1枚1枚作られた琺瑯製の文字盤。
デイト窓の付近がぽこっと凹んでいるのがお分かり頂けるかと思います。
この手作り感が堪らないんですよねえ…

正面から見ると本当に平凡でフツーな時計なんですが、手首を動かすと風防のカーブサファイアと平面ではない琺瑯文字盤が相まって、まるで氷のように冷たい氷結の世界を見せてくれます。この価格帯でこれだけ表情を楽しませてくれる時計は結構珍しいんじゃないでしょうか。

とにかくガラスが光を反射しまくるので視認性が良いとは決して言えませんが、この時計の場合その反射すらも計算してデザインされているように感じるのです。冬服の袖口にとても似合いますし、実際に冬が来るとこの時計に手が伸びることが自然と多くなります。

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あとはもう本当に普通の時計ですわ 笑
3〜4万円で売られているセイコー6R機と何ら変わりはありません。
ベルトも一応本クロコですが、どうしても純正にこだわる方でなければ購入して即替えられるか痛んだタイミングで別のメーカーのものに付け替えられる運命でしょう。この金額で本クロコ!と驚嘆するほどの質感ではありません。

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この時計を買うか否か…迷われている方はきっとこの厚さが不満なのではないかと思います。
私もこれが手巻き38mm、厚さ10mm未満、ノンデイトであれば文句なしでした。
何故この不細工なケースに入れた!と叫びたくなる気持ちはよく分かりますが、実際身に着けてみるとそこまで厚さは気にならないものです。
シャツの袖口にもギリギリ収まる厚みなので、着用していて鬱陶しく感じることは無いと思いますよ。

結構な数が出回っているはずなのに中古市場にあまり出て来ないことからも、購入された方の満足度はそれなりに高いものだと思われます。
万が一気に入らなかったとしてもセイコーとしては珍しくリセールにも期待出来るでしょう。
個人的には買って後悔のない時計だと思います。

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