車中泊からの岐阜県巨樹巡り

SONY α7RIII / SONY FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G

某標高1,700m地点で車中泊。いつも駐車場に自分の他に車が停まっていると気を使うしなんか嫌だなあと感じるものですが、明かり一つない完全なる暗黒の山奥に一人ポツンといるのはこれがなかなか不安なもので、いざ行くまでは到着したら星でも撮ろうとかコーヒーでも淹れてのんびりしようと思っていたのが完全に心折れました。怖すぎ。すぐ横に熊さんとかいそうな気がするし。仕方なくランタンを灯した車に引きこもり、寝袋にくるまってツーリングマップル関西版をパラパラとめくっているうちに眠り込んでしまったみたいです。たぶん1時頃就寝。あ、新しい冬用寝袋&インナーシュラフですが、すこぶる快適でした。まるでこたつのように暖かい。中華謎メーカー製4,000円の安寝袋ですが大当たりでしたね。

5:20起床。ランタンを灯してぽけーっと1年を振り返る。巨樹巡りのおかげで今年は本当にたくさんのところに行ったなあ。日本には、いえ、身近なところに実はこんなに感動が満ち溢れていたのかと、ただただ驚く毎日でございました。そうこうしているうちに夜明けです。寝袋一式を片付け、洗顔と歯磨き。さて、巨樹に会ってパンでも食べよう。と巨樹に向かったわけですが、そこでサルの大群に包囲、威嚇されるという貴重な体験をいたしました。下手に大声なんか出すと襲撃されそうだったので、スマホから大音量の音楽を流すことで撃退に成功。勘弁してくれよ。

ところどころで車を停め、ポチポチとシャッターを押しながら進みます。いやしかし本当に素晴らしい体験だよな。これは。宿命のように付きまとうダンプカーに挟まれてダム湖を抜けた先に広がっていたこの景色も、きっと死ぬまで忘れないでしょう。

今日何回サルを見たんだろう。岐阜県サル多すぎ。高速にまでいたぞ。

岐阜県に来たら鶏ちゃんなのです。鶏ちゃん食わずに帰れるかよ。

食後の牛乳。関と言えば刃物ですが関牛乳も(PR)。

最後の巨樹を見たお寺。結局再訪2本の新規3本。どれもこれも良かった。岐阜県最高だ。一応年内の遠征はこれまでかなと。ただ自分が1ヶ月も大人しくしていられる人間じゃないということを良く知っているので、来週くらいにはもう破棄しているかもしれません。まあそれはそれで。今回の旅…というと大袈裟ですが、巨樹巡りは他人様の親切のおかげで成立したと言っても過言ではありません。いや本当に。他人様に与えていただいた親切は、やはり自分も何処かで見知らぬ誰かに返したいものです。

3件のコメント

  1. ↑ スミマセン。
    これ何度目でしょうか・・・ほんと老化が激しいです(汗)。

    サルの大群に包囲&威嚇は経験したくない状況ですね。
    個体としてはそうでもないですが、大群はサルどころかアリでも勘弁してほしいです。
    あっ、自然の中の暗黒世界の車中泊は想像すらできませんよ、怖くて・・・。
    でもね、鶏ちゃんは食べたいです(笑)。

  2. > RYO-JIさん
    いえいえ、僕もよくやってしまいますので…
    車中泊と言っても普段は道の駅の駐車場なので明かりがあるんですよ。今回は考えてみれば街灯も民家も数km圏内に存在しない場所だったので、何かあったらこれはやばいなと気が気ではありませんでした。サルもあの石徹白サンの目の前だったので…あれは恐怖でしたね。しかしここまで来てサルに負けて帰るのかよ、と思うと流石に悔しくて 笑
    鶏ちゃんはマジで美味いですよ。あれは岐阜県の至宝です。

to-fu にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。