
Nikon Z f / Nikon NIKKOR Z 24-70mm F4 S
24-70mm F4に付け替えて大クスの周りをもう一周。
リサイズ画像では全く分からないけれど、四隅の画質は中華単焦点20mmより安定感がある。
中華単焦点はそもそも安定感を求めたコンセプトの製品ではないだろうし、小型軽量お散歩レンズというだけで価値があるのだが。

ただこのレンズ、デフォルトで強力な電子補正が当てられており補正ありきで描写が成立している感は否めない。
なんとなく盛大に電子補正されたデータをさらに補正しようとすると調整幅に余裕がないような気がしていて、最近のフルサイズレンズに多い電子補正ありきの設計って実際のところどうなんだろう?と感じる今日このごろ。ニコンZレンズってRAWデータに強制で補正プロファイルが当てられていて、カメラ内どころかAdobe Camera Rawでも解除できないんですよね…

日差しを浴びて透けるクスの葉が心奪われるくらいに美しい。
こういうのを撮影するなら中望遠単焦点でふわっと行きたいところ。しかし肝心の中望遠さんは部屋に置きざりなのだった。
本当はレンズを何本もずらっと並べて取っ替え引っ替えのんびり数時間撮影できたら理想的なのだけど、10月はまだ藪蚊の大群が…
それでも午前、午後と合わせたら大クスの前で3時間以上過ごしているのだから、流石はレジェンド巨樹と言えましょう。









