滋賀県巨樹めぐり

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

ただいま長浜市の宿で休息中。昨日から滋賀県の巨樹をぷらぷらめぐっております。
ほとんどの巨樹が再訪ですが色々あって(面倒くさがって)記事にまとめていなかったので、今年は写真を撮り直して書き上げてしまいたいなと。
実に5年ぶりに眺める滋賀県東部の巨樹たち。ああ、この辺懐かしい!と当時の記憶をたどりながらの散策も悪くないものでした。

今回唯一ハジメマシテな巨樹。見応えあったな。
リスト上のサイズだけで判断してはいけないことを改めて痛感。

LEICA Q

今回の秘密兵器。アンチ・インセクト・ネックスカーフッ!!虫を寄せ付けないぜッ!!
藁にも縋る想いで買ってみたのですが、たしかに昨日顔回りは一切蚊に刺されませんでした。
少なくとも「おにやんま君」よりは効果がありそう。(今回持ってくるのを忘れた)

防虫性能がどれくらいの期間長続きするかが未知数ではありますが。
天然に存在する化学物質(除虫菊)と構造的に類似した人工の接触忌避剤のため安心して着用が可能、とのことなので小さなお子さんを公園で遊ばせるときなんか首にかけてあげるといい感じかもしれません。汗拭きタオルにもなりますし。今のところ個人的には好感触。

Diary

FUJIFILM GFX50S II / Leitz SUMMILUX 50mm F1.4 2nd

昨晩も深夜の撮影散歩。
そろそろ夜風ですら気持ちよくない季節になってまいりました。
くそ盆地特有のもわーっと体にまとわりつく不快な風が、今宵も私の不快指数をレッドゾーンにぶち上げる。

GFXをフルサイズクロップモードにしてSummilux 2ndで撮影。
数十年前のレンズとは思えないくらいまともに写る。

どこぞのアレみたいに虹色フレアが出せるんだぜ?なんて軟派なことは主張しないガチンコ硬派な標準レンズ。
やっぱり私は真面目に造られたプロダクトが好きだ。
いえ、別にアレが不真面目なプロダクトだとは言いませんけど。(言わないけど思ってる)

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 63mm F2.8 R WR

純正63mm単焦点。GFX50SIIを使い始めて早一年。
当初は不慣れだった4:3のアスペクト比にすっかり体が馴染んでしまった。
巨樹撮り用途には収まりがよくて結構気に入っている。

大阪府豊能郡能勢町 八坂神社のスダジイ(八坂神社のしい)

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR
FUJIFILM X-H2 / XF 10-24mm F4 R OIS

ゴールデンウイーク直前に訪れたスダジイの巨樹。
実は既に3度目の訪問なのですが撮影してから随分と時間が経ってしまい…いつか再撮影してから記事を執筆しようと心に決めていたのでした。続きを読む →

旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 110mm F2 R LM WR

4時起床。既に空が明るみ始めていた。山に囲まれた京都盆地と比べると日の出が早すぎて焦る。
いや、そんなことより寒い…誰だ温暖な瀬戸内だし寝間着もTシャツでいいだろなんてナメてたのは。
気温は13℃。このままおフトンに戻って二度寝してやろうかと悩みつつも身支度し、コーヒー片手に早朝の海を眺めに出かけた。

美しい…
一日でこの時間帯が一番好きだ。まるで世界を独り占めしているかのような気分になる。

昔は私にとって風景撮影といえば広角レンズだった。というか対象が何であれ広角レンズで撮っていた。
もちろん今でも広角レンズで撮影したダイナミックな風景写真は大好物なのだけど、当時とは少し趣向が変わったような気がしている。
雄大な景色の特に美味しいと感じる一部分だけを持ち帰る中望遠レンズによる風景撮影も贅沢で面白い。

ボケ量とか圧縮効果とかテクニカルなことはどうでもいいのです。
ファインダーに写った目の前の景色の一部を持ち帰る、写真撮影という行為の極みとも言えるこの潔さこそが最大の魅力だと思う。
「俺が見ていたのはお前だ!」と、逃げも隠れもせずに日の丸構図でズガン!と打ち抜けると気分がいい。

旅の断片

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

夕暮れ時のひんやりした潮風が心地いい。
足がもう限界で拠点まで戻るだけでふくらはぎが攣りそうになるのだけど、あまりにも外が気持ちよすぎるものだから缶ビールとミニトマト、香川の地鶏をサッと炒めてポン酢をぶっかけたものを用意して再度港まで。一人で「あ、足がッ!!」とかぶつくさ言いながらちびちびと。楽しい。唯一の懸念は私の必須アイテム「やくそう(ロキソニンテープ)」を車の中に忘れてきてしまったこと。このポンコツ足は明日動いてくれるのだろうか。

日が沈むと噓みたいに肌寒くなってきたので片付けて帰還。
庭にテーブルを展開して金陵 純米吟醸とトリ貝刺身、サワラの塩焼き、鯛茶漬けでフィニッシュ。
ほとんど徹夜で動き回っていたこともあって布団に入った瞬間眠りに落ちた。21時就寝。

そういえば夜中少し目が覚めて縁側で水を飲んでいたら、フクロウの鳴き声が聴こえた。
昨年大クスのところで見かけたアオバズクだろうか。
健康なうちに一度くらいは志々島で野鳥撮影散歩してみたいけど、これ以上荷物が増えると足が…