旅の断片

Nikon Z f / Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 S

早朝の加太漁港。
しばし自由行動として一人ぶらぶら撮り歩きながら夜明けを待つ。真っ暗な海にキラキラゆらめく漁船の灯りが幻想的で見入ってしまった。
昔から真冬の早朝の空気が大好きだ。まだぼんやりした頭の中が身を切るようなキリッとした空気で満たされるのが心地いい。

本日、今年初めてダウンジャケットを羽織る。もう冬ですな。紅葉を眺めようとかそんな気分になりませぬ。
ムスメたちが夜のドライブに連れて行けと申すので京都市内をぐるっと一周して天王町のエネオスで給油、併設のドトールで一服して帰路についた。
雪国出身のヨメは冷気耐性ゼロにつき自宅待機。どれだけ寒いところで育とうが寒いものは寒いのだそうな。

旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

遥か彼方に見えるのは徳島県?
今回は自由気ままな一人旅ではなかったので最低限の機材(といってもカメラ2台)で臨んだけれど、今度はたくさんのレンズを引っ提げて一人でぶらぶら撮り歩いてみたい。海岸沿いを適当に流しているだけでフォトジェニックな景色に溢れていて、機動性の悪い車が邪魔くさく感じますな。何しろ停車場所がないもので。これがバイクだったら、ちょっと停車してサクッと撮ってもっと楽しめるんだろうなあ。

早速今朝、たまごかけご飯に角長の「濁り醤」を垂らしていただく。
口の中に広がる濃密なうまみと、食卓にふわっと漂う湯浅の町並みで嗅いだ醤油蔵の香り。うんまい。

ということで、本日は濁り醤に合わせる美味しい豆腐を買いに行くことに。
服部のきぬごしととようけのソフト、お揚げさんを購入。ついでにいかりスーパーでぶりカマも手に入れて準備は万端。
美味しい醤油を手に入れただけで一日が楽しすぎる。

和歌山酒飲み旅

Nikon Z f / Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 S

先月四国でたまたま雑談した東大阪のおっちゃんから教えていただいた和歌山市の「多田酒店(多田屋)」。
和歌山で飲むなら多田屋や!なのだそうで、後日たまたま友人から和歌山のおすすめスポットを聞かれた際に「和歌山=多田屋らしいで」と伝えまして。
そこから会話が発展して何故か「よし、来週我々で行こう!」となりました。なんという勢い任せな展開。

早朝に白崎海洋公園到着。
その後海岸線をぶらぶら撮り歩き、路上のそこらに無造作に置かれた無人販売1袋100円みかんを大量購入して醬油発祥の地、湯浅を散策。
このインフレ時代にあの和歌山の100円みかんはどうなったのだろうか?と気になっていたのですが、全く変わらずで笑うしかないという。
湯浅では念願の角長さんの「濁り醤」を購入できました。(れもんさん情報ありがとうございました)

その後和歌山市入りして車を早々にホテルの駐車場に放り込み、朝っぱらから多田屋でだらだら。

流石に何を注文しても美味しいですね。
本業が酒屋だけあって、雑然としたお店の外観からは想像できないくらい地酒の種類が豊富で驚かされました。
十四代とか田酒、九平次みたいなレア種も普通に置いてある。まあ私は和歌山の地酒以外眼中にありませんでしたが。
地の料理には地のお酒が一番合うのです。〆に粕汁をいただいてフィニッシュ。もう何も胃に入らないってくらい飲み食いして一人5,000円強。

いいなあ和歌山。

Diary

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

新レンズの試し撮りで雲ケ畑を散策した後、少しだけ足を延ばして小野郷へ。
私が毎年密かに楽しみにしている「岩戸落葉(いわとおちば)神社のイチョウ」の黄葉を眺めてきました。

7~8年ほど前までは知る人ぞ知るほとんど無名の神社だった記憶。
近年はテレビや黄葉情報サイトなどで取り上げられることもあるようで、他府県ナンバーの車が随分と増えました。
それでも京都市中心部の名所と比較したら閑古鳥が鳴くほどの閑散具合ですが。

人混みに揉まれて黄葉、紅葉を眺めたところで風情もくそもあったものではない。そう思いませんか?
私としては検索結果にも出てきてほしくない「そっとしておいてくれスポット」なので、タイトルにも地名は記載しませんでした。
今回一応巨樹記事としての掲載ですが、たまたま辿り着いた人だけが知ってくれたらそれでいい。ということで。
ちなみに幹周は目測で恐らく巨樹巨木未満の3m台後半。どう甘く見積もっても4m程度かと思われます。

公共交通機関でのアクセスには難があります(一応京都駅からバスあり)が、京都の黄葉ならこちらが混雑嫌いな私のおすすめナンバーワン。
そのまままっすぐ京北へと流れて常照皇寺の紅葉を眺めれば、まだ風情があった頃の京都の雰囲気でイチョウとモミジ両方楽しめます。

立派な巨樹クラスだけが見る価値あるイチョウというわけでもない。
黄葉本番にはまだ少し早かったようですが、とりあえず私はもう今年の黄葉を堪能できたかなと満足しております。

黄葉の時期は夜になると大イチョウを明かりで照らしたりもしているので夜の訪問も綺麗ですよ。
ただし京都市中心部と比べると3℃、下手すると5℃近く寒いので、しっかり寒さ対策してお越しください。

2023/11/13訪問
「岩戸落葉神社のイチョウ」
樹齢 約350年
樹高 約30m
幹回り 目測3~4m

京都府京都府京都市北区小野中ノ町90

Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 Sを購入 試し撮りなど

RICOH GR IIIx

ニコンキャッシュバックキャンペーン!
ええ、前回キャンペーン終了直後にZ 5、40mm、28mmを立て続けに購入して合計3万円損した私としては今回手を出さずにいられなかったのです 笑

40mm、28mmは散歩用レンズとしては全く悪くない。むしろお気に入りのレンズですが想像以上に出来が良かったZ fさんの本気を見てみたくなりまして。
しかし困った。(デザイン面で)欲しいレンズが無い。決してデザインが悪いわけではなくZ fに似合うレンズが皆無なのです。

一時トチ狂ってZ 24-70mm F4 Sを買って巨樹用に。などと変な方向に向かいかけましたが、理性を取り戻して購入したのがこのZ 50mm F1.8 S。
Z fにもギリギリ似合うデザイン…いえ、決して似合いませんね。私の許容範囲内ギリギリのデザインがこのレンズだった、という話。続きを読む →