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FUJIFILM GFX50S II

徳島県徳島市 春日の大楠


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

阿波国一宮の大麻比古神社を後にしてやってきたのがこの徳島市の外れ、鮎喰川南岸の「春日の大楠」。ほとんど前情報無しに、それこそ大した期待もせずにやってきたのが申し訳なく感じるほど居心地の良いクスノキの巨樹でした。 全文を読む

徳島県鳴門市 大麻比古神社のクスノキ


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

徳島県の玄関口、鳴門市。淡路島ルートから四国に上陸してまもなくのところに鎮座するのが阿波国一宮である大麻比古(おおあさひこ)神社。四国巨樹旅の出発点とするにはこの上ない立地にして鳴門市最大のクスノキの巨樹を擁する、ということで何故今まで未訪問だったのか自分でも分かりませんが、アクセスが容易なだけに楽しみは後にとっておこうという気持ちがあったのかもしれません。今年はかつての情熱を取り戻すための一年にしたいという想いもあり、旅の安全祈願も兼ねて今回の出発点とすることに些かの迷いもありませんでした。 全文を読む

愛媛の記憶


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

まだ20代前半だった頃、友人と二人で丸亀市のやたら水深の深い銭湯に浸かった後にこの場所まで車を走らせたことを思い出していた。
あの風呂は中腰で浸かるのが正解だったのか、それとも膝立ちで浸かるべきだったのだろうか。
いつか再訪して番頭のおやじに確認しようと思っていたが、そんな謎の銭湯もとうの昔に潰れて無くなってしまったようだ。


LEICA M10 / Leitz Hektor 135mm F4.5

それにしても新緑の美しさが異常ではありませんか。
山奥に行くとまだまだ山桜が綺麗だったりするのだけど、今となってはサクラよりも新緑に夢中なのだった。
芽吹いたばかりの淡いグリーンだってこの時期だけの自然界からの贈り物ですからねえ。

久しぶりの四国巨樹旅 帰路へ


LEICA M10 / Leitz Hektor 135mm F4.5

4:30起床。コーヒーとクロワッサン2個を補給して宿近くの展望台にて夜明けを眺め、早めのチェックアウトを済ませる。二日間でやりたいことを全てやり尽くした感があったので直帰しようか悩みましたが、最後にもう一度カメラ片手に海沿いをぽけーっと散歩してから帰路につきました。私には穏やかな瀬戸内海が一番性に合っているような気がするのです。あれほど満足して帰る決断をしたはずなのに、帰宅した直後から次はいつ行こうかとそればかり考えているのがアレ。正直申し上げるともう一泊してくるべきだったとかなり後悔しています。

やっぱり一人旅っていいですねえ。旅が人を成長させる、旅に出て世界観が変わったぜなんて言われると「なんだこの薄っぺらい人間は!」と苦笑いなワタクシですが、単純に静かな環境で一人ぼけーっと自分のことや家族のことについて考える時間はとても大切だと思うのです。定期的に脳を再起動する、とでも言いましょうか。一度リブートするとしばらくの期間は普段より少しだけ他人に対して寛容になれるような気がします。効果が切れかけたらまた旅に出ればいい。


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

帰宅後はさっさとシャワーを浴びて旅の余韻に…いえ、面倒くさくなる前にやらねばと自転車に乗り換えてライカ京都店へ。もげたM10の接眼レンズゴム?の修理依頼です。マグニファイヤー1個で3万円とか4万円とかアホ極まった世界なのでドキドキしながら持ち込みましたが何のことはない。修理代金2,200円、約1週間ほどで戻ってくるそうです。1週間後というと私がゴキブリ以上に忌み嫌うGW期間に突入してしまうため、M10の回収が可能なのは恐らくそれ以降でしょうか。GW突入前に戻ってきたら嬉しいなあ。

久しぶりの四国巨樹旅 2日目


FUJIFILM GFX50S II / FUJIFILM GF 35-70mm F4.5-5.6 WR

昨晩は馴染みの鉄板屋で久々に外飲みビールを。挨拶がてら軽く食べて撤退する予定でしたが常連焼肉屋女将が余りものの肉を大量に持ち込んで登場したため焼肉祭(肉無料)と化し、結局満腹状態で宿に戻る。今にも倒れそうなくらい眠かったためシャワーを浴びて即就寝。6時までたっぷり眠り、午後から雨の予定なので午前中は昨晩のカロリーを消費すべく自転車こぎこぎ漁港で猫撮影に興じたり。


午後は予報どおりの雨。私の中のto-fu殿様が「余はもうクスを見とうない!別の巨樹を持ってまいれ!スギでもカシでも、シイでも構わん!」とゴネておりましたが、そこを何とかとなだめて西条のクスを2本。やっぱり見たら見たで気持ちいいものですねえ。幸い雨も大したことがなく、傘すら差さずにのんびり巨樹を眺めることが出来ました。もう本当にニヤニヤが止まりません。ああ、これが巨樹めぐりだったなあと。満足度が高すぎて、死ぬ。

本日は外食を控え、スーパーで高知のわら焼きカツオのたたきや愛媛県産のサワラの刺身など買い込んで宿でのんびり。地方テレビのニュースを見ていますが、ここで一気に脱コロナ?withコロナ?を進めようとしている印象ですねえ。個人的にはまだまだ人の多いところに出るのは抵抗がありますけど様子を見ながら少しずつ攻勢に出て行けばいいのかなという感じ。インフルエンザを完封できるほどの力を持つマスク装備の標準化などコロナ禍で学んだことや得たことをそのまま新しい生活習慣として残しつつ、かつての日常生活を一つずつ取り戻していきたいものです。

もう充分満足したので明日は京都に帰ろうかと。巨樹はいいぞ。最高だ。

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