FUJIFILM X halfのフィルムカメラモードを試す

FUJIFILM X half

試しにフィルムカメラモード、36枚撮りに設定してふらふら散歩。
高台の神社でボケーっと景色を眺めながらパンを食べて帰路についた。

最近はEVF機を持ち歩くことがほとんどなので「ちょっと露出変えて抑えておこうかな」みたいな体験が却って新鮮だった。
今のカメラはカメラ任せで何でもやってくれるけれど、写真に限らず試行錯誤しているときが一番楽しかったりしますからね。

さあネガティブな意見の時間だ!

とことんアナログに寄せるのはいいとして36枚、48枚、72枚しか選択できないのはちょっと不便かなと思ったり。
フィルムのハーフカメラに寄せているのは分かるんですけど、あの枚数ってフィルム代というリアルマネーが絡む故の苦肉の策じゃないですか。
ハーフカメラユーザー御用達だった「ローソンプリント」なんてのがあって、フィルム現像代+L版プリント72枚で驚きの500円でしたっけ。
1枚撮るごとにお金が…と消耗する感覚あるからこそ72枚も撮れる喜びがあったわけですよ。

ええ、要するにデジタルだと36枚でも多すぎるんですね。たしかに面白いけど途中で飽きて止めたくなる 笑
「撮りきって現像するまでどんな写真か分からない」なアナログ感覚を表現するまではいいとして、撮影枚数くらいはデジタルである利点を活かして12枚、18枚、24枚あたりの設定も加えた方がよかったのでは?と感じました。ほら、友達とご飯を食べながらパシャパシャ撮って、その場で現像して「うわ、私ぶっさいくー!」なんて笑いながら盛り上がる。でも、36枚撮りだと撮りきれなくないですか?帰宅してから一人で現像しても何か違うんじゃないかなと。デジタル時代の疑似アナログだからこそ、もっと柔軟に楽しめる機能であった方がよかったように思います。

個人的には
・コンセプト違いなのは分かるけど、やっぱり救済用にRAW形式でもデータを残したい
・フィルムカメラモードにもっと少ない枚数設定を追加
要望はこれくらいでしょうか。X halfがもっと楽しいカメラになりますように。

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