ホーム > タグ > FUJIFILM X-H2

FUJIFILM X-H2

旅の断片


PENTAX 645Z / PENTAX smc PENTAX-D FA645 55mm F2.8 AL [IF] SDM AW

朝散歩→仕事→食後の散歩→仕事。以上。
特記事項皆無、まさに虚無のような一日であった。


FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 16-55mm F2.8 R LM WR

そろそろ旅欲が高まってきた。海へ逃げたい。
今のところ高知、岡山、和歌山あたりが候補。
久々の松山、久万高原なんかも悪くないか…など。

Diary


FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 56mm F1.2 R

久々のまとまった雨。昨日存分に歩き回ってきたため特に引きこもりも苦にならず。
今月は先の富山遠征で一ヶ月分楽しみ尽くした感があるので、今はただ来月の旅に向けて無心で頑張ろう。


Nikon Z6IIIが発表されました。何か凄いですね。私は動画関係全く興味ないので物欲がピクリともしませんでしたが。
辛うじてメカシャッターが搭載されていて救いを感じた反面、いよいよ近い将来メカシャッター機は駆逐されるのだろうなと予感したり。
通貨がゴミと化した国内価格を見ると大幅値上げでビックリ。しかしドルベースで見るとお値段ほどんど据え置きで逆の意味でもビックリという。
これはまあ海外では大ウケするのではないかなあ。

そしてPENTAX 17も発表されたわけですが。
正直正面画像を見て「うわっ…ゲテモノ…」と軽く引いてしまいましたけど、全体を見るとペンタックスらしくて意外と悪くないかも?

ただ身も蓋もない話をすると、これに8万円出すくらいなら1万円でPEN Sでも買って7万円分のフィルムで撮りまくる方が写真趣味的に充実するんじゃない?って気がしなくもない。フィルム文化の継続とやらの要は間違いなくカメラよりもフィルムや現像環境の方にありますしね。環境負荷とか考えても時代に即してないし、今後復権するとは考えにくいからなあ。ドライウェルとか、もろ界面活性剤っスからね…

旅の断片


FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 16-55mm F2.8 R LM WR

志々島から眺める日の出。
温暖なイメージの強い瀬戸内だけど目の前が海で風もよく通るからなのか、朝晩はよく冷える。

去年の5月後半に友人と宿泊した際、部屋に置かれた暖房器具を見て「いやいやもうこたつとストーブは要らんでしょ。」なんて笑っていたのに、日が暮れるやいなや急激に下がる気温に震えながらこたつでぬくぬく夕飯を食べたのが懐かしい。あれ以降暑い時期でも必ず上に羽織る部屋着を持ち込むようにしている。


そういえば今年の8月、ようやく我がX-H2とX-T5にもファームアップで「リアラエース」が搭載されるとのこと。
え?GFX50SIIですか?画像処理エンジンが一世代前のX-Processor 4なので残念ながら対象外でございました。

しかしAdobe Camera Rawを開いてみると、プロファイルの中にリアラエースがフライングで登場しているではありませんか。
こちらがX-H2のRAWデータをリアラエースで現像してみたもの。うーん、リアラエース…なのかなあ。
記憶の中のリアラエースの色味はむしろ「クラシックネガ」に近かった印象がありますが。


こちらもリアラエース。
印象に残りやすいクラシックネガやノスタルジックネガはカラープロファイルとしてはむしろクセが強すぎて飽きが来るので、他社メーカーの所謂「スタンダード」的な立ち位置であるプロビアのパターン違いだと考えたらまあ扱いやすいのかもしれない。ちょっとだけPENTAXの「里び」に近いような気もする。

新緑の「志々島の大クス」


FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 16-55mm F2.8 R LM WR

観光客が帰り静まり返ったくすくすで島民の方と生ビール×3。アコウの煮付けなどいただく。
島暮らしのリアルな体験談を聞くことが出来て非常に充実した時間を過ごすことができました。感謝。
拠点に戻ってもう一度シャワーを浴び、真っ暗な海辺で地酒 金陵を飲みなおしたり。
色々いただいてお腹いっぱいなのだけど、買ってきたナマモノを全て胃袋に収める必要があったもので。
もうしばらく食べ物もお酒も見たくないです…という感じで部屋の片付けを完遂して22時就寝。

4時半起床。洗顔&歯磨きだけ済ませて寝間着のまま早朝の大クスへ。


春夏秋冬、そして早朝から夕方まで本当にたくさんの大クスを見てきたけれど新緑の時期の早朝に見る大クスに勝るものなし。
朝日を受けて黄金色にキラキラ輝く葉、そして湿度を帯びた空気にふわっと香るクスの花の香り。
これはもうたまらんです。確実に「to-fu的死ぬまでに見ておきたい10の絶景」の1つに入る。


それにしても…ほんの1ヶ月前のあの心地いい空気が嘘だったかのように不快指数MAXな日々が続いております。
本日33℃、明日は35℃ですって。今日ですら1時間外を歩いただけで心臓がバクバクいってたのに一体どうしろと。
高原の別荘とかいうやべえ負動産に手を出しそうになる今日このごろ。物件は格安だけど維持費で死ぬ。
自分が独身だったらもうとっくに北見や紋別あたりに移住していると思う。

新緑の「志々島の大クス」


FUJIFILM X-H2 / FUJIFILM XF 16-55mm F2.8 R LM WR

まだまだ整理できていない旅写真が多すぎる。幸せなことです。
こちらは島に上陸した日の午後。缶ビール片手に海を眺めて海沿いをひとしきり歩き回り、ヤギやネコと戯れて一旦帰宅。
ササッと一発目のシャワーを浴びて洗濯機を回しつつ、部屋着に着替えて観光客が去った無人の大クスへとやって来たのでした。


聞こえてくるのはクスの葉が風に揺られて立てるサラサラという音と小鳥のさえずり。
あとはたまーに船のポンポンポンポン…という駆動音が微かに聞こえるくらいか。
人の声も車のエンジン音も一切聞こえない、殺意すら覚えるくそやかましいバイクなんかもちろんいない。最高すぎる。

立派なクスノキを眺めるのももちろん貴重な体験ではあるのだけど、こうした静寂を五感で楽しむことこそ最大の醍醐味なのではないかと思う。
Webや書籍で如何にリアルな超絶写真、ムービーを鑑賞したところでこればかりは絶対に味わえないことだから。
わざわざ時間とおカネを費やして遠出する理由って結局心の奥底、根源的な欲求がそういうモノを求めているからなんだろう。


日が傾き始めると少しずつ樹木の色味が変わって見えはじめる。
季節や天候だけでなく、時間帯の違いだけでも本当に巨樹の表情って大きく変わるんだなと。
他の巨樹を眺めていてもせいぜい2時間くらいのものなので、普段はあまり意識することがないのです。
ああ、ここまで変化するものなんだ。分かっているつもりだけど分かってなかった。色々な気付きがある。

さて。夕方から島民の方と軽く一杯やる予定なので機材を片付けて拠点へ戻ろう。
「また明日」もちろん返事なんて無いのだけど、ここから立ち去る度に自然と脱帽して声をかけてしまうワタクシ。
まあ大クスさんも決して悪くは思っていないのではないか。思ってないといいなあ。

Home > タグ > FUJIFILM X-H2

CATEGORIES

Return to page top