旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

一晩お世話になったきんせんかの掃除を済ませ、一息ついたら最後の散歩へ。
たった一晩泊まっただけなのに帰省中の実家を離れるかのような寂しさを感じる。

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

ヤギたちにも別れの挨拶を。
生後3日目を迎える未熟児は上手に乳をもらえるようになっていた。
ように見えたのだけど、どうも母ヤギが器用に猫を被っていて人間が見ている間だけ子育てするのだそうで。前途多難である。

さらば志々島。
(そろそろ穏やかな瀬戸内海が恋しい…)

Diary

PENTAX K-1 / PENTAX smc PENTAX-FA 50mm F1.4

モニターの見すぎで目が痛い。
ということで、某タイヤレンズの旧モデルを持って肉眼レフ(裸眼)のピント調整(休養)へ。
魚ヶ渕吊り橋で転落者が出たとかで橋全体が通行止になっていた。
どうせ橋の上でふざけていたのだろう。そうでもしないと転落しようがないわけで。
ごく一部のまぬけのせいで世の中がどんどん不自由になっていく悲しみ…

そして川辺にチェアを置いて読書。
Kindle Paperwhiteは目に優しくて助かる。これがスマホやタブレットの輝度なら目が潰れていた。
ただ初代モデルなので流石にそろそろ買い替えたい…壊れないし普通に使えるから買い替えるきっかけがないの。

足先だけ川の中に入れて読書していると風が肌寒いくらいに感じられた。

新カスタムイメージの「GOLD」。
なんというか少し狙いすぎている感があるので、パラメータを弄ってもう少し効果を弱めにして使ってみたい。

旅の断片 志々島の大クス 5

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

朝5時を回り空の青さが増し始めるにつれ、呼応するかのように大クスの葉も青みを帯び始めた。
そして獲物がやって来たことにようやく気付いたのか突如襲来する蚊の軍団。
思えば今年初めて蚊に刺されたのが、この志々島旅だったな…

ペチンペチンと蚊を叩き落としながら6時頃まで大クスの周りをふらふら歩き続ける。
昨日の疲労もあって足が既に限界近い。腰をかがめるだけでぐわっ!とかぐえっ!と声が漏れるような状態。
しかし、その疲れに見合うだけの対価は得られた。もう何も思い残すことはない。

志々島の大クスよ、永遠なれ。

旅の断片 志々島の大クス 4

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

日の出直後、早朝の大クス。
朝靄がかった大クスも美しかったがやはりスカッと抜けるような青空の下で眺める大クスは別格。
黄金色にかがやく新芽の美しさには言葉を失い、ただただ立ち尽くすことしかできなかった。
冗談抜きに思った。ああ…もうここでこのまま死んでもええわ、と。

日中の青々とした立ち姿とはまた違った表情が見られて嬉しい。
季節だけでなく天候や時間帯によっても全く違う表情を見せる巨樹。
だからこそ面白いし、やはり気に入った巨樹には何度でも会いに行きたくなる。

マジックアワーとはよく言ったもので撮影しているうちにも躊躇なくその表情が移り替わってしまう。
ああ、もう少しだけ待ってくれ!心の中でそう叫びながら無我夢中でシャッターを押しまくっていた。
じっくり三脚を構えて、なんて気合いを入れて三脚をかついできたのに展開する余裕がない。

志々島で過ごした時間はどれも強烈に記憶に焼き付いているけれど、何が一番印象に残っているかと問われたら早朝の大クスだと即答できる。
巨樹愛好家ならずとも一生に一度は眺めておいて損のない光景ではないかと。

旅の断片

LEICA Q

一日かけて巨樹をめぐったので昨日は長浜市街を自転車でぷらぷら回る。
こちらサラダパンで有名な木之本のつるやパンが手掛ける食パン専門店。
家族へのお土産に総菜パンやラスクなど購入。
本当はプレーンな食パンが欲しかったのだけど、まだ焼き上がり前だったので断念することに。

商店街を撮り歩いて長濱八幡宮を参拝。
こういうのは人の少ない平日の朝にかぎる。

LEICA M10 / Leitz Summarit 50mm F1.5 “山崎ズマリット”

終日どんより薄曇りの一日で風景撮影的にはパッとしなかったけど翌日になって晴天のくそ暑さを味わうと薄曇りでよかったなと。
元々関西は大雨の予報だったのに一切降らなかっただけでありがたい。
しかし琵琶湖を眺めていると海が恋しくなるので困るのだった。

本日は自宅でのんびり疲れを癒しつつ、PENTAX K-1をファームアップして新カスタムイメージ「GOLD」を導入してみたりとか。
室内でちょっと試し撮りしてみた感じだと何となくFUJIFILM感がすごい。(雑な感想)