晩秋の四国旅 2022

FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

6:00起床。
のんびり身支度して本日は祖谷ルートを北上、香川県を目指す。
そういえば今回は明石海峡ルートで徳島県に上陸して川之江JCT(四国中央市)、高知県を経て香川県と、四国4県を地味に踏破していたのだった。
まあ愛媛県なんて高速道路で僅かにかすっただけですが。

朝一番の目的地はやっぱりアレ。国指定特別天然記念物「杉の大杉」を眺めておかなければなりますまい。
それにしても何度撮っても上手く撮れないので困ってしまう。ワイド端28mmでは手も足も出ないのが現実でございました。
かといってこのお方の場合、超広角で撮ったところでイマイチ迫力が表現できない気もするんだよなあ…

うお、あんなところにも家が!電線まで通ってるぜ!
なんて相変わらず感動しながら北へと歩みを進める。素晴らしき現代日本のインフラをこの先どこまで維持することができるのか。
高知県も都会生活に疲れたワカモノの移住先として結構な人気があるそうなので、彼らの活躍に期待したい。
都会暮らしに何の魅力も感じなくなったおっさんの一人として、陰ながら応援しております。
ということで地物の野菜果物やらコンニャクやら色々購入して祖谷へと向かう。

晩秋の四国旅 2022

LEICA M10 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 ZM

前日の日中2時間ほど寝ただけでほとんど徹夜の状態で歩き回っていたため、シャワーを浴びて1時間ほど仮眠。
ブリの子煮をアテに高知の地酒をちびちびやりつつ、夕日が落ちていく様をぼんやり眺めていた。
朝焼け、夕焼けが美しかった一日は、それだけで何だか得したような気分になる。

FUJIFILM X-Pro3 / FUJIFILM XF 35mm F1.4 R

夜はソファに腰掛けて持参したコーヒーやらお茶やら飲んでぽけーっと過ごす。
初日から歩きすぎたので早々に寝てしまおうか悩んだが、宿近くで鍋焼きラーメンを食してシメとした。うまい。
その後もう一度シャワーを浴びて歯磨き、夜景を眺めながらまたしばらくぽけーっとして22:30就寝。よき一日であった。

晩秋の四国旅 2022

LEICA M10 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 ZM

正午近くになり、賑わい始めたひろめ市場に別れを告げる。
今も昔もほろ酔い気分でひんやりした風を浴びながら街を撮り歩く時間がたまらなく大好きだ。
もう特に目的もないがホテルのチェックイン時間までには余裕があるため、ふらふらと適当に撮り歩きながら公園で流れる雲を眺めていた。
別に観光名所ばかりめぐらなくても、普段と違う景色を眺めているだけで旅情を感じるには事欠かない。

夜には坂本龍馬生誕祭なるまるで安っぽいキャバクラのようなイベントが催される模様。
まさかのバースデーケーキには坂本龍馬さんもビックリだろう。
出店が立ち並び、よさこいやライブイベントなどで盛り上がるようだ。

え?ワタクシですか?
もちろん人混み嫌いの私が出向かうはずもなく。ホテルでひたすらちびちびやっておりました。
今となってはせっかくの遠方のお祭りなんだから、雰囲気くらい覗きに行ってもよかったのでは?と思わなくもない。
しかしまあ「酔ったら外出するな。太田胃散を飲んでさっさと寝ろ。」が座右の銘なので。はい。

晩秋の四国旅 2022

LEICA M10 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 ZM

しばし駅前を歩き回り、公園で金魚を眺める。
開店直後からお昼前なら空いているだろうと狙っていたひろめ市場へ。
狙いどおりまだ席がスカスカだったため、目的のウツボをいただくことにする。

FUJIFILM X-Pro3 / FUJIFILM XF 35mm F1.4 R

写真がウツボじゃない…だと!?
ええ、飲み食いに夢中で撮り忘れました。というか写真!と思った頃にはもう食べかけだった。

桂月→酔鯨→土佐鶴→レモンサワー。
アテは藁焼きカツオの塩タタキ→ウツボのタタキ→ウツボの唐揚げ→カンパチのお頭焼き・くじらユッケで〆。
こう言ってはアレだけど酒も料理も適度なチープさ加減がとても良いと思う。
高知に求めてるのはこういう雑多さなんだなあ。

お昼前には店内が混み始めたので早々に撤退。
最近混雑回避のため京都でも早朝の観光が人気だとニュースで見ましたが、頼むから流行らないでくれと願うワタクシ。
お昼を過ぎたらもう家に帰りたくなるし、15時を過ぎたらもう頼まれたって外になんか出たくないのだった。
外出マインドが平日朝方に特化してくると週末日中の観光とかホント狂気の沙汰としか思えない。

晩秋の四国旅 2022

LEICA M10 / Carl Zeiss Biogon T* 28mm F2.8 ZM

桂浜を離れて名もなき集落を散策する。
名もなきって…まあ普通に地名があると思いますが。

漁村の雰囲気が大好きな自分としてはここでぼけーっとしているだけで軽く夕方まで潰せそう。
とはいえ、あれだ。今回の目的は二つ。海を眺めること、ウツボを食べること。
今日はウツボを食べる必要がある。

ということで、しばし散策して早々にホテルの駐車場に車を放り込ませてもらったのでした。
余所の街では極力乗り物に頼らず、地に足つけて歩き回るのが一番だと思っている。
歩けば歩くほど自分という存在が街に溶け込んでいくのが実感できる。