旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

無事生き延びた未熟児の子ヤギ。乳を飲めずぐったり座り込む姿が心配で遠巻きに眺めていた5月を思い出していた。
イキモノが持つ生命力の力強さ、そして何としてでも生きようとする本能のすごみを感じる。

志々島にやって来たきっかけは間違いなく大クスだったのだけど、今や私にとって単なる大クスの島ではなくなってしまった。
この島に生きる人々、イキモノ、そして自然環境。それら全てが愛おしい。
かつて「to-fu君は絶対気に入ると思う」と紹介していただいた粟島のすぐ隣という偶然にも何やら運命を感じるのだった。粟島もいいよなあ。

RICOH GR IIIx

PEN-Fの中古品を物色し続けている。
流石に7年前?の機種だけあってデッドストックは存在しないので、それなりにきれいなものを。
相場を見ていると良品クラスで大体14万円~かなあ…有名中古店には在庫が皆無でほとんど個人店レベルの出物しかないので適正価格かどうかは謎。
同価格帯のカメラと比較してしまうと、少し足せばOM-1の中古が買えると考えたら「ないわー」という感じではある。

発売時はあまりの売れなさにオリンパス開発陣のトラウマと化したと言われるPEN-Fだけど、まさに今売るならコレ。新型PEN-Fなのでは?と思わなくもない。
今ならあの白物家電の新製品くらいにインパクトのなかったOM-5なんかよりずっと売れるのではないかなあ…

旅の断片

LEICA M10 / Leitz Elmarit 135mm F2.8

適当に車を走らせて、適当な場所に車を付けたら防波堤に腰掛けてぼけーっと海を眺める。
散漫になりがちな広角・標準域のレンズより中望遠単焦点でスパッと切り取る方が好みなのだけど、コンパクトでよく写る旅向けレンズが皆無なのが辛い。
最近になって90mmまでは随分選択肢が増えたとはいえ不人気中の不人気135mmとなるとコシナさんですら手を出さない始末。
F3.5、F4くらいでいいからズミルックス50mmくらいのサイズ感でどこか出してくれないものだろうか。別に中華メーカーでもいい。

あ、そういえば本日ニコンさんからZ 135mm F1.8 Plenaが発表されてましたっけ。お値段40万円ですけど…
これティーザー動画で見ると幻想的な描写でイイ!と思ってたんですけど、公式サイトのサンプルを見るとそこまででもない感じ。実際どうなんだろう。

あとは最近デジタルのPEN-Fが気になっている。
あれくらいコンパクトでがちゃがちゃレンズ交換が楽しめるカメラがあったら旅先で面白いだろうなーと。
ライカでよくない?と言われたらそれまでなのですが。ヨドバシでしか触ったことがないので実際触ってみたいというのもある。

旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

船はいい、私にとってまさに非日常。これが旅だ!とテンションが上がる。
まあ決して船酔い耐性が高い方ではないので、あまり長時間の船旅となると辛いものがあるのですが。
たまーに短時間乗って旅情を味わうくらいでちょうどいいのかも。
短時間なら海に向かってひたすらシャッターを押し続ける行為にも飽きないし。

瀬戸内の離島を訪れる度に、心の再起動ができたと強く実感する。これは志々島も粟島も同じ。
目的はない、予定もない、何もないことの贅沢さよ。
目の前に溢れるモノに惑わされがちな現代だからこそ、ヒトが本来持っている感性の豊かさを忘れないようにしたいものです。

Diary

Nikon Z 5 / Nikon NIKKOR Z 40mm F2

本日はコロナ禍以来久しぶりに朝の御室八十八ヶ所霊場めぐりをしてきました。
まあ1時間半程度の軽ハイキングなんですが、ばかみたいにカメラ2台ぶら下げて歩き回るとなかなかいい運動になります。
基本皆さん水筒とタオルくらいしか持っていないので本当にばかみたいに見えるのが難。

LEICA M10 / Sankyo Kohki Komura 135mm F3.5 (L39)

しかし後半折り返して石段を下っていると猛烈な腹痛が…下りの一歩一歩がボディブローのように響く。
結局終盤大幅にショートカットして事なきを得ました。いえ、事なきを得てなかったら大事なんですけど。
既に見知った道だから命拾いしたものの、これが初見で正規ルートしか知らなかったら(人として)死んでいたかも。
やはり自然の中で遊ぶときは万全の体調で臨むべきだな、などと大袈裟なことを思う。

旅の断片 志々島の大クス ※2023年9月より今まで以上に近付けなくなりました

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

志々島に渡った一番の目的はもちろん大クスの下で過ごす時間。
しかし残念なお知らせが…

既にタイトルに記載してしまったので何ですが今年の1月に大クスに触れられなくなったところに思いもよらぬ追撃。
少し離れたところに鳥居が新設され、そこから先に立ち入ることが出来なくなってしまいました。続きを読む →