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FUJIFILM GFX50S II

鳥取県鳥取市 落河内のカツラ


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

初の鳥取県の巨樹。いつか行くなら必ずこの巨樹は!と心に決めていたカツラの巨樹です。
今回の鳥取旅は早朝の一番いい時間帯にこのカツラを眺めるための深夜出発だったと言っても過言ではない。
実際ほとんど徹夜の状態に耐えてまで行くほどの価値ある巨樹だったの?

さあ、どうでしょう。それでは書き進めてまいりましょう。 全文を読む

最凶最悪・兵庫県道550号線


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

鳥取県から兵庫県入りした私は香美市の山中にある「長瀬八幡神社のタブノキとホオノキ」を目指していた。
旅に出るとどうも気が大きくなるのか危険察知能力のネジが飛んでしまうことがある。
本当にこれ通れるのか?そう訝しがりながらも突入した自分は、きっと疲労と興奮でどうかしていたのだろう。
巨樹めぐりなんて趣味をしている以上悪路や狭路なんてものは必然的に付きまとうけれど、ここは文句なしに過去最凶最悪の険道だった。

兵庫県道550号線。
こちらのサイトで詳しく説明されているため私から特に加筆することはない。
そしてこの解説には一言一句違わず同意する。本当にヤバすぎる道だった。


私は先のサイトの方とは逆の下りルート。
写真だとほとんど平坦な山道に見えるが実際はかなりの急勾配である。
右側はガケ。窓から顔を出して覗き込んでみるが谷底は見えない。
ハンドル操作を少しでも誤れば即死。実にシンプルで分かりやすい。

私もブラインドカーブを2、3個過ぎたあたりでエンジンを停止して固まってしまった。
「これは無理だ。やっぱり引き返すか?」しかし戻るだけの技量もなければ度量もない。諦めて進むしかないのだ。

比較的路面がまともなところでしか写真を撮影する余裕がなかったので伝わりにくいと思うが、路面は極めて悪い。
落石はごろごろ転がっているし、スギの落ち枝がまるで避け難い宿命のように路面に横たわっていた。
落石をどかそうにも車のドアを開ければ足元はガケ。少しつまずいただけで死ぬ、ボロッと法面が崩れても死ぬ。
当然降車する勇気など無いのでパンクしないことを願い、ガッコンガッコンと落石を踏み抜きながら超絶徐行で突き進んだ。冷汗が止まらない。


550号線を抜けて「道の駅 あゆの里矢田川」に着いた私は誇張無しにへたり込んでしまった。
車なんて所詮道具としか考えていない人間なので別に車に愛情も愛着もないけれど、今回ばかりは土下座謝罪したい。
あの車の底にぶすぶすとスギの枝が突き刺さった負傷兵のような姿を見てしまうと流石に、ねえ。
対向車が来たらどうしていたか…考えたくもないけれど、協力して登り側が集落までバックする以外に術がないと思う。

地図で見るとごく普通の県道なのが最大の罠だなと。
とはいえ景色が変わり始める頃には誰もが間違いなく「これはヤバい…」と気配を感じるわけで、避けようと思えば避けられる罠だったような気もする。

途中停車している間、家族に電話して最後に声を聞いておこうか、なんて真剣に考えてしまったワタクシ 笑
ああ、こうして五体満足に生きているだけで幸せなことなんだな。
例外なく人はいつか死ぬ。私だっていつか死ぬ。でもこんなところで滑落して死ぬのだけは勘弁願いたいなあ。

滋賀県米原市 清滝のイブキ(ビャクシン)


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

「池寺の大スギ」を離れてやって来たのがこちらのイブキ(ビャクシン)の巨樹。
ずっと前からその存在は知っていたものの、やはりその小ぶりなサイズがネックで訪問するまでに至りませんでした。
今回思い切って立ち寄ってみたわけですが、とにかく圧が凄い。

初見のがっかり感から近付いてみての驚きまでのギャップを考えると、この日訪問した巨樹の中で一番印象に残っている巨樹かもしれません。 全文を読む

鳥取兵庫巨樹めぐりより帰還


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

昨晩ぼけーっと天気予報を見ていると翌日(今日)の京都市の最高気温は37℃というではありませんか。クレイジー。
ということで早々に就寝して早起きし、気温が上がりきる前に帰路上にある3本の未訪問巨樹を眺めてさっさと帰ることに。
昼過ぎには荷解きと洗濯を済ませてクーラーの効いた部屋で疲れを癒していると、自分が最適解を選んだ実感がありますね…
外を歩いているだけで健康を害する暑さだこれ。


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

この二日間のほとんどを兵庫県北部で過ごしましたが、本当に緑がきれいなエリアですねえ。
車を運転しているだけで業務によって消耗した視力のリジェネレーションがすごい。
国道に沿って流れる川の水がいかにもきれいで、トチやカツラの巨樹が多い理由はこういうところなんだろうなと納得。
ついでに感想を述べると兵庫県北部は年寄りの運転が荒い。運転免許の返納を拒絶する老人って、きっとこういうやつらなんだろうなと納得。

メキシコの山奥でも走って来たの?ってくらい車が泥だらけなので早く雨降ってください。(洗車する気はない)

鳥取兵庫巨樹めぐり


FUJIFILM GFX50S II /  FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

ダンシングお姉さん@鳥取砂丘
恒例の深夜出発。兵庫県北部で巨樹めぐり…の予定が鳥取県まで。目と鼻の先なのでまあ。
暑すぎて死亡。1日でTシャツ3回着替えました。しかし鳥取のカツラは最高だったな。

今日は兵庫県のカツラも2本見て来たのですが、濃厚なメープル臭がするのは鳥取の某カツラだけでした。
焦げたメープルのような強烈な香り。あの香りを発する条件って一体何なんだろう。
(もちろん黄葉の時期はどのカツラも香る。鳥取の某カツラは7月にして黄葉シーズン以上の焦げメープル臭だった。)


FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 56mm F1.2 R

自分用のジャパニーズウイスキー「鳥取」、その他家族へのお土産などなど購入。
鳥取に来たのは幼稚園の頃以来(何年前やねん)なのでアホみたいに色々買ってしまった。
こちらは鳥取砂丘マフラータオルッ!!早速明日首に巻いて活動します。


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 32-64mm F4 R LM WR

離合ポイントすら存在しないえげつない山道を延々突っ走りました。(軽の四駆以外走ってはいけない道だったと思う)
巨大アブに吸血されて流血しました。(チクチクするな…と思って払ったら巨大アブが吸血中だった×2回)
今にもクマが飛び出してきそうな山の中をチリンチリン鳴らしながら歩き回りました。(途中からトランス状態に突入してどうでもよくなった)

これぞ巨樹めぐりだ!最高!
ということで、現在兵庫県豊岡市の安宿で香住鶴 夏限定山廃純米吟醸をちびちびやっております。
明日も数本巨樹を回る予定だったけど、もうどうでもいいな。体力も気力もない。今日一日が濃すぎた。

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