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FUJIFILM GFX50S II

志々島の大クス Spring 2024


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

志々島の大クスを撮っていると、心の底からGFX50SIIを買ってよかったと実感する。
先代巨樹カメラのα7RIIIも十分元が取れたと思っているけどGFX50SIIもたぶんとっくに元は取れているだろう。
逆に言えば大物機材を買ってしまったからには、やはり年に数回くらいはこの大クスくらいの大物と向き合う機会を作りたい。


なおα7RIIIは数年前一緒に志々島を訪れた友人に譲った。
この大クスとガチンコ勝負するにはフルサイズ機+超広角レンズが不可欠だと気付いてしまったそうで。
電気系さえいかれてしまわないかぎり今後10年は戦えるカメラだと思うので活躍させてくれることを願う。


たった1泊の滞在のうち5~6時間くらいはいつもここで費やしてしまう。
次回こそは海辺に椅子でも持って行ってのんびりだらだら地酒でもやろう、と思うのだけど。
今月は近所でおとなしく過ごして来月もう一度志々島旅に出かけようと目論んでいるので、今度こそは海辺でだらだらを実行してやりたい。
たぶん大クスの前で何時間も過ごすのは現実的に不可能だろうし。ええ、6月に入ると蚊の大群がね…

Diary


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

昨晩はムスメたちと一緒に自転車で市内を一周。
日中は暑すぎて外をうろつく気になりませんが夜は気持ちいいものですな。
そこら中に溢れかえる観光客を尻目に、ああ平日に好き勝手休める仕事で本当によかったと実感したり。
まとめて10日間くらい休もうと思うと事前に各方面への根回しが必要なので、そういう面では羨ましく感じたりもするのだけど。


本日は曇天、最高気温25℃。風がひんやりして心地いい。


富士フイルム デジタルカメラに関して目先の需要に左右されず利益重視で生産していく模様

国内のカメラメーカーとして初めてブランディングに成功しつつあるのはお見事だと思います。
が、目先の需要(国内需要)に左右されず利益重視(海外需要優先)で生産していく、と読めてしまう私は穿って見過ぎなのか。

ここまで円の価値が暴落すると世界展開する製品の値段が暴騰するのは仕方ありませんが、店頭にその製品の在庫が皆無という状況はいかがなものか…
新製品発売→店頭ではツチノコの如く姿を見ることがない→受注停止→気付けばディスコン→馬鹿みたいな金額でセカンドマーケットに高額転売。
この国内市場の現状がフジフイルムにとって理想的であると言うのなら、何かもう色々とアレだなーと思わざるを得ません。
どうしてこうなった。

【再訪】奈良県宇陀市 高井の千本杉


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

先日又兵衛桜を眺めた帰り道、久しぶりに「高井の千本杉」に立ち寄ってみることにしました。
近くを通るついでに何度か眺めたりはしていたものの撮影するのは2018年以来実に6年ぶり。

いやあ…相変わらず常軌を逸してるなこれは。個人的には合体杉の極致だと思っている。
せっかく写真を撮って来たので令和最新版の千本杉をどうぞ。 全文を読む

大きな楠の木の下で


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

ワンさん、荒ぶる。


ワンさんたちも大クスの生命力にあずかろうと必死で大地に身体をこすりつけておりました。
(いえ、飼い主さんいわく何かケモノのおしっこの臭いでもするのだろうということです。)


Panasonic LUMIX G100 / Panasonic LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.

そして新戦力がやってきた。
手持ちのペンタ645レンズがどれもフィルム時代のFAレンズなので、デジタル設計のD FAレンズを使ってみたかったの…
フルサイズ換算43.5mmということでFAリミテッド43mm的な感覚で振り回せていい感じ。
43mmはこれ1本で何でも撮れるぜッ!!って無敵感があって大好きな画角です。(実際に何でも撮れるわけではない)

志々島の大クス Spring 2024


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 20-35mm F4 R WR

集落をぶらぶら撮り歩き、宿台帳を記入して挨拶と前回の食い逃げ(コーヒー代払い忘れた)の謝罪を済ませたら念願の大クスへ。
「ああ…久しぶり。」思わず声が出てしまう。
変わらないなあ。変わらないでいてくれてよかった。


この大クスの下で過ごす時間は私の中で特別なものとなった。
巨樹と向き合うとか巨樹を撮るとか、そういう対象とは少し違ってきているのを感じる。
実家に帰ってじいちゃんばあちゃんを撮るような感覚。あと何回こうして写真を撮ることができるのだろうと考えると1分1秒が愛おしい。

じいちゃんばあちゃんと一つだけ異なるのが、ほぼ確実に私の方が先にこの世を去るということ。
私が他人と比べてあまり忙しい方ではないからなのか日頃からよく死について考える。
100歳まで生きているかもしれないし、あるいは明日にでもくたばっているかもしれない。
大クスの下で過ごせる時間は貴重であり有限だ。


今回も許可を得て無人の時間帯に3回ほど拝ませていただいた。
たくさん写真を撮ったので少しずつまとめながら公開していきたい。
志々島の写真をまとめていたら、今すぐにでも定期便に飛び乗りたくなってきたから困る。
6月前半、あるいは梅雨の時期のしっとりした大クスもいいかもしれない。しかしこれからの時期は虫地獄がな…

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