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愛媛

ムスメと二人旅


FUJIFILM X100VI

昨晩は馴染みの鉄板焼屋で色々ご馳走になり、3時半起きの疲れもあってヘロヘロになって22時就寝。
6時までたっぷり眠って早々にチェックアウトを済ませて朝っぱらから海水浴へ。
ビーチを貸切状態だ。


かけ冷や小、唐揚げとなす天。ムスメはかけ冷や小、うずら卵串としそ天。
屋島でかわらけぶん投げーの新屋島水族館へ。
癒されますなあ。しかし、まあまあの混み具合であった。
(屋島の水族館は色々あって応援しているので混雑が苦ではない。頑張ってほしいなあ。)


徳島市へ移動。ツインルームの空きが無かったのでトリプルルームを確保。馬鹿みたいに部屋が広くて笑う。
夕飯は近くの小料理屋に行こうと思っていたのだけど私もムスメも体力を使い果たしてゲームイズオーバー。
せっかくムダに部屋が広いので宿でのんびり過ごしております。

いやー日に焼けた。日焼け止め?余裕で貫通してきますからね。東南アジアの人みたいになってます。
しかし、これこそ夏!近くに海があるっていいなあ、というつまらない感想。海水浴場ガラガラだもんなあ。
こっちだと混雑するわアホみたいな駐車料金取られるわしょうもないジャンクフード一品で軽く1,000円飛ぶわテーマパークみたいですから…
あの雰囲気が心底大嫌いなので、気持ちよく海で遊べるだけで旅費を払った価値はあったかと。

あ、たまたまだけどX100VIを手に入れられてよかった。究極の旅カメラですなこれは。
高画素化してクロップ撮影機能も強化されたので本当に隙がなくなった。
FUJIFILMのデジタルテレコンは昔から単なるクロップ、トリミングではなく周辺の画素補完形式なのが素晴らしい。
いわゆるアップスケーリングというやつ。

旅の断片


LEICA M10 / TTArtisan APO-M 35mm F2 ASPH.

海沿いを自転車こぎこぎ、休憩のため立ち寄った公園より。
水道の水を頭からざばーっと被ると生き返った心地がした。
ベンチに腰掛けて記念に一枚。

こちらLEICA M10の撮りっぱなしJPGだけど、M10で撮ったこの空の発色が好きすぎる。
少し褪せた色再現がまるで私の曖昧な記憶そのもののようで、後日見返すと「そうそう、これこれ。この感じ。」みたいにスッと馴染む感じがある。
国内メーカーでは唯一FUJIFILMがこの「記憶色」の表現を模索できていると思っている。
フィルムシミュレーションが他社の「なんたらイメージ」的なものと一線を画しているのはその考え方の軸にあるのではないかと。

記憶色の模索を「オシャレ」、「エモい」などとくそチャラい方向に解釈してしまうあたり、他所の国内メーカーでは如何にもカタブツのおっさんが頑張ってるんだろうなあ、感が漂ってどうも…ろくな写真経験もない若いオネーチャンを起用して、オサレ旅スナップみたいな…いや、そういうのじゃないんスよ。もっとこう、実際には行ったこともなければそこで過ごしたこともない風景写真を見て懐かしいなあと郷愁を感じてしまうみたいな。心のスキマにスッと入り込んでくる自然な表現。そういうものだと思うわけですよワタクシは。

旅の断片


Nikon Z f / TAMRON 70-300mm F4.5-6.3 Di III RXD

野鳥を撮るには射程距離が足りないけれど、旅先でネコや風景を撮るのにちょうどいい。
ただ、用途を考えるとNIKKOR Z 70-180mm F2.8(TAMRON製)を買った方がよかったのでは?という気がしなくもない。
しかし70-180mmの方がお値段もずっと高いわけで、この辺で妥協しておくのがよいかと。上を見たらキリがない。


朝、昼と夏バテ防止のために山道を歩き回ってきましたが、最早暑さが尋常ではありませんね。
まるで日差しが殺し屋のようだ。

私が大富豪だったら高原の土地を買い占めて下々の民を見下ろしながら暮らすのに…
「暑くて外に出られないわ」と嘆く少女をお札で作った扇子で煽ぎつつ「どうだ涼しくなったろう」みたいな。
ちなみに香川県の銘菓 灸まんのパッケージデザインをしたのも、あの有名な風刺画を描いた和田サンなのだそうで。
くそ暑い中こんぴらさんを無事踏破した暁には、近くの灸まん美術館で和田サンの作品を眺めてクールダウンするとよいですぞ。

OM SYSTEM カレー


LEICA M10 / TTArtisan APO-M 35mm F2 ASPH.

さあ、笑うがいい。

「OM SYSTEMがカレーを新発売」というニュースを目にした瞬間、何言ってんだこいつと思ったのは私だけではないはず。
うーん、せめて送料無料だったらなあ。とか何とか言いながら、ものは試しにとまんまと買ってしまったワタクシ。

脱OMDSした今だから笑えるけど、これが同じく人的リソースの乏しい手持ちのカメラメーカー…例えばPENTAXがカレーを新発売!なんてニュースを見た日には、つい「◯ねよ、くそが」と声が漏れてしまうかも。いや、そりゃカレーは外注だろうけど企画だ何だと手間はかかっているわけでね…

「カメラやレンズに代表される商品だけでなく、カレーのような新しい商品を通してアウトドアライフの充実を応援するため」
何を言ってるのか私にはさっぱり分かりませんが、OM SYSTEMってモンベルみたいな総合アウトドアブランドでしたっけ。
まあNIKONだってようかん売ってたじゃないか!と言われるとアレですが、事業規模も違いますしね…あれは美味しかった。


カメラ(それもこのときはおライカ様)の落水が怖かったので膝までしか浸からなかったけど、それだけでも全身の汗がすうっと引いていく感覚がある。
ここにパラソル立ててデスクとチェアをどぼ漬けして働いたらかなり捗るのではあるまいか。
風に舞う波飛沫とべたべたな潮をまとった砂塵で、あっという間にPCがデストロイしそうではありますけど。

旅の断片


LEICA M10 / TTArtisan APO-M 35mm F2 ASPH.

昔そこの漁港で釣りしたなあ、とか色々思い出していた。全然釣れなかった記憶。
もう1時間どこかで時間を潰せていれば、この美しい青空と天空の鳥居のコラボが楽しめたのに。
まあそれが写真。思いどおりに事が進まないから面白いのです。

アリエクのセールで謎メーカーのMマウント50mm F1.1単焦点レンズを買おうか悩むこと48時間。せめて円が死んでなかったら。
プライムセールは相変わらずロンのガイ。Amazon謹製と令和最新型ばかりでめぼしいものは全てセール対象外という。
辛うじて買えそうなのは日用品と食料品くらいか。うーん。近所のスギ薬局の方が安くない?


令和時代に訪れたフィルムカメラブーム! 「ちょっとノスタルジックな印象」若者が熱視線 21年ぶりに新商品発売の企業も|TBS NEWS DIG

おお凄い!本当にフィルムカメラ売れてるんだ!
よりも、え?デジカメこんなに売れてないの?死に体じゃないか…な印象が強すぎて。
そらメーカーも安価なラインを切り捨ててハイエンドモデルに注力しますわ。

ぶっちゃけフィルムカメラも感度高い一部の人にウケてるだけでブームというほど流行ってませんよね。
映像序盤のフィルムを見て「なにこれ見たことない」の反応が普通だと思います。

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