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長野県松本市 梓川のモミ


SONY α7II / SONY FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G

そろそろ先月巨樹巡り旅の更新を。2日目、8月8日は4時半起床。だらだらと身支度を整えて高山市のホテルを5時半チェックアウト。流石にパン屋ですら開店前ということで、仕方なくコンビニでパンと牛乳を仕入れます。実は「梓川のモミ」を目指す前に別の巨樹を訪問しているのですが、正直なところ特筆するほどの何かを感じなかったので割愛します。

この画像は乗鞍岳の山中、平湯温泉の手前くらいだったと思います。本当に気持ちいいところで強く印象に残っています。巨樹抜きにでもまた行ってみたいというくらい、この辺りは素晴らしい光景が続いていました。(実はワタクシ、「平湯大ネズコ」という巨樹界の大物をスルーしてしまう痛恨のミスを犯してまして、次回こそは!という意味でもまた行かなければならないと思っています。)

さて、乗鞍岳を抜けて長野県松本市へ。
松本市梓川地区、大宮熱田神社には貴重なモミの巨樹が存在するということなので、まずはそこを目指すことにします。


大宮熱田神宮に到着。実のところ神社そのものにはあまり期待していなかったのですが、なかなかにピリッとした空気漂う素晴らしい神社でした。境内も広く、手入れも行き届いてる。実はこの拝殿に至るまでにもうモミの巨樹を発見してしまったのですが、何はともあれ巨樹の前にまずきちんと参拝です。(実は寺社の境内にある巨樹を眺めているときに何度か同好の士と遭遇したことがあるんですが、皆さん横付けした車から降りて参拝もされずにサッと写真を撮ってそのまま帰って行かれるんですね。まあ運悪くヤカラ系の人を続けて見てしまっただけだと思いたいですが、あれはちょっと良くないですね。)


既に見てしまったって、それもそのはず。鳥居のすぐ脇にそびえてるんですから。


裏側から。根本には「日本一の樅(モミ)の木」と書かれた石碑。

to-fuさんはウソが嫌いなので正直に書きましょう。というかこのブログは自分が訪問して「その場で感じたことを率直に残す」ことを目的として書いているわけですから、変に気を使って書いたのでは何の意味も無いわけです。はい。確かに大きく立派な巨樹ではあると思うのですが、実際のところこの巨樹と対峙して何を感じたか?と問われると、何も感じなかったとしか答えられません。いえ、理由は分かってるんです。恐らくこのモミは何も悪くないんです。

私のモミの木経験が兵庫県篠山市の「追手神社の千年モミ」しかないために、モミの巨樹の基準がその千年モミになってしまっているからだと思うのです。こちらも「日本一のモミ」を謳っていますが、この二本のモミを比べてしまうと追手神社のモミが2~3ランク格上であろうことは間違いありません。あちらからは真っ直ぐ屹立する塔のような、ズッシリした存在感を感じましたが、こちらは素直に大きな木だなあ…という印象。それ以上の何かを感じ取れないんですよね。あの迫力に当てられて感覚が麻痺しているのかもしれません。


県の天然記念物だけあって立派な立ち姿です。スギの巨樹と違い、根本の太さとあまり変わらないままに突き抜ける姿はそれなりに見応えもある。しかし…本当にすみません。今の自分にはこのモミの木から何かを受け取れるだけの経験値を持ち合わせていないみたいです。


モミの巨樹は貴重である旨、案内板にも記載されています。
樹勢も旺盛。どう見ても追手神社の千年モミより若く、まだまだこれからの巨樹だと言えるでしょう。


この巨樹が見るに値しないとはどうしても思えないのです。
何も受け取れなかったのは単に自分が未熟であるがゆえ。この先何本もモミの巨樹を訪問して見る目を養えたと実感できたときには、もう一度この巨樹と対峙してみたい。そんな風に考えています。失礼致しました。

梓川のモミ
長野県指定天然記念物
樹齢 推定600年(もっと若いように見える…)
樹高 43m
幹周り 6.3m

コメント:4

18-09-21 (Fri) 11:49

なるほど。と、知ったような口をきける立場ではないですが、一緒に追手神社の千年モミを見てしまった身としては、ちょっとこのモミに気の毒したような気分になりますね。
それはどうしたって仕方ないことで……いまこうして再びこちらに載っている千年モミの記事を見てみても、やはり差は歴然としてしまっています。
おそらく日本一の石碑の設置は、追手神社の調査より先だったのでしょう。
追手神社も追手神社で、なんだか無欲な感じがし(そこがまた良いですが)、言われて初めて気づいたみたいだったので、それもまたご愛嬌ですね。
我々としても、千年モミがまさかあれほどのものだと予想して行ったわけではなかったし、そこも仕方なし! 誰も悪くない! 笑
モミの樹って、平均して3、4メートルまでには至りやすい印象ですが、確かにここまでのものはなかなか数少ないと思います。
裏杉みたいな変形もないし、スリムで長身で規律正しい(?)樹種なんですよね。
千年モミが異常にでかすぎるんだよ! と、言ってるかもしれません。

「平湯大ネズコ」はすごいですね。標高が1500メートル近くとはいえ、訪ねる価値は十分ありそうです。
だいたい、この樹種はなかなか見ないですし……ああでも、このモミと同じ現象が起きて他のネズコが単にでかい曲げわっぱの材料にしか見えなくなったり……しないといいなあ。と。笑

to-fu 18-09-21 (Fri) 18:35

> 狛さん
あれを見てしまうと、どうしても他のモミは物足りなく感じてしまいますね…
こちらの巨樹もモミとしては相当に立派なもののようで、某先輩が独自に測定したところ実測値7.1mの幹周だったそうです。その幹周だと国内第3位にランク付けされるそうですね。国天に指定すべきだ!とサイト上で熱く語られていました。(気持ちは分かるけど、まず勝手に柵の中に入るのは人として間違ってるぜ…と思うのでリンクは控えます 笑)

「平湯大ネズコ」はなかなかでしょう?これは是非見てみたかったんですよ。
看板を見かけて「よーし、次の角でUターンだ!」なんて張り切ったものの、延々と下り坂が続いてUターン出来ぬままスルーしてしまいました。キャンプ場から歩いて30分くらいかかるみたいなので、戻ってしまうと以降の予定が大幅にズレ込みそうでして。次回はこの大ネズコを目的地として行ってみてもいいなと思っています。平湯温泉も風情があってスナップ写真撮り歩きするには良さそうなところでした。

RYO-JI 18-09-23 (Sun) 21:49

「平湯大ネズコ」は私もいつか絶対に行くリストにしっかりと入ってます(笑)。
さてこのモミですが、モミ未経験の自分的にはかなり目を引く存在だと感じたんですが、
なんだかお二方の感想からするとどうもアレな感じですねぇ。
というか、それだけ「追手神社の千年モミ」がスゴ過ぎたということなんでしょう。
あぁ、どんどん見たい巨樹が増える一方で困ります(笑)。

長野県は巨樹はもちろん、自然のスケールがちょっと異次元だなぁと感じます。
1週間くらいゆっくり滞在したいもんです。

to-fu 18-09-25 (Tue) 16:57

> RYO-JIさん
平湯までチェック済みとは流石ですね。恐れ入ります…
モミ自体そこまで巨大になるものではないようなので、このモミもモミの中では間違いなくトップクラスなのだと思います。しかし一発目が断トツのナンバーワンだったので、それと比較せざるを得ないこの方はちょっと可哀想でした。追手神社のモミはおすすめですよ。日帰りで「木の根橋」とか「藤坂の大カツラ」とか色々楽しめちゃいます。柏原は町並みも良い感じでした。

岐阜や長野は気軽に行けませんが、やはり個々のレベルが異常ですよね。
京都は県北、奈良は県南…のように普通は巨樹の分布にばらつきがありますが、全域にそれぞれ大物が散らばっているイメージです。ぐるっと回るならホント1日2日では全然足りません。

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