
OLYMPUS PEN-F / OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
ということでX halfが無事到着いたしました。
カラーはシルバーを選択。大きいメイン機候補は反射に写り込みにくいブラック、極力街中で威圧的になりたくないスナップ機はシルバーな気分。
チャコール?うーん、特に興味なし。
とりあえず持ってみた感想は「思ったよりも安っぽくない」でしょうか。ええ、期待値が低かっただけに。
フィルム時代のPENがこれくらいのサイズ感だったような気がします。もっと重かったですけど。LOMO LC-Aとかそんな感じ。

インターフェイス、メニュー構成はもう完全にトイカメラですね。カスタマイズ性皆無。
「さてと。まずは撮影設定を自分好みにカスタムして…」とか一切ないです。
物理ダイヤルやジョイスティックなんてものは存在しないので基本タッチ操作で。
反応速度はスマホ黎明期の国産android並みですが、そもそもそんなに弄ることある?という感じで個人的には許容範囲内かと。

どうせこれも高額転売品がフリマサイトに大量に出てくるのだと思いますが、たぶん少し待てば扱いきれない中高年カメラマンが手放した中古美品が大量に並ぶのではないですかねえ。私はフィルム時代にLOMO LC-AやLC-A Wideなんかをガチ使いしていたので抵抗ありませんが、普通のおじさんなら一日触って「うーん…これは無理。」となるような気がします。ただでさえ割高なカメラですし、うおお流行に乗らないと!と定価以上のお金を出す前に、冷たいシャワーでも浴びて脳をクールダウンしてから冷静に考え直してみることをおすすめします。
以下、試し撮りした写真など。

FUJIFILM X half
これまた思ったよりまともに写る。
発売前に某カメラ店が公開していた撮影写真がちょっとイマイチだったもので期待していなかったのですが、日常スナップ機として普通に持ち歩けそう。

とりあえず日付の消し方がよく分からんのですが(説明書?もちろん読む気はない)
まあ、これで撮るときは日付入れっぱなしでいいかなと思っています。
ちなみに写真は全てクラシッククローム、無加工のJPG撮りっぱなし。
そもそもRAWで撮影したり出来ませんけどね。

巻き上げレバー?的なものをぐいっと巻き上げると組写真モードに。
あ、何故に横位置?と思われるかもしれませんがワタクシ昔フィルムのPENを使っていた頃もほとんどカメラを縦に構えて横位置撮影していたもので。
縦写真があまり好きじゃないんです。

画質に大きな不満はないものの、明暗差があるとやはり苦しい。
手前の森を黒く潰すか青空を真っ白にすっ飛ばすかの二択を迫られます。

ファインダーを覗いて撮ってみる。
撮影情報も表示されない、どこまで写っているかどこにピントが合っているのかも分からない素ガラスですが、ファインダーがあるだけで楽しい。
少し触ってみただけですが、いいんじゃないですかねX half。
とにかく出先で何でもかんでも撮りまくって帰宅後スマホアプリで写真をニヤニヤ眺めながら写真を整理する。
意外と良く写るし旅のお供に最適かもしれません。ムスメたちが小さい頃にこれがあったら楽しかっただろうなあ。
なんかもうこれの企画が通っちゃうFUJIFILMすげえなあというのと、これを10万円以上で売ってしまうFUJIFILMすげえなあと私の感想はそこに尽きますね。
他のメーカーでは絶対に企画が通らないし販売してもたぶん売れないでしょう。
「高くなってもいいからまともなセンサーを積んだまともなトイカメラがあったらいいのに。」と感じていた方には刺さるカメラだと思う。そして、そんなこと考えたこともないって方には全く刺さらないはず。私は前者なのでわりと満足です。先述の明暗差のある場面なんかにRAW撮影できたらなあ…と不満を感じるくらいか。(とはいえ比較的好印象なワタクシから見ても高いっすよねえ…これが5~6万円だったらなあ。)
きましたね、X half。
私が買うならチャコールでした(笑)。
レビューを拝見して色々と納得です。
巷ではトイカメラだなんだかんだと言われているようでしたが、日常写真では写りも充分そうですね。
もちろん質感は望むべくもないでしょうが、to-fuさんのようにLOMOを楽しんでおられた方には受け入れられる素地があるのでしょう。
ちょっとだけ欲しくなりました(笑)。
とはいえ、やっぱり高いですよねぇ。
ほんと5~6万円なら。
> RYO-JIさん
改めて考えるとレンズ交換機=黒か銀なので、チャコールで遊んでみてもよかったかもしれませんね。
描写はお散歩・旅カメラとしては私的には十分でした。ちょっと予想外です。ただ操作性は悪いですねえ。
ライカ的シンプルさを求めたのでしょうが、不思議とライカは操作性の悪さを感じないので色々煮詰まってない感が。
あとはやっぱり保険的にRAWで残せたらよかったのになあ…と。ファームアップで何とかなるといいのですが。
野心的なソフトウェアにお金がかかっているのは分かるものの、やっぱり高いですよねえ。
世のカメラマンの9割はGRを買った方が遥かに満足度が高いと思いますよ 笑
お久しぶりです、定期的に読ませていただいておりましたが久しぶりのコメントです。
自分いまだにちまちまネガに日付入りで日ごろの記録写真撮っまして(主に子供の写真)、
ネガはモノクロの長巻も高くてもう今の値段では買えないので、1本800円超える前に大量購入し冷凍保存しているものを切り崩し・・笑
少しずつ心もとなくなった冷蔵庫のフィルムをみながら、デート機能つきのいいカメラでないかなとおもっていましたので、X halfのデート機能大変気になっておりました。
写真を拝見しましたところ縦位置の左下にだけ入っていますが、これって縦位置の右上に移動できたりしますか?
(GR1とかその他の一眼のデータバックでよく横位置でとると左下に入って、それを右手を上に構える人であれば
縦位置の場合右上に写っていたあのイメージ)
それとすみません、一つ上のコメントですが、エンター間違えて押してしまいたぶん何も書いていないものが飛んでしまっています。消しちゃってくださいな
> Mさん
ご無沙汰しております。コメントありがとうございます。
フィルム、本当に高いですよねえ。いつだったかヨドバシで見て「ひゃっ!」って変な声が出ましたよ 笑
X halfは家族写真には(RAW不可・色々チープな点さえ許容できれば)最適だと思いますよ。
私も家族写真は昔から日付入りで撮影しています。パッと見ていつだったか分かるといいですよね。
デイト焼付機能についてですが、お察しのとおりの仕組みですね。
正位置で構えると右下に入りますので、私の持ち方(カメラを正位置から時計回りに90°回転)だと左下に、
Mさんのおっしゃる構え方だと反時計回りに90°なので、日付は右上に入る形になります。
昔どおりのスタイルで撮影しようと思うと色々難しい世の中ですが、これからもお互い写真ライフを楽しみましょう!