
FUJIFILM X-Pro2 / XF 35mm F1.4 R / Film Simulation PROVIA / Grain Effect weak
FUJIFILM X-T20 / XF 18mm F2 R / Film Simulation PROVIA / Grain Effect weak
運動がてらチャリンコでどこかへ行こう。
ということで、昨年も訪れた京北町の白山神社を目指すことに。

別にまあ急勾配な坂道だとかそんなことはどうでもよろしい。
ただ恐怖の全面アイスバーンだけは勘弁していただきたかった…

あぁ、こいつが見えると疲れも吹っ飛ぶんだよなあ。
正直、周囲の杉が大きいので巨大さに興奮することは全く無いんだけど、このツクバネガシは何だか暖かいのです。

左中央の古墳みたいな丘のてっぺんに生えているのがツクバネガシ。
何だろう。集落をじっと見守るような、そんな暖かさを感じます。

裏側。二股に分かれている箇所から杉が育っています。
100年、200年後には杉に乗っ取られているのかもしれません。

右側の幹は既に空洞化しており、根元近くでへし折れてしまっています。
他所様のサイトを拝見すると樹高18m〜30mほどと様々な記載がありますが、京都府公式サイトの18mが一番近いのではないかと思います。

左側の幹は真上でなく丘の裏側に向かって伸びているので、高さ自体は大したことありません。
もしかすると右側の幹が健在だった頃は30m近い巨樹だったのかもしれませんね。

ここは集落の雰囲気含めて大好きなのです。
もう少し暖かくなったらここでゆっくり本でも読みたいなあ。
ただ次回からは車でいいや…帰りがしんどい。
京都の自然二百選 白山神社のツクバネガシ
樹齢 約360年
樹高 約18m
幹周り 約7.9m
自分のブログでも白山神社の話を書いてましたが、こちらも白山ですね。
二度見に行きたくなるというのは、きっと自分に合っているのだろうと思います。
環境含め、そういうところがあるというのはいいですね。
自分も、結局はそういう場所探しをしているのではないかと思います。
巨樹はその象徴なのかなと。
カシは成長が遅いので大きくなりづらいでしょうし、その間にも雪や風や落雷などに見舞われるわけで……杉などと比べると不憫に思います。
このツクバネガシの絡まり合った根や幹からも、苦闘の証が見えるかのようですね。
着生した杉は取ってあげて! と、それくらいはお役所の人がやってあげてもいいんじゃないか、などとも(笑)。
杉の生命力は脅威です。
> 狛さん
白山神社というとどうしても石川のイメージが強いですが、どうも全国にあるみたいですね。
場所探し。まさに仰るとおりで、今まで心身を休めたいとき必ず訪れていた場所が訳あって簡単に行くことが出来なくなってしまったので、ここ数年は心休める場所を探し続けているような気がします。両親が転勤族だったこともあって引っ越しが多かったので、帰ってきたなあって無条件に落ち着ける土地がないんですよね…
そう言われてみると損傷のないカシの巨木ってまだ見たことが無いような気がします。
この杉、何とかしてあげたいですよね。このままだと500年後にはカシを食らい尽くした杉の巨木がご神木になってしまいそうです。
見事なアイスバーンですね。
雪に不慣れな自分は、迷わず即Uターンです(笑)。
疲れが吹っ飛ぶ巨樹、ありますねぇそういうの。
その報われた感じというか、達成感というか、喜びというか。
再訪するほどの大好きな巨樹だということなんで尚更ですよね。
そしてこのカシは、幹周はもちろんその姿も印象的。
あったかい雰囲気が感じられる良いタイプの方のカシですね。
ほんと、根元で読書や昼寝がしたくなります。
> RYO-JIさん
アイスバーンの山道、僕ももちろん押して歩きましたよ 笑
無理して突っ込んでたら確実に転倒していると思います。
巨樹も本当に様々ですよね。
親しみやすいもの、おおらかなもの、神々しいもの、それから威圧的だったり何やら禍々しいものまで。
少し前までは立派な木だなあ…くらいにしか見えていなかったものが、いざ向き合ってみると本当に奥が深い。
面白いですねえ。巨樹。